2011/03/18 - 2011/03/21
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aquamarine_324さん
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学生時代から行ってみたいと思いながら何かにつけ理由をつけて行かなかったカンボジアに、ようやく足を踏み入れました。
旅行自体は正月休みに計画し、航空券や現地の日本語ガイドの手配も済ませていましたが、出発1週間前に東日本大震災が発生。
旅行に行っている場合なんだろうかと自問自答し、相当悩みましたが、結局予定通り出発しました。
カンボジアは治安が悪い、地雷が埋まっている…危ない国だと私は思っていましたが、少なくともシェムリアップは旅行前に想像していたような町とは全く違う、完全な都会でした。
個人旅行を躊躇ってしまい、終始ドライバーとガイドを付けて行動してましたので、そういう意味では、本当の意味でのカンボジアは見れなかったのかもしれませんが、ガイドの粋な計らいで現地の結婚式に混ぜてもらったりして、楽しむことはできたと思います。
とにかく一度行ってみたかったアンコール・ワットでサンライズを拝めたことは良い思い出になります。
※2014/11、内容を再構成の上で一部加筆しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ベトナム航空
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-
カンボジアへは直通便が飛んでいないため、最低1回乗り継ぎが必要になります。
バンコクが一般的だそうですが、自分の場合はハノイでのtransitでした。
シェムリアップ国際空港到着。
もう夜です。
朝10:30に関空を出て到着が19:00前ですから、ヨーロッパへ行くのとあまり変わらないです。 -
今回の旅行は個人ガイドのTakさんに案内をお願いしました。
とても良かったです。
→http://vantak.web.fc2.com/
夕食に「何でもいいからカンボジアらしいものを!」と申し出たら、カンボジア鍋を勧められました -
食材は皿に適当に乗っけて持ってきてくれるので、あとは好きなように自分で調理します。
牛の脳みそも食べました。
野菜も多いし、タイ料理のような鋭い辛さもないし、日本人向きの味という感じですね。
これは当たりです。 -
アンコールビールを旨そうに飲み干したのを見て酒豪だと勘違いされたのか、ビアガーデンに連れて行かれました。
カンボジアのビアガーデンがどんな場所なのか興味があったので行けたのは良かったですが。
ここで貝を炒めた料理などをつまみに、また2〜3本空けました。
3月ですが暑いので、冷えたビールは旨いです -
ホテルはTakおすすめのAngkor Rivieraを予約してもらいました。
オールド・マーケットまで徒歩5分ほどの好立地でしたが、ふらっと歩いて出掛けることはなかったです。
日中は暑いし、夜は酔っ払って帰ってきますから…笑。 -
普通はまずアンコール・ワットのサンライズ鑑賞から入るみたいですが、別の方と同乗だったので、この日はベンメリアとトンレサップ湖観光になりました。
写真は国道6号線。
カンボジアで流通しているバイクはほとんどがホンダ製だそうです。
カンボジアも急激に経済成長していきそうだなぁ…日本にはないエネルギーを感じます。 -
ベンメリアに到着しました。
シェムリアップの市街地からは車で約50km、1時間以上かかります。
ここはつい10数年前に発見されたばかりの遺跡で、それまでは熱帯雨林が生い茂るジャングルだったそうです。
整備が行き届いているはずもなく、崩壊した岩が至る所に転がっていますが、逆にそのワイルドさが良いのかも。 -
十字回廊の付近で撮ったものだと思います
-
「天空の城ラピュタ」のモデルになった場所。
ジブリはそんなに好きではなく思い入れはありませんが、言われてみればこんな場所あったかな。 -
『ラーマーヤナ』の一節です。
