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スペイン西部・エストレマドゥーラ州バダホス県の人口5万人ほどの街メリダ。古代ローマ時代の重要な拠点であったこの街には多くの遺跡が残っており、「小ローマ」と呼ばれています。<br />★メリダのパラドールで昼食<br />★世界遺産のミラグロス水道橋、ローマ橋、ローマ円形競技場&劇場<br /><br />[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]<br />◎アロス・コン・レチェ

メリダ_Mérida 小ローマ!イベリア半島の中でも保存状態が良い古代ローマ遺跡群

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2011/04/24 - 2011/04/24

8位(同エリア41件中)

RAINDANCE

RAINDANCEさん

スペイン西部・エストレマドゥーラ州バダホス県の人口5万人ほどの街メリダ。古代ローマ時代の重要な拠点であったこの街には多くの遺跡が残っており、「小ローマ」と呼ばれています。
★メリダのパラドールで昼食
★世界遺産のミラグロス水道橋、ローマ橋、ローマ円形競技場&劇場

[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎アロス・コン・レチェ

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配

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  • 一泊したカセレスから60kmほど南に位置するメリダへ向かいます。まずまず良い天気。

    一泊したカセレスから60kmほど南に位置するメリダへ向かいます。まずまず良い天気。

  • メリダの街に入りました。<br />ここはローマ帝国時代、南北の「銀の道」ヒホン⇔セビーリャと東西の道トレド⇔リスボンの交錯点として、重要な拠点でした。

    メリダの街に入りました。
    ここはローマ帝国時代、南北の「銀の道」ヒホン⇔セビーリャと東西の道トレド⇔リスボンの交錯点として、重要な拠点でした。

  • まずは昼食、向かうのは...

    まずは昼食、向かうのは...

  • 「パラドール・デ・メリダ(Parador de Merida)」。

    「パラドール・デ・メリダ(Parador de Merida)」。

  • 元は18世紀の修道院でした。

    元は18世紀の修道院でした。

  • レストランへ。お昼時(14時過ぎ)を迎え、お客さんが増えてきてます。

    レストランへ。お昼時(14時過ぎ)を迎え、お客さんが増えてきてます。

  • 今日は、お得な昼のランチメニューでいきましょう。(値段は忘れましたが結構お手ごろでした。)

    今日は、お得な昼のランチメニューでいきましょう。(値段は忘れましたが結構お手ごろでした。)

  • 第一の皿: 紫キャベツをスープで煮込んだもの(料理名不明)<br />見た目は「え?」ですが、味はOKです。

    第一の皿: 紫キャベツをスープで煮込んだもの(料理名不明)
    見た目は「え?」ですが、味はOKです。

  • 第二の皿: 牛肉の煮込み<br />普通に美味しいです。

    第二の皿: 牛肉の煮込み
    普通に美味しいです。

  • デザート: アロス・コン・レチェ(Arroz con Leche)<br />はい、出ました。日本人の嫌いなスペインのデザートBEST3に入る例のヤツです(私の周囲の反応による)。正直、私も積極的には食べません。<br />「お米+牛乳+甘い」が、日本人の癪に障る様ですが、先入観を取り除いて食べてみると...ほーら、そんなには悪くないでしょ?ナタデココみたいで。

    デザート: アロス・コン・レチェ(Arroz con Leche)
    はい、出ました。日本人の嫌いなスペインのデザートBEST3に入る例のヤツです(私の周囲の反応による)。正直、私も積極的には食べません。
    「お米+牛乳+甘い」が、日本人の癪に障る様ですが、先入観を取り除いて食べてみると...ほーら、そんなには悪くないでしょ?ナタデココみたいで。

  • ごちそうさまでした。<br />何か奥が騒がしいな...と思ったら...

    ごちそうさまでした。
    何か奥が騒がしいな...と思ったら...

