2011 France 初夏のブルターニュ地方へ。夏だけどカキ食べます！①出発～TGV切符の発券～パリ泊

2011/06/18 - 2011/06/25

ブルターニュ地方の訪問は、今回で３回目。
だけどこんなにじっくり滞在したのは初めて。
４年前にちらりと立ち寄ったサンマロを拠点に、近隣の街をぶらりとしました。

◆訪問地◆
・パリ（寝るだけ）
・サンマロ
・ディナン
・モンサンミッシェル（ノルマンディー地方ですが…）
・ディナール
・カンカル

往復ＪＡＬです。
現地での交通手段はＴＧＶとバスと普通列車。

相変わらずハプニングはありましたが、無事に帰ってこられたので、
ヨシとします。（詳細は旅行記内参照）
終わりよければすべて良し！です（楽天家）

まずは、出発からパリ泊までの旅行記です。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回、往路のみJALのプレミアムエコノミーを予約しました。
（マイルが溜まったので、アップグレードという形です）

プレミアムエコノミーだとラウンジが使用できます。
こちらはサクララウンジからの眺め。
JALの機体がたくさん並んでいました。

その機体のコックピットあたりをよく見ると･･･

「がんばろう日本」とかかれたサンシェードがかかっていました。

ラウンジ内では、しっかりした食事から軽食までいろいろ楽しめます。
飲み物も充実していて、生ビールサーバーも置いてありました。

こちらは「キルフェボン」のクッキー。
タルトで有名なだけあって、生地はさっくさくです。
他にも「メゾンカイザー」のパンや「Soup Stock Tokyo」のスープなど、
いろいろな会社とコラボしていました。

さて。
出発までまだ時間があるので、パソコンで現地の天気予報でもチェックしようっと。
ラウンジ内では無線LANがありますので、持込PCでのネット接続はもちろん、PCコーナーに備え付けのPCもありますので、そこで気軽にネット閲覧ができます。

いよいよ出発！

座席の写真がなくてすみません。
エコノミーよりかなり広い印象です。
フットレストもあるし、なんといっても前の座席が倒れてこないことが大きいですね。
自分のスペースが常に確保できます。

出発してすぐに、アメニティグッズが配られます。
・保湿マスク
・耳栓
・アイマスク
・アイリフレッシャー（目を休めるための冷たいシート）
・歯ブラシセット

毛布も分厚い！
ビジネスクラスと同質のものですって。

そして、もともと座席のポケットにこれらが入っていました。
・スリッパ
・ノイズキャンセリングヘッドフォン

ノイズキャンセリングヘッドフォンはすごい！
耳も痛くならないし、快適でした。


いきなりエコノミーとのサービスの違いを見せつけられました･･･。
まぁその分値段高いもん。それくらい当たり前か･･･。

1回目の機内食です。
フランス料理か日本料理をチョイスできます。
私は日本料理をチョイス。
メニューは、
・茄子と大根の肉味噌かけ
・白和え
・さつま芋の飴からめ
・厚焼玉子
・茹で海老
・ゆかりご飯
・豆大福
・味噌汁

これらが小分けにされて、小さなお重箱みたいなものに詰められています。
なかなか本格的で、おいしかったです。

飲み物はシャンパン！
日本料理にシャンパンかいっ！
これが意外といけます。(笑)

プレミアムエコノミーだと、シャンパンが選べます。
また他には、麦焼酎、ペリエも選べます。

1回目の機内食のあとは、思い思いに過ごします。
私はDSを持ち込んでゲームをしたり、機内のエンターテインメントのゲームでテトリスをやったりしていました。

そのうちにリフレッシュメントの時間になりました。

CA曰く、「新商品のカレーうどんですかい」です。とのこと。
早速食べましたが、市販のカップラーメンより少し小さめでちょうどいいサイズ。
味も日清のものとさほど変わらず、おいしくいただきました。

さらに、アイスクリームを勧められるままに受け取りました。
私はバニラが苦手なので、こちらは相方が食べましたが、
有名どころのアイスだけあって、めずらしい＆おいしかったそうです。