歩き方に全く同じ写真が載ってます
マハーバーラタもラーマーヤナもインドの叙述詩ですが、
カンボジアもその文化の影響を受けたことが
遺跡を通じてわかります -
地元の子供たちだと思われる集団が、崩壊した岩の上をつたって駆けっこしていました。
探検気分が味わえるので、子供ウケしそうな場所だと思いますね -
木登りを試みる日本人の集団(大学生?)がいました。
登るのはいいですが、どうやって降りるのか -
東門テラスに残っているナーガ。
※ナーガ:インドの先住民に広く崇拝されてきた蛇神で、不死のシンボル
アンコール・ワットでも見ることができますが
何故かこのベンメリアのナーガは破損が少なく
きれいに残っています。 -
ベンメリアからの帰り道、日本の資金で建設されたと思われる小学校があったので立ち寄らせてもらいました。
-
授業は既に終わったようで、元気に教室の外で遊ぶ子供たち。
シェムリアップの市街地は都会さながらで、急成長するアジアの縮図のようにも思えましたが、少し郊外に出れば貧しい家庭のほうが多いでしょうね… -
昼御飯です。
この日は岐阜から来たというご夫婦と同じガイドさんの車に乗って案内してもらったので、ランチタイムも同じテーブルでご一緒させてもらいました。
夫婦水入らずの旅行を邪魔して申し訳なかったと思いつつ、いろいろ話を聞かせてもらい私は楽しかったです笑。 -
飲み物はココナッツジュース。
昨晩アンコールビールを浴びるように飲んだので、ここではビールは控えました。 -
カンボジア風春巻き。
ベトナムと比べて香草が少ないので、日本人には食べやすいように思います。
未だにこういう料理をどう食べればよいのかわかりません。
中途半端に切って食べようとすると、中の具が全部落ちてしまいます。
味はgoodでした。 -
カエルの炒め物。店員さんに勧められたので即注文しました。
ゲテモノは恐れません
実際、カエルだと言われなければ食べ慣れた豚や鶏と同じような味でした。
取り立ててこれを食べるべきかと言われると否。
ビールに合いそうな料理でしたが、ビールは我慢しました -
ソムローというスープだと思います。
写真では見えづらいですが大きな煮魚が真ん中に転がっていて、身を崩しながら食べます。
量が多いので1人ではとても食べ切れませんが、3人で取り分けて食べるならちょうどよい感じ。
これはあっさり風味でおいしかったです。
カンボジア料理はあっさりした味付けが多く、何を頼んでも日本人の口に合う傾向が強いように思います。 -
昼間は暑いので、昼寝をするのがカンボジア人の生活スタイルだとか
気持ち良すぎてそのまま眠ってしまいそうでした -
気温が上がってくる中、ホテルへは戻らずトンレサップ湖へと向かいます。
-
水上ボートに乗って、湖上生活を見学に行きます。
大量のボートが所狭しと並んでおりカオス
1人で行くとぼったくられることもあるそうなので注意。 -
本当に湖の上に家が浮かんでいます。
洗濯も飲み水もこの湖の水を使って生活しているそうです。
こんな濁った水を飲んで大丈夫なのかと言いたくなりますが、体がそれに順応しているので問題ないんだとか。
訪れた3月は乾季でしたが、雨季になって水かさが増せばもっと透明度が増すそうです。
トンレサップ湖に限れば雨季の観光がおすすめだとガイドのTakが言っていました。 -
子供たちを発見。
普段ここで何をして遊んでいるんでしょう。 -
観光用のワニを発見。
トンレサップ湖観光終了後、ワニの皮でできた財布を購入しました。
他の皮に比べて長持ちするらしいです。 -
岸まで戻ってきました。
帰りに乗ったボートです。
天気も良くあまりの気持ち良さに爆睡してしまいましたが、気付いたときにはガイドのTakも寝ていましたw -
オールド・マーケットで車から降ろしてもらい、ショッピングタイム。
といっても買い物にそんな興味はないので、どんな場所なのかふらふら歩いてみるだけです。
カンボジアへの旅行客数トップ3は順に中国人、韓国人、日本人だそうです。
この中で相対的に裕福な日本人は、カンボジア人からみればある意味金の成る木!
