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SLの旅シリーズ第15回目は,熊本県熊本駅から人吉駅間を走る 「SL人吉」 大正時代に製造された日本最古の動体保存機 58654機 通称 ”ハチロク 86”です。<br /><br />昨年のゴールデンウイークに熊本駅で偶然遭遇して、ハチロクの魅力に取り付かれて今回は乗り鉄と撮り鉄両方してきました。<br />また今年のゴールデンウイークはお休みを1週間取り、大井川鉄道経由肥薩線経由山口線の3路線で乗車しながら撮影をし、また九州新幹線も熊本まで乗車しました。<br /><br />SLの旅シリーズ第3回目, 鹿児島本線・肥薩線の熊本〜人吉間(約87?)を走る 「SL人吉」号 ”8620形58654号機&quot;<br />http://4travel.jp/traveler/yongjing_hongming/album/10456558/<br /><br />牽引機関車ハチロク8620形<br />8620形は、日本国有鉄道(国鉄)前身である鉄道院が製造した、日本で初めて本格的に量産された国産旅客列車牽引用テンダー式蒸気機関車です。「ハチロク」と愛称され、国鉄蒸気機関車の末期まで全国で使用されました。明治末期に急行列車用として各国から輸入された8700形・8800形・ 8850形などを参考に、日本の蒸気機関車国産化技術の確立を目的として設計、製造されました。<br />昭和6年(1931年)から廃車が始まりましたが、1955年までの廃車は20両前後しかなく、殆どが蒸機終焉期まで走り続け、軸重負担が軽いのもあって、貨物輸送量の小さい先駆では重宝され、全国各地を転々とした物も多く見られます。一番最後まで残ったのは58654号機。昭和50年3月10日まで走っておりました。<br /><br />8620形58654号機の経歴<br />JR九州が所有する8620形58654号機は日立製作所で1921年11月に製造され、機関車の製造順としては435両目になり、最初は長崎県の浦上機関区に配属された。この後、この機関車は九州内の機関区のみに所属し、その4年と3ヶ月後には福岡県の若松機関区に転属。若松機関区では40数年間にわたり所属し、戦時中をはさんで現役時代の大半がこの機関区に所属していたということになる。1968年(昭和43年)6月に熊本県の人吉機関区に転属。その7年後の1975年(昭和50年)3月9日に廃車となった。<br /><br /> 廃車後は熊本県人吉市の肥薩線矢岳駅前の「人吉市SL展示館」に静態保存されることになったが、現在は観光用として季節限定の復活を遂げました。<br /><br />2005年3月に「SLあそBOY」として運行中に58654が車両故障を起こし修復不能と判断されたことから、この年の当初の運行予定日のうち、蒸気機関車での運行日は大幅に絞られたうえで、8月28日に58654は運転終了となった。その後、58654は小倉工場で修復され、肥薩線が開業100周年を迎える2009年(平成21年)4月25日から熊本駅 - 人吉駅間で58654とリニューアルした客車による蒸気機関車牽引による列車が運転開始された。愛称名は旧来の愛称名から「号」を省いた「SL人吉」とされた。<br /><br />客車 50系客車700番台3両を使用する。<br /><br />* 1号車:オハフ50 701<br />* 2号車:オハ50 701<br />* 3号車:オハフ50 702<br />1号車の人吉方と3号車の熊本方に展望ラウンジを、2号車にはビュフェを備える。