JALのパリ線は8年ぶりくらいに乗りましたが、
当時はプレミアムエコノミーも存在しなかったし、食後にアイスなんて
提供されませんでした。
いろいろサービスに力をいれているみたいですね。

こちらはフランスと日本の2種類の蒸しパンです。

ピンクのほうがフランス（いちごとココナッツ）
黄緑のほうが日本（ずんだ）

とってもふんわり蒸しパンでした。
ココナッツの風味が強く、どちらかというと南国を思い出しました。
ずんだは豆の味が濃く、日本人の口に合っているのではないかと思いました。
ずんだは、作られたところはもちろん仙台でした♪

さてさて。
あと到着までまだ6時間くらいありますね〜。
ちょっと一眠り････。
････って、気づいたら到着1時間前。
到着前の食事の写真を逃しました･･･。すみません。

ちなみに、メニューは
・とうもろこしのスープ（スープストックとのコラボ）
・クロワッサンサンド（たまごサラダ）
・洋梨ゼリー
だったそうです。

さぁ。無事パリに到着。
荷物もピックアップして、今宵のホテルに向かいます。
場所はモンパルナスです。

交通手段はいろいろありますが、今回はエールフランスバスを利用しました。
モンパルナス行きは4番バスです。自分が行きたい場所の近くに停車するかどうかは、エールフランスのHPで確認できます。

荷物をピックアップして出口に向かうところに、エールフランスバスの窓口があります。
チケットは、バスに乗るときに運転手から直接買うこともできますが、私は窓口でチケットを買いました。（クレジットカード可）
大人一人片道16.50ﾕｰﾛです。往復だと27.00ﾕｰﾛ。

往復のほうが断然安いですが、フランスはストの国。
ストは事前に知らせてくれたりもしますが、先のことは分からないので、私はいつも片道しか買いません。

運行時間：6:00〜22:00。30分間隔で運行しています。
･･･が、たいていパリ市内は渋滞しているので、30分ごとの運行とは言いがたいです。

こちらは乗り場です。
ターミナル2Eと2Fに到着の人はここから乗ります。
ちょうどそれぞれのターミナルの真ん中にバス停が存在しています。

バスが来るまでしばし待ちましょう。
それにしても、天気悪し。
小雨も降っていて、半そでだと少し寒いなぁ。

大渋滞のパリ市内を走ること、約1時間10分。
途中、リヨン（Gare de Lyon）駅を経て、無事にモンパルナス（Montparnasse）駅に到着です。

降りたバス停と同じところから空港行き（オルリー行き、ロワシー行きのそれぞれ）のバスが出ています。
バス停が縦に並んでいて、オルリー行きとロワシー（シャルルドゴール）行きとに分かれています。
日本語の看板もありましたよ〜。

さぁ、ここからスーツケースをごろごろと転がして今宵のホテルに向かいます。

これはバス停から撮った写真です。

グーグルの地図によると、バス停からすぐのはず。
うーむ。
分からん。
もともと地図は苦手ですが、地図が得意な相方も見つけられない様子。
しばらく周りを見回してみると、地図上とは反対側の道路上にホテルを発見！
･･･駅からすぐじゃない。こんな近かったのかい！
危なく、重いスーツケースを持って、さまようところでした。

衛星がもっときちんと機能してくれますように･･･。

ホテルにチェックインして荷物を置き、すぐに夕飯の買出しと明日のTGVの切符を発券しに、モンパルナス駅に向かいます。

ホテルから徒歩3分くらいで駅に到着です。

出発直前に発券してもいいのですが、余裕を持っていたいので、
地方にでかけるときは、出発前日に発券しています。

TGVは事前にSNCFのHPで日本から予約をしていたものです。
（注意点：予約時の予約コードと決済したクレジットカードを必ず持参すること。また、予約時に使用するクレジットカードはICチップつきのものであること。）

事前に予約した場合、日本に切符の郵送はできませんので、乗車前までに現地で切符に交換しなくてはなりません。
交換の方法は以下の3通りです。（予約時にどれにするか決めて、入力する画面があります。）