どうにかしてお金を落としてもらおうと、しつこいぐらいに営業をかけてきます。
変な日本語ばかり知っていて、苦笑いするしかありませんw -
夜は、ぜひ見たいと申し出てアプサラ・ダンス・ショーを予約してもらいました。
会場はこんな感じで、数百人は座れそうです。 -
料理はバイキングで食べ放題飲み放題。
ダンス鑑賞付きで20〜30ドルぐらいだったかな
写真はかぼちゃのプリン。カンボジア名物? -
ダンス・ショーの風景を撮影。
古くからカンボジアに伝わる踊りで、ポルポト政権のときに壊滅しかけましたが、残った人たちの力で復活し、今に至るそうです。
アプサラ・ダンスに属さない踊りも多々含まれていたようですが、区別はつきませんでした。。 -
2日目の朝、サンライズ鑑賞のため、朝は6時前にホテルを出発。
参道の手前でチケットを買うのですが、写真を撮られます。
チケットの使い回しができないようにするためでしょうか? -
サンライズを少しでも良い場所で見ようと、早い時間から多くの観光客が場所取りをしていました。
-
春分の日と秋分の日の年2回は、朝日が塔のちょうど真ん中に昇ります。
2011年の春分の日は3/21でしたが、偶然私が訪れたのは3/20。
ガイドのTakからは「ラッキーだ」と言ってもらえました。
いったんホテルに戻り、朝食を取ってゆっくりしました。
クイティウ(カンボジア風のお粥)が美味しくて、ハマってしまいました。 -
アンコール・ワットは正面が西を向いているため、午前中に訪れると逆光になります。
そのため、アンコール・ワットは午後に回し、午前中にアンコール・トムを訪れるという日程が一般的です。
奥に見えているのが南大門。
その手前にあるナーガは写真撮影ポイントのようですが、前日訪れたベンメリアのように綺麗には残っておらず、明らかに上部が欠けています。 -
ナーガを引く神々の群像 その1
よく見ると1つ1つ表情が違うんですよね。 -
ナーガを引く神々の群像 その2
-
南大門をくぐると、野生のサルを発見。
-
遺跡の修復などにかかる多額の費用の一部は、日本からの経済援助により賄われています。
アンコール・ワットの参道を整備する費用も、日本とフランスで折半して出した模様。
そのような経緯もあり、カンボジア人の日本に対する印象はどちらかというと好意的であると、何かの本で読みました。 -
バイヨン寺院へと歩いて向かいます。
一部修復作業が行われていたようですが、特に見学に支障はありませんでした。 -
第一回廊の壁面はこんな感じで、遺跡建設当時の人々の生活の様子が所狭しと描かれています。
適当なように見えてかなり細かく描かれている個所もあり不思議です。 -
観世音菩薩の四面塔と、その前に群がる観光客。
なんだか不思議な絵です。
こうやってみると、観世音菩薩がいかに大きいかもわかります -
ガイドブックに載っていそうなアングルで同じものを撮った写真です。
-
中央祠堂を適当に見学しました。
第一回廊の壁画のように凝った作りになっているところは見つかりませんでした。
場所によっては光がまったく差し込まず、暗いです。 -
バイヨン寺院を反対側(北側)へ出ると左前方に見えてくるのがこのバプーオン。
現地の言葉で「隠し子」。
修復工事中のため、中には入れませんでした -
散策路の脇に立つ巨大なガジュマルの木。
1ヶ月前に沖縄の離島で見たガジュマルとはスケールが違いすぎます。。 -
ピミアナカス寺院。
階段を上まで登っていた観光客もたくさんいましたが、ガイドのTakによれば「登っても別に何もない」とのこと。
暑いので素通りでした。 -
お土産売り場。
例によって営業されましたが、やんわりと断りました。 -
ライ王のテラス。
絶対ガイドブックに載っているポイントです。
高さは6mもあります。 -
拡大図。
神々と阿修羅(仏教の守護神)が混同して同箇所に描かれています。
