2008/01/03 - 2008/01/03
36位(同エリア41件中)
ねんくすさん
メリダの町の別名は「小ローマ」。
ローマ遺跡好きにとっては見過ごすことはできません。
心配だったお天気もぴかぴかの晴れ。
ローマ遺跡を堪能しましょう。
[旅程]
*12月31日 月曜日
エールフランス AF291 AF2100
関空 12:35 - パリ 17:20
パリ 19:15 - マドリッド 21:15 マドリッド泊
*1月1日 火曜日
マドリッド → トレド観光 → VALLE DEL JERTE
温泉リゾート HOTEL BALNEARIO VALLE DEL JERTE泊
*1月2日 水曜日
銀の道 世界遺産巡り
→ グアダルーペ → カセレス → メリダ
メリダ パラドール泊
*1月3日 木曜日
メリダ → セビリア
セビリア泊
*1月4日 金曜日
セビリア → コルドバ → グラナダ
アルハンブラ パラドール泊
*1月5日 土曜日
アルハンブラ観光
グラナダ → バルセロナ
Vueling VY1163 グラナダ 13:55 - バルセロナ 15:15
バルセロナ泊
*1月6日 日曜日
バルセロナ観光 バルセロナ泊
*1月7日 月曜日
エールフランス AF1049 AF292
バルセロナ 9:35 - パリ 11:30
パリ 13:30 - 関空 9:05 (+1 1月8日 火曜日)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
PR
-
小ローマ、メリダ。
宿泊しているパラドールから徒歩で、10分ほどで、
広大な遺跡公園が整備されています。
博物館もあるのですが、
私は何を隠そう、ローマ劇場好き。
それが、ここには2つも隣り合ってあるのです。
これは、絶対見なきゃね。 -
朝9時半からのオープンですので、
9時半に行くと、
一番乗り。
遺跡独り占め状態です。 -
2つの劇場の入り口は一カ所で、
観覧券は7ユーロです。
ちなみに、
博物館とのコンビネーションチケットもありました。 -
円型闘技場
Anfiteatro
と
劇場
Teatro
の見取り図がありました。
ふむふむどちらも同じくらいの大きななのですね。 -
まずは、
円型闘技場
Anfiteatro
に参りましょう。
アーチのある入り口から中にはいれます。 -
広い闘技場のぐるりを囲む形の観客席。
1万5千人の観客が収容できます。
闘技場なので、360度
どこからでも鑑賞可能ですよね。 -
しっかし、
今日はピカピカの青空ですが、
昨日の雨は酷かったです。
闘技場の真ん中はほとんど水たまり状態です。
そういえばテレビのニュースを見ていたら、
スペイン南部は大雨、に大嵐で
傘がおちょこになって観光どころじゃない天気だったという報道がありました。
この辺は雨だけですんでラッキーだったのかも。 -
闘技場にはいくつかの入り口があり、
あそこから、闘う人、
奴隷だったり、
戦士だったり、
時には動物が出てきたのでしょう。
グラディエーターの世界を思い浮かべてしまいます。 -
さすがに、ここで闘技が行われることは、現代ではないのでしょうね。
-
紀元前8年の建造。
兵どもが夢の趾 -
月並みな言葉になりますが、
やはりそんな言葉を思います。 -
さて、ローマ劇場好きの私にとってはメインイベントです。
劇場 Teatro を見に行きましょう。 -
見事なローマ劇場です。
観客席はおよそ6000席ほどで半円形に並んでいます。 -
舞台は
2世紀頃、ハドリアヌス帝時代につくられた列柱と
女神や皇帝の彫像で飾られた舞台壁があります。 -
劇場全体を見渡してみると、
典型的なローマ劇場の形です。
オリジナルは
紀元前18年に建造。
大雨の被害状況を見に来たらしい係員の人達が舞台に写っているのを見ると、如何に大きな舞台かわかっていただけるかと思います。 -
