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先刻湖畔の周遊道路を歩いていてピックアップしたバイクタクシーの運転手には、充分な言葉が通じなかったのか、当方を温泉場まで行くお客と思ったらしい。で、結局温泉にも入らず、当方が「トルニャン、トルニャン」と叫び続けているのを漸く言葉が通じたようっだ。<br /><br />バイクは一旦泊まっているホテル「Surya」の前を通り過ぎ、ボート乗り場の先まで行って、店の前で止まり、バイクを乗り換える、という。奥から体格の良いドライバーが出てきて、「Trunyan 10万」と言ってくる。先刻、前のドライバーに「トルニャン、5万」で協定し、払ったばかりなのに、トルニャンどころか温泉場までを往復しただけ。これではボッタくりではないのか?!<br /><br />しかしまあ、何を言っても通じない国。更にお金を払わなければ、行くこともできないので、已む無く半分に値切り、間を取って7万ルピアで行ってもらうことにする。<br /><br />先刻のバイクはちょっとした坂も走るのは難儀だったが、今度のバイクは流石に追加料金を取るだけあって勢いが違う。温泉場からここまでの間はさしたる坂もなく、ほぼ平坦道に近いものだったが、ここから先の周回道路は、道も狭く、舗装も不十分な穴ぼこだらけ。更に怖いのは角度45度もあるかと思えるような急坂が繰り返し続いていて、こんな場所で転倒でもしたら一巻のお終いだろうななあ、骨折程度で済ませるにはどんな風に転んだら良いだろうか、と、事故のことばかり心配し、周囲の景色も目に入らない。<br /><br />朝峠からこの湖畔まで下ってきた道路も急な坂だったが、この周回道路はそれとは比べ物にならない位険悪な道路で、地元の人は良く毎日事故もなくこんな危険な道路を行き来しているのか、と関心もさせられた。この道路が1本しかない以上、雨の日も明かりの無い夜も、この穴ぼこだらけの急坂を上り下りするのは、やむを得ない生活上の宿命なのだろう。<br /><br />峠の上で眼下に広がる素晴らしい光景のバトウール湖を眺めた時と同じように、この周回道路の登り切ったカーブの所から眺めた眼下の集落は朝の峠の上からとは雄大さの点で違うものの、何か懐かしさのようなものも感じた。随分以前に高松から屋島の前を通って、海岸沿いの曲がりくねった起伏の激しい道路を運転した時、最後の高見から林越しに庵治の集落を見下ろした時の後継をふっと思い出した。勿論、道路の大きな、舗装の状態は異なるものであったが・・。不安の中で、その先に人家を見た、安心感のようなものだった。

バリ島の1週間(16)バトゥール湖畔の漁村。

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2011/04/28 - 2011/05/06

14488位(同エリア17515件中)

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ちゃお

ちゃおさん

先刻湖畔の周遊道路を歩いていてピックアップしたバイクタクシーの運転手には、充分な言葉が通じなかったのか、当方を温泉場まで行くお客と思ったらしい。で、結局温泉にも入らず、当方が「トルニャン、トルニャン」と叫び続けているのを漸く言葉が通じたようっだ。

バイクは一旦泊まっているホテル「Surya」の前を通り過ぎ、ボート乗り場の先まで行って、店の前で止まり、バイクを乗り換える、という。奥から体格の良いドライバーが出てきて、「Trunyan 10万」と言ってくる。先刻、前のドライバーに「トルニャン、5万」で協定し、払ったばかりなのに、トルニャンどころか温泉場までを往復しただけ。これではボッタくりではないのか?!