アンコール・ワットはヒンドゥー教の寺院ですが、すぐ近くにあるバイヨンは大乗仏教の寺院。
建設された時代によって、寺院の基となる信仰宗教も異なります。 -
少し離れて、象のテラス。
ここも超有名ポイントであり、ライ王のテラスから余裕で歩ける範囲内にあります。
この象のテラスの目の前には舗装路が東に向かって伸びており、まっすぐ進むと「勝利の門」へ辿り着きます。 -
少しだけ車に乗り、タ・プローム寺院まで移動しました。
創建時は仏教僧院だったのに、後でヒンドゥー教寺院に改修されたという不思議な寺院です。
そのため仏教彫刻は削られており、しかし全ては削れなかったようで所々残っていたりします。
次から次へといろんな遺跡を見ているので、頭が混乱せずにはいられません苦笑。
でも、この寺院の見所は、巨大に成長したスポアンという樹木。
整備をしなければ、自然の力でこれだけ大きくなるということですよね -
こちらはさらに巨大化具合が強調されてます。
下で押しつぶされている寺院が潰れないのが不思議なくらいです。 -
午前中はよく歩いて勉強して見学して、中身の濃い時間でした。
ランチタイム。 -
Takおすすめのアモックという料理にしてみました。
出てきたときはクリーミーっぽく外れの予感がしたのですが、一口食べたらこれが旨い!
雷魚のココナッツミルク蒸しですが、日本人に合いそうな味付けです。
外国人に人気の代表的メニュー、と『地球の歩き方』に書いてあります。
ちなみにこの日も昼はビールを飲まず、ミックスジュースにしました。 -
昼過ぎは暑くなってくるので、前日と異なりシェムリアップ市街の観光であることを利用して、一旦休憩のためホテルに戻ることになりました。
しかしその前に、有名な「アンコール・クッキー」へ。
後に回すと行く機会がなくなる恐れがあったので、先に行きたいとリクエスト。
日本人スタッフもいました。
この店のクッキーはカンボジア土産の定番と化しているようで、自分も例によって買って帰りました。
入店時はガラガラで拍子抜けしたのですが、2〜3分経ったら観光バスから降りてきた日本人の集団が一気に押し掛けてきて大混雑。
…やはりひとりで静かに見るのが一番です。 -
すぐ近くでは、日本援助のためのチャリティーイベントが開催されていました。
2011/3/11の東日本大震災からわずか約1週間後でした。 -
被災者の方々および日本へ向けた励ましのメッセージが一面に貼られていました。
ガイドのTakも1枚自発的に書いてくれました。ありがとう!
旅行中も震災の被害状況はずっと気になっていて、ホテル滞在中はテレビでNHKニュースを付けっ放しにしていました。
ハノイからシェムリアップ行きの飛行機の中でも、入口に置かれていたベトナムの英字新聞をもらって、日本の大惨事が海外でどのように報道されているのかをチェックしていました。 -
シャワーを浴びてひと眠りした後、午後の観光へ再び連れて行ってもらいます。
サンライズを見たアンコール・ワットへ戻ってきました -
デバター(女神)の壁画です。
模様や装飾品、表情が全部異なっているのが驚きです。
第一回廊に入ると、マハーバーラタやラーマーヤナの物語が壁画として描かれているのを見ることができます -
第一回廊と第二回廊の間にあり、かつて池だったと考えられている場所
王の水浴び施設であることに加え、農業の灌漑設備が整っていることを具現化した宗教性も取り入れられているとされます。 -
見物人の手に触れたところは、錆びて黒くなっていきます。
…全世界考えることは同じなんですね(苦笑) -
中央塔とそれを取り巻く第三回廊は、階段を登った高い場所にあります。
この暑い中長蛇の列ができていましたが、せっかくなので並ぶことにしました。
もっとも、ガイドのTakに「私は下で待っているので気を付けて行って来て」と言われた通り、登ったところで特に何かがあるというわけではありません -