<br /><br />肥薩線(ひさつせん)は、熊本県八代市の八代駅から鹿児島県霧島市の隼人駅に至るJR九州の鉄道路線(地方交通線)である。八代駅 - 吉松駅間には吉都線吉松駅 - 都城駅間と合わせて「えびの高原線」の愛称が付けられている。その中で熊本と人吉間で現在SLが運行されております。<br />JR九州の資料からですと明治34年、鹿児島〜国分(現在の隼人)間で開業した鹿児島線は36年に吉松まで開通。熊本側からは39年に八代〜坂本間を貨物線として開業し、41年には八代〜人吉間が門司から連続する九州線として開通しました。明治42年11月、最後の難所であった人吉〜吉松間の完成で門司と鹿児島を結ぶ壮大な鉄路が開通し、昭和2年の海岸線(八代〜鹿児島間)開業まで鹿児島本線と呼ばれました。それ以降、現在まで「肥薩線」の名称で親しまれています。ちなみに湯前線(人吉〜湯前間、現くま川鉄道)は大正13年に開業しています。<br /><br />肥薩線の沿線は人吉駅と吉松駅を境に大きく3つの区域に分かれ、それぞれに特徴があります。<br />八代駅から人吉駅までは川線と呼ばれる区間で、日本三大急流の一つである球磨川に沿い、深い渓谷を縫って走る景観を楽しむことができる。なお、区間の大半(鎌瀬駅 - 渡駅間)は川の西岸を走行する。<br /><br />八代駅を出ると、すぐに肥薩おれんじ鉄道線(旧・鹿児島本線)がオーバークロスするが、その辺りから球磨川の東岸を走る。九州新幹線の橋梁の下を通り、ゆったりとした球磨川の流れを望める。途中、旧深水発電所(九州自動車道が2回オーバークロスする区間の途中、川の西岸にある)や熊本県営荒瀬ダム(撤去予定)などを見ることができる。<br /><br />また、鎌瀬駅を過ぎるとすぐに球磨川第一橋梁を渡り、線路は西岸に移る。この橋梁は1906年にアメリカン・ブリッジが製造した橋である。瀬戸石駅を過ぎると瀬戸石ダムを見ることができる。このあたりからかなり急峻な地形となり、白石駅から渡駅のあたりまでは、川の中に数多くの瀬を見ることができる。白石駅の次の球泉洞駅の名前は、総延長4800mの九州最大級の鍾乳洞球泉洞から付けられたものである。近くには球磨川下りの船着き場もあり、渡り船やラフティングなどの様子が見られる。渡駅の手前で球磨川第二橋梁を渡り、また東岸に戻る。渡駅と西人吉駅の間には桜並木があり、春先には桜のトンネルになる。<br /><br />人吉駅から吉松駅までは熊本・宮崎県境の国見山地を越える高低差430mの山線と呼ばれる区間で、大畑駅のループ線とスイッチバック、矢岳越えの日本三大車窓など、著名な車窓を楽しむことができる。<br /><br />参考文献<br />JR九州、肥薩線 - Wikipedia より引用<br /><br />JR九州のホームページ<br />http://www.jrkyushu.co.jp/tabi/sl_hitoyoshi/index.jsp<br /><br />今回、肥薩線の撮影において人吉が地元であり、また鉄道仲間のアバラC4さんとご一緒に撮影させて貰い、この場を借りて御礼申し上げます。<br />アバラC4さんの旅行記もご一緒にご覧なって頂けると嬉しいですので、宜しくお願い申し上げます。私の写真と重複している場所は、一緒に撮影した場所です。<br /><br />アバラC4さんのホームページ<br />http://4travel.jp/traveler/abara-c4/<br />