  • こういうことでした。<br />「Felicidades!」と声を掛けると、「Gracias!」で応えてくれました。

    こういうことでした。
    「Felicidades!」と声を掛けると、「Gracias!」で応えてくれました。

  • さて、お腹も一杯になったところで、まずはミラグロス水道橋へ向かいます。<br />途中で見た、サンタ・エウラリア教会。(Basilica de Santa Eulalia)

    さて、お腹も一杯になったところで、まずはミラグロス水道橋へ向かいます。
    途中で見た、サンタ・エウラリア教会。(Basilica de Santa Eulalia)

  • ミラグロス水道橋(Acueducto de Milagros)に着きました。

    ミラグロス水道橋(Acueducto de Milagros)に着きました。

  • 1世紀ごろに造られた通称「奇跡の水道橋」。

    1世紀ごろに造られた通称「奇跡の水道橋」。

  • 近づいて行くと...

    近づいて行くと...

  • 赤煉瓦と切り石による縞模様を造り出す外壁の耐久材。これは、後のイスラム教徒による、コルドバのメスキータなどのアーチ構造&色合いに影響を与えたと言われています。

    赤煉瓦と切り石による縞模様を造り出す外壁の耐久材。これは、後のイスラム教徒による、コルドバのメスキータなどのアーチ構造&色合いに影響を与えたと言われています。

  • 橋の上にはコウノトリ達が。カセレスとも近いですし。

    橋の上にはコウノトリ達が。カセレスとも近いですし。

  • お、観光列車が水道橋にも回ってきています。時間が無いor歩きたくない方にはこれが良いかも。(観光も写真もジックリは無理ですが)

    お、観光列車が水道橋にも回ってきています。時間が無いor歩きたくない方にはこれが良いかも。(観光も写真もジックリは無理ですが)

  • 次は、ローマ橋に向かいます。その途中、闘牛場に遭遇。

    次は、ローマ橋に向かいます。その途中、闘牛場に遭遇。

  • 車を川沿いのPに駐めて、グアディアナ川沿いを歩きます。

    車を川沿いのPに駐めて、グアディアナ川沿いを歩きます。

  • 綺麗で気持ちの良い遊歩道。

    綺麗で気持ちの良い遊歩道。

  • 見えてきました、ローマ橋(Puente Romano)

    見えてきました、ローマ橋(Puente Romano)

  • 穏やかな水面に写る逆さ水道橋と併せ、アーチが美しい橋です。

    穏やかな水面に写る逆さ水道橋と併せ、アーチが美しい橋です。

  • 古代より存続する最長(全長790m)の橋です。

    古代より存続する最長(全長790m)の橋です。

  • 現在は歩行者専用の橋です。かつては62の橋脚スパンを持つ755mの橋とされていましたが、今では60スパン721mとみなされています。アプローチ部分を含めると全長790mとのこと。

    現在は歩行者専用の橋です。かつては62の橋脚スパンを持つ755mの橋とされていましたが、今では60スパン721mとみなされています。アプローチ部分を含めると全長790mとのこと。

  • 橋のたもとにはアルカサルが鎮座しています。

    橋のたもとにはアルカサルが鎮座しています。

  • 1世紀にムーア人によって築かれた要塞です。

    1世紀にムーア人によって築かれた要塞です。

  • さて、いよいよ最後に取っておいたローマ競技場&劇場へ向かいます。

    さて、いよいよ最後に取っておいたローマ競技場&劇場へ向かいます。

  • 到着!

    到着!

  • ここでチケットを買います。ローマ競技場&劇場の共通券で入場ひとり8ユーロ。

    ここでチケットを買います。ローマ競技場&劇場の共通券で入場ひとり8ユーロ。

  • ここから入場です。

    ここから入場です。

  • 緑の小路を経て...

    緑の小路を経て...