急な階段を慎重に登って第三回廊到着。
これまでの順路で見学したものと確かに変わり映えはしないように思います。
HISのツアーでは第三回廊に登らせてくれないんだと、Takが繰り返し言っていました -
第一回廊の「乳海攪拌」壁画
ヒンドゥー教の天地創造神話が描かれています。
神々と阿修羅が綱引きをしながら海中を掻き回すというストーリー。
そこからヴィシュヌ神の妻などが生まれたとされます -
第一回廊を南側から撮影
正面の参道は人で溢れ返っていますが、少しコースを外れると誰もいません。 -
そのまま、プノン・バケン山に登りに行きました。
丘の上に遺跡が残っており、そこからサンセットを鑑賞します。
夕方になると、同じことを考えている観光客や地元民が次から次へと登り始めます。
時間は15〜20分ぐらいあれば十分で、体力に自信がなくても問題はありません。 -
山頂で日が沈むのを待つ人が大勢場所取りをしています。
-
少し早く登り過ぎたので待ち時間が長く手持ち無沙汰になってしまいましたが、天気が良かったおかげできれいなサンセットが見られました。
翌日の夕方は予想外のスコールに見舞われたので、あと1日ズレていたらサンセット鑑賞は絶対無理でした。ラッキー -
階段の傾斜が急で幅も狭くて、降りるのに難儀しました。。
-
夜は、ガイドのTakの友人がたまたまこの日結婚式ということで、自分もついていくことになりました。
10ドル払ってくれれば食べ放題飲み放題だからと言われ、まぁこんな機会は二度とないだろうし面白そうかなと。
会場まではバイクの後ろに乗せてもらって移動しました。 -
結婚式会場。
ついさっきまでアンコール・ワットにいて汗も流さずTシャツ1枚の人間が来るにはあまりにも場違いでしたが、特に何も言われませんでした。
同じテーブルに座ったカンボジア人は英語ガイド、フランス語ガイド…など多国籍なバイリンガルばかりで、もちろん日本語ガイドもいました。
あまり会話には困らなかったように思います。 -
中央のテーブルが中華料理店のようにグルグル回るので、自分で取り分けて食べます。
昼に食べたアモックの方がおいしかった。
でもアンコール・ビール飲み放題はありがたいです。
帰り際にはカンボジアに古くから伝わる踊りも見よう見まねでやりました。
酔っ払っていたのであまり記憶にないのですが、なかなかできない貴重な経験でした。 -
最終日の朝
ホテルのフロントでチェックアウトする際にちらっと横を見たら、1ドル=111.12円。
円高ですから関空で両替した時は1ドル=90円前後でしたが…。 -
この日の遺跡巡りはややマニアックなところになりました。
まずはプリア・カンへ。
アンコール・ワットから北へ向かい、前日観光したアンコール・トムのさらに向こう側に位置する遺跡です。 -
中はこんな感じ。
ここはヒンドゥー教ではなく仏教の寺院です。
毎日次から次へといろんな遺跡を回っているので、どこが何だったか次第にわからなくなってきます -
東塔門近くに残っている二層構造の建物で、図書館だったのではないかという説があります。
このような構造は非常に珍しいそうです -
前日のタ・プロームのほうが凄い迫力でしたが
これはこれで印象に残ります -
次はニャック・ポアンへ。
中央に大きな池があり、その四方を取り囲むように小さな池があります。
すぐ近くが貯水池だったので、そこから水を引いていたようです。
ここで水浴びをすると病が治るという言い伝えがあり、いわば病院のような役割をしていました。 -
4つの小さい池には象・ヒト・ライオン・ウマの頭部をかたどった彫刻があります。
-
中央の池にだけ、少し水が張っていました。
雨季に訪れれば水かさが増すのでまた違った見え方をするのでしょう -
東メボン