SLの旅シリーズ第15回目,熊本県熊本駅から人吉駅間を走る肥薩線 「SL人吉」 大正時代に製造された日本最古の動体保存機 58654機 通称 ”ハチロク 86”

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2011/05/01 - 2011/05/03

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Medina

Medinaさん

SLの旅シリーズ第15回目は,熊本県熊本駅から人吉駅間を走る 「SL人吉」 大正時代に製造された日本最古の動体保存機 58654機 通称 ”ハチロク 86”です。

昨年のゴールデンウイークに熊本駅で偶然遭遇して、ハチロクの魅力に取り付かれて今回は乗り鉄と撮り鉄両方してきました。
また今年のゴールデンウイークはお休みを1週間取り、大井川鉄道経由肥薩線経由山口線の3路線で乗車しながら撮影をし、また九州新幹線も熊本まで乗車しました。

SLの旅シリーズ第3回目, 鹿児島本線・肥薩線の熊本〜人吉間(約87?)を走る 「SL人吉」号 ”8620形58654号機"
http://4travel.jp/traveler/yongjing_hongming/album/10456558/

牽引機関車ハチロク8620形
8620形は、日本国有鉄道(国鉄)前身である鉄道院が製造した、日本で初めて本格的に量産された国産旅客列車牽引用テンダー式蒸気機関車です。「ハチロク」と愛称され、国鉄蒸気機関車の末期まで全国で使用されました。明治末期に急行列車用として各国から輸入された8700形・8800形・ 8850形などを参考に、日本の蒸気機関車国産化技術の確立を目的として設計、製造されました。
昭和6年(1931年)から廃車が始まりましたが、1955年までの廃車は20両前後しかなく、殆どが蒸機終焉期まで走り続け、軸重負担が軽いのもあって、貨物輸送量の小さい先駆では重宝され、全国各地を転々とした物も多く見られます。一番最後まで残ったのは58654号機。昭和50年3月10日まで走っておりました。

8620形58654号機の経歴
JR九州が所有する8620形58654号機は日立製作所で1921年11月に製造され、機関車の製造順としては435両目になり、最初は長崎県の浦上機関区に配属された。この後、この機関車は九州内の機関区のみに所属し、その4年と3ヶ月後には福岡県の若松機関区に転属。若松機関区では40数年間にわたり所属し、戦時中をはさんで現役時代の大半がこの機関区に所属していたということになる。1968年(昭和43年)6月に熊本県の人吉機関区に転属。その7年後の1975年(昭和50年)3月9日に廃車となった。

 廃車後は熊本県人吉市の肥薩線矢岳駅前の「人吉市SL展示館」に静態保存されることになったが、現在は観光用として季節限定の復活を遂げました。

2005年3月に「SLあそBOY」として運行中に58654が車両故障を起こし修復不能と判断されたことから、この年の当初の運行予定日のうち、蒸気機関車での運行日は大幅に絞られたうえで、8月28日に58654は運転終了となった。その後、58654は小倉工場で修復され、肥薩線が開業100周年を迎える2009年(平成21年)4月25日から熊本駅 - 人吉駅間で58654とリニューアルした客車による蒸気機関車牽引による列車が運転開始された。愛称名は旧来の愛称名から「号」を省いた「SL人吉」とされた。

客車 50系客車700番台3両を使用する。

* 1号車:オハフ50 701
* 2号車:オハ50 701
* 3号車:オハフ50 702
1号車の人吉方と3号車の熊本方に展望ラウンジを、2号車にはビュフェを備える。

肥薩線(ひさつせん)は、熊本県八代市の八代駅から鹿児島県霧島市の隼人駅に至るJR九州の鉄道路線(地方交通線)である。八代駅 - 吉松駅間には吉都線吉松駅 - 都城駅間と合わせて「えびの高原線」の愛称が付けられている。その中で熊本と人吉間で現在SLが運行されております。
JR九州の資料からですと明治34年、鹿児島〜国分(現在の隼人)間で開業した鹿児島線は36年に吉松まで開通。熊本側からは39年に八代〜坂本間を貨物線として開業し、41年には八代〜人吉間が門司から連続する九州線として開通しました。明治42年11月、最後の難所であった人吉〜吉松間の完成で門司と鹿児島を結ぶ壮大な鉄路が開通し、昭和2年の海岸線(八代〜鹿児島間)開業まで鹿児島本線と呼ばれました。それ以降、現在まで「肥薩線」の名称で親しまれています。ちなみに湯前線(人吉〜湯前間、現くま川鉄道)は大正13年に開業しています。

肥薩線の沿線は人吉駅と吉松駅を境に大きく3つの区域に分かれ、それぞれに特徴があります。
八代駅から人吉駅までは川線と呼ばれる区間で、日本三大急流の一つである球磨川に沿い、深い渓谷を縫って走る景観を楽しむことができる。なお、区間の大半(鎌瀬駅 - 渡駅間)は川の西岸を走行する。

八代駅を出ると、すぐに肥薩おれんじ鉄道線(旧・鹿児島本線)がオーバークロスするが、その辺りから球磨川の東岸を走る。九州新幹線の橋梁の下を通り、ゆったりとした球磨川の流れを望める。途中、旧深水発電所(九州自動車道が2回オーバークロスする区間の途中、川の西岸にある)や熊本県営荒瀬ダム(撤去予定)などを見ることができる。