しかしまあ、何を言っても通じない国。更にお金を払わなければ、行くこともできないので、已む無く半分に値切り、間を取って7万ルピアで行ってもらうことにする。

先刻のバイクはちょっとした坂も走るのは難儀だったが、今度のバイクは流石に追加料金を取るだけあって勢いが違う。温泉場からここまでの間はさしたる坂もなく、ほぼ平坦道に近いものだったが、ここから先の周回道路は、道も狭く、舗装も不十分な穴ぼこだらけ。更に怖いのは角度45度もあるかと思えるような急坂が繰り返し続いていて、こんな場所で転倒でもしたら一巻のお終いだろうななあ、骨折程度で済ませるにはどんな風に転んだら良いだろうか、と、事故のことばかり心配し、周囲の景色も目に入らない。

朝峠からこの湖畔まで下ってきた道路も急な坂だったが、この周回道路はそれとは比べ物にならない位険悪な道路で、地元の人は良く毎日事故もなくこんな危険な道路を行き来しているのか、と関心もさせられた。この道路が1本しかない以上、雨の日も明かりの無い夜も、この穴ぼこだらけの急坂を上り下りするのは、やむを得ない生活上の宿命なのだろう。

峠の上で眼下に広がる素晴らしい光景のバトウール湖を眺めた時と同じように、この周回道路の登り切ったカーブの所から眺めた眼下の集落は朝の峠の上からとは雄大さの点で違うものの、何か懐かしさのようなものも感じた。随分以前に高松から屋島の前を通って、海岸沿いの曲がりくねった起伏の激しい道路を運転した時、最後の高見から林越しに庵治の集落を見下ろした時の後継をふっと思い出した。勿論、道路の大きな、舗装の状態は異なるものであったが・・。不安の中で、その先に人家を見た、安心感のようなものだった。

旅行の満足度
4.0
  • バトウール湖温泉まで連れて行ってくれた運転手は、自分のバイクではトルニャンまでは行けないと、と言って、屈強な違う人間を連れてきた。

    バトウール湖温泉まで連れて行ってくれた運転手は、自分のバイクではトルニャンまでは行けないと、と言って、屈強な違う人間を連れてきた。

  • 見せられるまでは気が付かなかったが、前のバイクはメーターも何もかも壊れているオンボロバイクだった。

    見せられるまでは気が付かなかったが、前のバイクはメーターも何もかも壊れているオンボロバイクだった。

  • 当方をお客として紹介したお礼にガソリンをもらい、自分のバイクに給油している。

    当方をお客として紹介したお礼にガソリンをもらい、自分のバイクに給油している。

  • さて大型バイクに乗って、トルニャンへ出発。

    さて大型バイクに乗って、トルニャンへ出発。

  • 周回道路は起伏の激しいUp-Downが続く。バトゥール山を眺める。

    周回道路は起伏の激しいUp-Downが続く。バトゥール山を眺める。

  • 小さな漁村なども点在している。

    小さな漁村なども点在している。

  • 途中で行き代わった暴走族のような若者のグループもいた。

    途中で行き代わった暴走族のような若者のグループもいた。

  • この若者たちは地元の青年とは思えない。どこか町からやってきた、ツーリングの一団だろう。インドネシアでもツーリングレジャーがある??

    この若者たちは地元の青年とは思えない。どこか町からやってきた、ツーリングの一団だろう。インドネシアでもツーリングレジャーがある??

  • 最後の登りの頂上から眼下の集落を見下ろす。

    最後の登りの頂上から眼下の集落を見下ろす。

  • ここがこの集落の道路の行き止まりで、湖の先までは行けなかった。

    ここがこの集落の道路の行き止まりで、湖の先までは行けなかった。

  • ドンずまりの集落の街並み。道路は狭く、雰囲気は日本の漁村の集落と似ていた。

    ドンずまりの集落の街並み。道路は狭く、雰囲気は日本の漁村の集落と似ていた。

  • いくつかの漁船のボート、生け簀なども浮かんでいた。

    いくつかの漁船のボート、生け簀なども浮かんでいた。

  • 岸辺近くで魚を獲っている人。

    岸辺近くで魚を獲っている人。

  • こんな漁業で、どの程度の魚が獲れるのだろうか・・。

    こんな漁業で、どの程度の魚が獲れるのだろうか・・。

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