  • 円形競技場と劇場が隣接するエリアへ。

    円形競技場と劇場が隣接するエリアへ。

  • ちなみにこれはメリダの市街図。

    ちなみにこれはメリダの市街図。

  • ローマ円形競技場(Anfiteatro Romano)

    ローマ円形競技場(Anfiteatro Romano)

  • 競技場へ続く通路。

    競技場へ続く通路。

  • スケール的に見るとやはりイタリア・ローマの円形競技場には劣りますが、あまり改修されて無い様で風化の度合いが逆に歴史を感じさせます。

    スケール的に見るとやはりイタリア・ローマの円形競技場には劣りますが、あまり改修されて無い様で風化の度合いが逆に歴史を感じさせます。

  • トリブナス(Tribunas)<br />ちょっと上等な観覧席といったところでしょうか。

    トリブナス(Tribunas)
    ちょっと上等な観覧席といったところでしょうか。

  • 紀元前8年に建築されました。<br />

    紀元前8年に建築されました。

  • 約1万5千人を収容できたと言う観客席。<br />

    約1万5千人を収容できたと言う観客席。

  • 続いて隣のローマ劇場(Teatro Romano)へ向かいます。

    続いて隣のローマ劇場(Teatro Romano)へ向かいます。

  • 紀元前15〜16年に、古代ローマ帝国のアウグストゥスの腹心で、ローマのパンテオンも手がけたアグリッパの指揮の下で建てられたそうです。<br /><br />

    紀元前15〜16年に、古代ローマ帝国のアウグストゥスの腹心で、ローマのパンテオンも手がけたアグリッパの指揮の下で建てられたそうです。

  • その後改装が行われていて、1世紀末から2世紀はじめのトラヤヌス帝の時代には、柱と彫像で飾られた舞台壁が造られたとのこと。<br />

    その後改装が行われていて、1世紀末から2世紀はじめのトラヤヌス帝の時代には、柱と彫像で飾られた舞台壁が造られたとのこと。

  • 劇場としては現代でも充分通用する設計ですね。

    劇場としては現代でも充分通用する設計ですね。

  • イスは何か張りぼての様な樹脂で整備されています。座り心地を考えてでしょうか。

    イスは何か張りぼての様な樹脂で整備されています。座り心地を考えてでしょうか。

  • 記念に一枚。

    記念に一枚。

  • 観客席の裏側です。風化が進んだまま残された場所が多くあります。

    観客席の裏側です。風化が進んだまま残された場所が多くあります。

  • 中世になり、キリスト教徒は演劇を不道徳としてみなしていたため廃墟と化し土に埋もれてしまいました。そして1910年になってようやく発掘が始まったそうです。 <br />

    中世になり、キリスト教徒は演劇を不道徳としてみなしていたため廃墟と化し土に埋もれてしまいました。そして1910年になってようやく発掘が始まったそうです。

  • 周囲にもちょっとした遺跡群が。

    周囲にもちょっとした遺跡群が。

  • この周囲は、更に330〜340年のコンスタンティノ帝の時代に、劇場装飾強化ということで石畳道なども新たに造られたそうです。<br />

    この周囲は、更に330〜340年のコンスタンティノ帝の時代に、劇場装飾強化ということで石畳道なども新たに造られたそうです。

  • 国立ローマ博物館(Museo Nacional de Arte Romano)

    国立ローマ博物館(Museo Nacional de Arte Romano)

  • 観光用トレンはここ(ローマ競技場&劇場近く)から出ている様です。

    観光用トレンはここ(ローマ競技場&劇場近く)から出ている様です。

  • ローマ帝国時代、ここはきっと一大レジャースポットとして栄えたのでしょうね。街を牛耳る人達や銀の道を行き来する商売人達が、ここで劇やら決闘やら鑑賞するのがステータスだったに違いない...なんて想像しながらメリダの街を後にします。

    ローマ帝国時代、ここはきっと一大レジャースポットとして栄えたのでしょうね。街を牛耳る人達や銀の道を行き来する商売人達が、ここで劇やら決闘やら鑑賞するのがステータスだったに違いない...なんて想像しながらメリダの街を後にします。

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