また、鎌瀬駅を過ぎるとすぐに球磨川第一橋梁を渡り、線路は西岸に移る。この橋梁は1906年にアメリカン・ブリッジが製造した橋である。瀬戸石駅を過ぎると瀬戸石ダムを見ることができる。このあたりからかなり急峻な地形となり、白石駅から渡駅のあたりまでは、川の中に数多くの瀬を見ることができる。白石駅の次の球泉洞駅の名前は、総延長4800mの九州最大級の鍾乳洞球泉洞から付けられたものである。近くには球磨川下りの船着き場もあり、渡り船やラフティングなどの様子が見られる。渡駅の手前で球磨川第二橋梁を渡り、また東岸に戻る。渡駅と西人吉駅の間には桜並木があり、春先には桜のトンネルになる。

人吉駅から吉松駅までは熊本・宮崎県境の国見山地を越える高低差430mの山線と呼ばれる区間で、大畑駅のループ線とスイッチバック、矢岳越えの日本三大車窓など、著名な車窓を楽しむことができる。

参考文献
JR九州、肥薩線 - Wikipedia より引用

JR九州のホームページ
http://www.jrkyushu.co.jp/tabi/sl_hitoyoshi/index.jsp

今回、肥薩線の撮影において人吉が地元であり、また鉄道仲間のアバラC4さんとご一緒に撮影させて貰い、この場を借りて御礼申し上げます。
アバラC4さんの旅行記もご一緒にご覧なって頂けると嬉しいですので、宜しくお願い申し上げます。私の写真と重複している場所は、一緒に撮影した場所です。

アバラC4さんのホームページ
http://4travel.jp/traveler/abara-c4/

同行者
友人
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー タクシー 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 熊本に前日の夜入り、昨年同様に駅前のJR九州熊本に宿泊して当時SL入線の1時間前からホームで待っておりました。水戸岡鋭治氏デザインの黒のDE10に牽引されて9:07 5番線に入って来ました。

    熊本に前日の夜入り、昨年同様に駅前のJR九州熊本に宿泊して当時SL入線の1時間前からホームで待っておりました。水戸岡鋭治氏デザインの黒のDE10に牽引されて9:07 5番線に入って来ました。

  • JR九州のスタッフと機関士の挨拶

    JR九州のスタッフと機関士の挨拶

  • 5番線ホームに入線中のSL人吉

    5番線ホームに入線中のSL人吉

  • JR九州の社員であり、SL人吉のキャビンアテンダント。出発前の記念撮影

    JR九州の社員であり、SL人吉のキャビンアテンダント。出発前の記念撮影

  • 1号車の展望ラウンジ

    1号車の展望ラウンジ

  • 走行中の1号車の展望ラウンジ。3号車と違い景色は全く見せませんでした。

    走行中の1号車の展望ラウンジ。3号車と違い景色は全く見せませんでした。

  • 3号車の展望ラウンジ

    3号車の展望ラウンジ

  • 3号車の展望ラウンジ

    3号車の展望ラウンジ

  • ハチロクの概要説明。”ハチロクは大正11年に日立製作所で製作されました。。。”と書かれており私の広角のレンズで撮影しました。<br />

    ハチロクの概要説明。”ハチロクは大正11年に日立製作所で製作されました。。。”と書かれており私の広角のレンズで撮影しました。

  • 1号車の車内、白い棚の中にはHOゲージのSLの模型が飾られております。<br />非常に落ち着く車内です。

    1号車の車内、白い棚の中にはHOゲージのSLの模型が飾られております。
    非常に落ち着く車内です。

  • 2号車の車内。私は今回2号車の3番D席でした。この車両には売店とビュッフェがあり、お土産や食べ物を買うことができます。特にお勧めは車内限定のSL人吉グッヅを買うことです。もちろん私も購入しております。中身は秘密です。。。

    2号車の車内。私は今回2号車の3番D席でした。この車両には売店とビュッフェがあり、お土産や食べ物を買うことができます。特にお勧めは車内限定のSL人吉グッヅを買うことです。もちろん私も購入しております。中身は秘密です。。。