舞台壁に近づいてみることができそうなので、
一旦下におりて、
昨夜の大雨の水たまりを避けつつ
舞台の方に渡ります。 -
見る角度によって
-
表情が変わって見えますが、
いずれにせよ綺麗な舞台壁です。 -
首がとれていますが、
皇帝の彫像でしょう。 -
このような彫像が
-
舞台壁の下の方に
いくつも配置されていました。 -
舞台中央の柱の上には、、
女神の像。 -
朝日を浴びて舞台を見下ろしています。
舞台壁の中央、女神の像のあるところだけが舞台裏まで透き通しになっているのですが、
計算の上なのでしょうか。
朝日が、まっすぐ女神に注ぐと、舞台裏にある井戸まで
真っ直ぐに朝日の道ができます。
それは、それは、神々しい光の道でした。 -
舞台壁の裏側にも遺跡があります。
-
地中海、文明の十字路の遺跡といえば、、
モザイク -
床がモザイクで、
壁に壁画が彩色されている建物。 -
こういった建造物は、
イタリアのポンペイの遺跡や、 -
シチリア、
モロッコの遺跡と
同じスタイルです。
スペインも地中海の十字路の一部なのだと、
実感させてくれます。 -
ヨーロッパの国々を旅していて興味深いのは、
その国独特の文化はもちろんですが、
過去の国々の交流や争いの歴史のなかから残されてきた足跡をたどる事。 -
メリダのローマ遺跡は世界遺産ですが、
これは、本当に良いものを見せてもらいました。
期せずしてこんな旅程になった訳ですが、
よいお正月旅行だなあ、、と満足。 -
町の商店街を冷やかしつつ
パラドールに帰ります。
遺跡公園の前にあった食料品店。
おかしの詰め合わせ美味しそう。 -
ハムやさんだ!
骨付きハムがこれでもか〜とつるされています。
スペインの人は、これを一本買いするものなのでしょうか?
関空に、検疫犬のビーグルがいなければ、
一本持って帰りた〜い!!
・・・ビーグル犬でなくても、これだけ大きければ検疫の係官の目をかすめるのは、ムリだってば。。 -
お店を冷やかしても、
やっぱり気になるのは食料品店ですか、、 -
お散歩のワンちゃんにも気をとられ、
-
金色の豚さんにも気をとられ、、
-
スタイルの良いお姉さんにも気をとられ、、
って、私って何者!?
と、歩いていると、 -
商店街の真ん中で、
遺跡はこちら、のサインを見つけました。
入ってみると、
遺跡、、 -
モザイクです。
こんな風に町のあちらこちらに遺跡が残っているのですね。 -
この広場の左手、
丁度、夕べ焼き栗を買った屋台がでていたところですが、、 -
ここにも古代都市の痕跡が残っておりました。
-
古代都市の成り立ちの説明の看板が傍に。
水道があり、劇場があった大きな都市。
当時としては最先端の近代都市だったのでしょう。
銀の道、銀を運ぶ交通の要衝として、発展していたメリダの町。
遺跡好きにはたまらない町です。 -
もちろん、
現在も大きな町で、流行のおしゃれなお店が並ぶ商店街ですが、 -
歴史と共存している素敵な町でした。
-
メリダで最後の寄り道は、
市場です。
この煉瓦色の建物が市場の建物でした。 -
中に入ってみると
屋内なので、ちょっと薄暗いですが、
おおっ、まさしくヨーロッパの市場!! -
八百屋さん、
-
お肉やさん
-
一段下がった階には
お魚屋さん。 -
そのままのお魚もありますが、
フィレにさばいて売っているものも多く、 -
イカの詰め物をした状態で売っているものもありました。
何が詰まっているんでしょうか?
食べてみた〜い。 -
パラドールのお部屋は12時まで使えたので観光して、帰ってきてからチェックアウト、余裕でした。
-
今日は、アンダルシアの都市、
セビリアに向かいます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
52