ニャック・ポアンは近くの貯水池から水を引いていましたが、この東メボンはまさにその貯水池のど真ん中に浮かぶように位置していたとされます。 -
周壁の四隅に立つのは、巨大な象
-
ガイドブックにはこのアングルから撮影された写真が載っています
-
そして最後に、郊外まで1時間弱車を走らせてもらいました。
目的地はバンテアイ・スレイです。
駐車場から遺跡まで少し歩きますが、最初の方は「本当にこの奥に有名な遺跡があるのか?」と問いかけたくなるような景色が両サイドに広がります。 -
参道です。
両側に石柱が立ち並んでいます。 -
ヴィシュヌ神の妻が象の聖水で身を清めているレリーフ
-
超有名な『東洋のモナリザ』
アンコール遺跡群の中でも彫刻が飛び抜けて優美に描かれていて、保存状態も良いため、規模の小さい郊外の遺跡にもかかわらずたいへん人気があります。 -
歩いて回れるエリアはたかが知れています。
1つ1つのレリーフを気が済むまで見学したらいいと思います。 -
学校帰りと思われる子供たちに遭遇。
バンテアイ・スレイ遺跡の目の前ですが、ここが通学路? -
早くバンテアイ・スレイを見たかったので後回しにしていたランチタイム。
駐車場の横にレストランが併設されています。
例によっておすすめを聞き、カレーを選びました。
また滞在最終日なので、後悔のないようアンコール・ビールも注文。 -
そのカレーは、ココナッツでできた容器に入って出てきました。
これが辛い!日本では食べたことの無いような、突き刺すような辛さ。
しかも水気が多いです。
カレーの量に比べてライスが少なく、途中はこのカレーを飲んでいるような感覚でした。
無理しなければよかったのに完食し、空港に着いたあたりから腹痛に襲われました。
帰国後もしばらく腹痛がおさまらず、正直仕事どころではない感じで、かなり参った覚えがあります。 -
バンテアイ・スレイから市街地までの帰り道、スイカの農園を見つけました。
車を止めて見学。
Takによれば、市街のスーパーに卸されるスイカよりも、こういう場所で取れ立てを食べた方が甘くておいしいということです。 -
その場で割ってもらいました。
3月にスイカを食べるなんて人生初です。甘くて旨い!
個人ガイドだとこういうときに融通が利くのでよかったです。 -
ホテルへ戻り、シャワーを浴びさせてもらえないか打診しましたが断られました。
チェックアウトしてますからね。。
ホテルには割と立派なプールが併設されていましたが、全然気付きませんでした。 -
午後は、冷房の利いた部屋でカンボジア式マッサージを体験することに。
とりあえず10ドルで1時間全身マッサージをやってもらいましたが、フライトが夜で時間が余っているのでもう10ドル追加して足だけ集中マッサージ。
終わってみると、確かに体が軽くなったような感じでした。
慣れるまで最初のうちは結構痛かったですが、最後の方は気持ち良すぎて寝てしまいました。 -
フライトが中途半端な時間だったので、待ち時間に食べるパンでも買っていきましょうと言われ、市街地のショッピングセンターを訪れました。
ここが想像以上に立派。
カンボジアに対するイメージがまた変わりました -
1Fはスーパーで、生鮮食品が安価で手に入ります。
エスカレーターで2F・3Fへ上がったらPlay StationのゲームショップやPanasonicのVIERA特設コーナーがあったことには驚きました -
17:00頃空港に到着し、ドライバーとTakに「オークン!」とお礼を言ってお別れ。
このカタカナ4文字が、今回の旅行で唯一発したカンボジア語でした。。
シェムリアップ国際空港は、2006年にリニューアルされたばかりのきれいな空港です。
下手をすれば関空よりきれいかも。
ハノイ経由で関西国際空港に朝の6:50無事到着しました。
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