  • 2号車のビュッフェ。乗客の皆さんお土産や食べ物を買っておりました。特にSL関係のグッズは数量限定の早い者勝ちなので、乗車して出発する前に買うことをお勧めいたします。

    2号車のビュッフェ。乗客の皆さんお土産や食べ物を買っておりました。特にSL関係のグッズは数量限定の早い者勝ちなので、乗車して出発する前に買うことをお勧めいたします。

  • 2号車の車内インテリア。さすが水戸岡鋭治氏デザイン。九州新幹線の800系をデザインした方です。棚にはこれまたHOゲージのSLの模型が飾ってあります。

    2号車の車内インテリア。さすが水戸岡鋭治氏デザイン。九州新幹線の800系をデザインした方です。棚にはこれまたHOゲージのSLの模型が飾ってあります。

  • 球磨川に沿って肥薩線は走ります。その土地柄の説明書き

    球磨川に沿って肥薩線は走ります。その土地柄の説明書き

  • 58654形 ハチロクの機関室。機関士さんが圧力の状態を確認中

    58654形 ハチロクの機関室。機関士さんが圧力の状態を確認中

  • ハチロクの運転台。

    ハチロクの運転台。

  • 機関士さんにお願いしてボイラーの蓋を開けて貰い、広角レンズで連射しました。

    イチオシ

    機関士さんにお願いしてボイラーの蓋を開けて貰い、広角レンズで連射しました。

  • SLの運転で一番重労働で機関助手さんがする仕事で、石炭をくべっておりました。石炭をボイラーの中に入れる事を”くべる”と言います。

    SLの運転で一番重労働で機関助手さんがする仕事で、石炭をくべっておりました。石炭をボイラーの中に入れる事を”くべる”と言います。

  • 2号車の車内入り口付近。私は今回2号車の3番D席でした。

    2号車の車内入り口付近。私は今回2号車の3番D席でした。

  • 肥薩線は八代駅から始まります。その0起点の場所を撮影。この写真の0起点は観光用であり本物は別のホームにあります。

    肥薩線は八代駅から始まります。その0起点の場所を撮影。この写真の0起点は観光用であり本物は別のホームにあります。

  • SL人吉に乗車中、八代駅を通過して川線の肥薩線に入って1回目のトンネル内

    SL人吉に乗車中、八代駅を通過して川線の肥薩線に入って1回目のトンネル内

  • 川線を走る肥薩線。その川とは、最上川・富士川と並ぶ日本三大急流の一つでもあり、当日は残念ながら雨でした。個人的には撮影日ではなく、乗車日に雨が降ったのでラッキーでした。ちなみに午後は曇りから晴れでした!

    川線を走る肥薩線。その川とは、最上川・富士川と並ぶ日本三大急流の一つでもあり、当日は残念ながら雨でした。個人的には撮影日ではなく、乗車日に雨が降ったのでラッキーでした。ちなみに午後は曇りから晴れでした!

  • 球磨川第一橋梁を3号車の展望ビュッフェから撮影。この時も雨でした。そして、人吉駅に到着後、そく人吉駅のコインロッカーに荷物を預け(カメラ機材以外)すぐにこの橋まで各駅電車で戻り、午後の返しのSL人吉を撮影しました。

    球磨川第一橋梁を3号車の展望ビュッフェから撮影。この時も雨でした。そして、人吉駅に到着後、そく人吉駅のコインロッカーに荷物を預け(カメラ機材以外)すぐにこの橋まで各駅電車で戻り、午後の返しのSL人吉を撮影しました。

  • 白石駅に到着後5分停車の合間に反対側のホームから撮影

    白石駅に到着後5分停車の合間に反対側のホームから撮影

  • 白石駅を11:26出発、キャビンアテンダントが鐘をカランコロンと鳴らして知らせております。

    白石駅を11:26出発、キャビンアテンダントが鐘をカランコロンと鳴らして知らせております。

  • 一勝地駅11:41着。ここで10分停車。その10分の合間にキャビンアテンダントさんを撮影。私が最初にお願いをして撮影したら、後から周りのお客が真似して、この女性の方を撮影しておりました。困ったもんだ!

