初夏の木曽路（６）　滝メグラーが行く１２２　木曾八景・小野の滝

2011/06/05 - 2011/06/05

滝コミュニティのオフ会で、治山工事のため2008年から閉鎖になっていた登山道が開通したばかりの日本の滝百選・田立の滝へ行きました。メンバーはいつもの通り、JOECOOLさんご夫妻とkuropisoさんです。今年は入梅が早く天候が心配でしたが、祈りが通じたのか見事に晴れ。素晴らしいオフ会となりました。オフ会翌日、GOTOCHAN夫婦は初夏の木曽路の観光を楽しみました。

行程は以下の通りです。
６月３日（金）　移動日。ホテルルートイン中津川インター泊。
６月４日（土）　オフ会（田立の滝、柿其渓谷）。ホテル富貴の森泊。
６月５日（日）　妻籠宿、寝覚の床、旧中山道の滝（男滝、女滝）、馬籠宿。

寝覚の床の次に、国道19号線沿いにある超お手軽滝の小野の滝へ行きました。

小野の滝滝見難易度：０
参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア 木曽・塩尻(長野)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

妻籠から寝覚の床へ向かう途中、国道19号線に小野の滝の案内看板があり、通り過ぎながら滝の存在を確認しました（車を運転しながらでも見える）。この時点で戻る際に立ち寄ることを決めていました。

そして寝覚の床の見学を終えて小野の滝へ。道路脇には数台分の駐車スペースがありました。私たちが滝見物をしている間にも何台かの車が停車し、滝見物をする人の姿がありました。

小野の滝は国道19号線と並行して流れる木曽川に流れ込む支流に懸かる滝で、国道とはそう離れていません。滝の下流に行くには１枚目の写真の標識やこの写真の説明書きのある狭い道を歩くことになります。

この説明書きによると、小野の滝は木曽八景のひとつで、広重・英泉の合作である中山道六十九次の浮世絵に描かれている上松は、この小野の滝です。

狭い道をほんの少し歩くと川に出ます。すると滝の真正面です。この滝姿を見るととても国道沿いにあるとは思えませんね。落差は20mでなかなか立派な滝です。

滝口の様子。

落下即流れとなって木曽川へと注いでいるように見えます。

見上げると中央本線の線路が…

国道に戻って川に架かる橋から見た小野の滝。こうして見ると小野の滝の周囲がいかに人工物に取り囲まれているかがわかります。

同じく橋の上から。滝だけ切り取ると人工物は写りません。

滝に向かって左側には小さな広場があり、祠があります。

広場から。写真左端のコンクリートがJR中央本線の鉄橋の橋脚の一部です。

この位置から見ると小さいながらも滝壺があるのが確認できました。

この旅もいよいよ終わりが近づいてきました。妻籠に戻って男滝女滝へ向かいます。

つづく…