①現地の券売機（写真のもの）で切符に交換する
②駅の窓口で切符に交換する
③街中のSNCFのブティックで切符に交換する

私は①をいつも選択しています。
今回も①を選択しましたので、駅で発券します。

これがその発券機（券売機）です。

ここで、発券の仕方をご紹介しておきます。
･･･なんて、本当は自分の備忘録です。笑

（いろんな言語を選べますが、これはフランス語を選択したバージョンです。）

まず、「Retrait de dossiers et de Billets Electroniques」を選択（タッチ）します。
これは「登録された電子チケットを引き出します」くらいの意味でしょうか？適当ですみません。駅で辞書片手にてんわやんわでした。

次に、「Retrait par saisie de numero de dossier（internet,Telephone,Billet Electronique Agences et Espace PRO)」を選択（タッチ）します。

これは「（チケットを）引き出すための登録された数字をデータ入力をする」くらいの意味だと思います。

次に、データ入力の画面が出てきます。
なので、予約時に発行された予約コードを入力します。（タッチパネル）

入力が終わったら、右下の「Accepter（承認する）」を選択します。

そうすると、予約したTGVの番号や発車時刻などが画面にでてきます。

行き先や発車日時などを確認して間違いがなければ、
「Accepter le retrait（引き出しを承認する）」を選択します。

次に、予約した人物が引き出していることを確認するために、
決済時に使用したクレジットカードを入れるように指示されます。

ここでクレジットカードを入れたからといって、2重に支払いがされるわけではありません。予約時にすでに決済されているためです。
（この1つ前の画面の右のほうに「Deja regle：○○ﾕｰﾛﾏｰｸ」と出ています。これは「すでに支払い済み」ということなので、ここで新たに決済されることはないのです。）

写真はクレジットカードを入れた状態です。
「PATIENTEZ」は、「少々お待ちください」です。

すると、印刷画面がでてきます。
印刷される枚数だけ画面で確認して、ここでは何もせずに待機です。

しばらくすると、画面の下にある取り出し口から、チケットがでてきます。
今回は往復分を一度に予約し、予約番号が同一だったため、チケットが2枚出てきました。
同一旅程の場合、チケットが人数分でてくることはないので、注意が必要です。
4人でも2人でも1枚です。

ふぅ〜。
心配していたチケットも無事発券できたし、夕食のサンドイッチも買ったので、ホテルに戻ります。

「Hotel Arcadie Montparnasse」です。
今回、エクスペディアで予約しました。
朝食なし、ツインで129ﾕｰﾛ（15,365円くらい）でした。

朝食は別途チェックアウト時に支払えば、食べることができます。
1人12ﾕｰﾛくらいだったかな？
インターネットはWIFIが無料です。レセプションでWIFIの設定の説明文をくれます。
レセプションは24時間開いています。

3〜4年前に改装したらしく、きれいでした。

写真、散らかっててすみません。。。

テレビと扇風機がついています。
夏は確かにこの部屋暑いかも。。。

部屋はパリのホテルらしく、ちょっぴり狭いですね。
まぁ仕方ないです。ヨーロッパなので。
でも、スーツケース2個広げられるし、文句ないです。
あとは壁が薄いです。
隣の部屋の話し声やテレビの音が筒抜けです。

ロケーションは抜群です。
ホテルの両サイドにスーパーがあります。
また、モンパルナス駅にも徒歩3分。
道路を挟んで向かい側にはショッピングセンターもあります。
チェーン店のスーパー「フランプリ」もあります。

こちらは水周り。

バスタブついていることに驚きました！
私が泊まるホテルのランク（値段的に）は、だいたいシャワーのみが多いので･･･。

お湯もたっぷり使えました。

水周りその②。

洗面もきれいでした！
アメニティグッズは、備え付けのシャンプーと石鹸がありました。
ご自分で持っていかれることをおすすめします。
タオルはバスタオルとフェイスタオル、それにスポーツタオルみたいなものもありました。
これも、パリでこの値段でのサービスは驚きです。

ドライヤーもついています。（威力は弱い）

ミニバーつきです。
栓抜きもちゃんと置いてありましたよ。

冷蔵庫にスペースもあるので、ちょっとした水やなんかは入れられます。

ささ。今日はこのへんにして、そろそろ寝ます。
明日はサンマロに移動しまーす！

②へ続く。