    一勝地駅11:41着。ここで10分停車。その10分の合間にキャビンアテンダントさんを撮影。私が最初にお願いをして撮影したら、後から周りのお客が真似して、この女性の方を撮影しておりました。困ったもんだ!

  • 人吉駅の垂れ幕

    人吉駅の垂れ幕

  • 人吉駅

    人吉駅

  • 人吉駅と時計台

    人吉駅と時計台

  • ホームの反対側に見える緑の電車はくまがわ鉄道

    ホームの反対側に見える緑の電車はくまがわ鉄道

  • 人吉駅の改札口なんとも風情がある改札だ!

    人吉駅の改札口なんとも風情がある改札だ!

  • 人吉機関庫 明治44年(1911年)の建築で、今も現役の石造機関庫としては国内唯一。地元の石工たちが琢磨地方の石才を生かして作り上げた、重厚な佇まい。入り口の3連アーチがシンボル

    人吉機関庫 明治44年(1911年)の建築で、今も現役の石造機関庫としては国内唯一。地元の石工たちが琢磨地方の石才を生かして作り上げた、重厚な佇まい。入り口の3連アーチがシンボル

  • 人吉機関庫と横を走る肥薩線 

    人吉機関庫と横を走る肥薩線 

  • 人吉駅の人吉機関庫で休憩中のハチロク

    人吉駅の人吉機関庫で休憩中のハチロク

  • 人吉駅から各駅で鎌瀬駅まで戻り下車して、これから撮り鉄になり、返しのSL人吉ハチロクを待ちます。15:08 場所は琢磨川第一橋梁を山の上から俯瞰で撮影!

    人吉駅から各駅で鎌瀬駅まで戻り下車して、これから撮り鉄になり、返しのSL人吉ハチロクを待ちます。15:08 場所は琢磨川第一橋梁を山の上から俯瞰で撮影!

  • 15:50返しのハチロクが琢磨側第一橋梁を爆煙をあげて通過中。この場所で撮影していた鉄ちゃんは約20〜30人おりました。

    15:50返しのハチロクが琢磨側第一橋梁を爆煙をあげて通過中。この場所で撮影していた鉄ちゃんは約20〜30人おりました。

  • ハチロクが琢磨側第一橋梁を爆煙をあげて通過中。

    イチオシ

    ハチロクが琢磨側第一橋梁を爆煙をあげて通過中。

  • 翌日中日天気は快晴。人吉駅から渡り駅まで移動して、行きのSL人吉を琢磨川第2橋梁で撮影することにしました。

    翌日中日天気は快晴。人吉駅から渡り駅まで移動して、行きのSL人吉を琢磨川第2橋梁で撮影することにしました。

  • 渡駅で上りを待ついさぶろう・しんぺい号、島式のホームで待ちます。<br />昔はタブレット式ですが、今は電気式の軌道回路を使用してます。

    渡駅で上りを待ついさぶろう・しんぺい号、島式のホームで待ちます。
    昔はタブレット式ですが、今は電気式の軌道回路を使用してます。

  • 渡駅で停車中のいさぶろう・しんぺい号

    渡駅で停車中のいさぶろう・しんぺい号

  • 人吉滞在の中日は、渡駅から歩いて15分の撮影ポイント琢磨川第2橋梁を渡るSL人吉 ハチロクの撮影。ここから鉄道仲間のアバラC4さんとご一緒に1日撮影の旅が始まりました。<br /><br />アバラC4さんのホームページもご覧になってくださいね!<br />http://4travel.jp/traveler/abara-c4/<br />

    人吉滞在の中日は、渡駅から歩いて15分の撮影ポイント琢磨川第2橋梁を渡るSL人吉 ハチロクの撮影。ここから鉄道仲間のアバラC4さんとご一緒に1日撮影の旅が始まりました。

    アバラC4さんのホームページもご覧になってくださいね!
    http://4travel.jp/traveler/abara-c4/

  • 琢磨川第2橋梁を渡るSL人吉 ハチロクの門デフ姿は絵になります!このカメラの右隣には実は昨年只見線でお世話になった、宮城県在住のおやじさんも一緒におりお世話になりました。<br />

    イチオシ

    琢磨川第2橋梁を渡るSL人吉 ハチロクの門デフ姿は絵になります!このカメラの右隣には実は昨年只見線でお世話になった、宮城県在住のおやじさんも一緒におりお世話になりました。

  • アバラC4さんと二人で当初坂本と段の中間にある、赤レンガの造りの変電所付近で撮影する予定でしたが、駅から遠い為、二人で相談して段駅近くのトンネルからハチロクが出る瞬間を撮影する事にしました。

    アバラC4さんと二人で当初坂本と段の中間にある、赤レンガの造りの変電所付近で撮影する予定でしたが、駅から遠い為、二人で相談して段駅近くのトンネルからハチロクが出る瞬間を撮影する事にしました。

  • SL人吉 ハチロクが赤レンガ造りのトンネルから出た瞬間です。トンネル内で溜まった煙が出た瞬間ボッ〜〜!と出ます。

    イチオシ

    SL人吉 ハチロクが赤レンガ造りのトンネルから出た瞬間です。トンネル内で溜まった煙が出た瞬間ボッ〜〜!と出ます。

  • アバラC4さんと撮影終了後、タクシーで八代駅まで戻り、そこから九州横断特急にて人吉まで戻りました。

    アバラC4さんと撮影終了後、タクシーで八代駅まで戻り、そこから九州横断特急にて人吉まで戻りました。

  • 九州横断特急の車内

    九州横断特急の車内

  • 琢磨川

    琢磨川

  • 人吉滞在3日目。この日は夕方まで肥薩線の撮影をして、夕方熊本から九州新幹線と山陽新幹線を利用して、次の目的地新山口駅へ向かう日の午前中雨の中の撮影です。

    人吉滞在3日目。この日は夕方まで肥薩線の撮影をして、夕方熊本から九州新幹線と山陽新幹線を利用して、次の目的地新山口駅へ向かう日の午前中雨の中の撮影です。

  • 琢磨川と右手に線路。場所は坂本と段駅の中間にある国道の橋の上からSL人吉 ハチロクのS字カーブを俯瞰気味で撮影

    琢磨川と右手に線路。場所は坂本と段駅の中間にある国道の橋の上からSL人吉 ハチロクのS字カーブを俯瞰気味で撮影

  • 当日雨の為霧が出てました。

    イチオシ

    当日雨の為霧が出てました。

  • 白石駅のホームから停車時間を利用して肥薩線を撮影

    白石駅のホームから停車時間を利用して肥薩線を撮影

  • 最後の撮影地。一勝地の発車シーンを土砂降りの中で撮影。

    最後の撮影地。一勝地の発車シーンを土砂降りの中で撮影。

  • 最後の撮影地。一勝地の発車シーンを土砂降りの中で撮影。<br />SL人吉 ハチロクの発車シーンで爆煙姿を見ることができますが、撮影する方は傘とカッパ着て土砂降りの寒空の中1時間じっと待っておりました。

    最後の撮影地。一勝地の発車シーンを土砂降りの中で撮影。
    SL人吉 ハチロクの発車シーンで爆煙姿を見ることができますが、撮影する方は傘とカッパ着て土砂降りの寒空の中1時間じっと待っておりました。

  • SL人吉 ハチロクの発車シーン!

    SL人吉 ハチロクの発車シーン!

  • SL人吉 ハチロクの発車シーン!

    SL人吉 ハチロクの発車シーン!

  • SL人吉 ハチロクの発車シーン!

    SL人吉 ハチロクの発車シーン!

  • SL人吉 ハチロクの発車シーン!

    イチオシ

    SL人吉 ハチロクの発車シーン!

  • SL人吉 ハチロクの発車シーン!

    SL人吉 ハチロクの発車シーン!

  • SL人吉 ハチロクの発車シーン! まさに爆煙!目の前で見ていると音と迫力で圧倒されました!

    SL人吉 ハチロクの発車シーン! まさに爆煙!目の前で見ていると音と迫力で圧倒されました!

  • 200mmの望遠レンズで撮影しておりますが、目の前5mくらいのところを通過中です。

    イチオシ

    200mmの望遠レンズで撮影しておりますが、目の前5mくらいのところを通過中です。

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  • zzr-cさん 2011/06/11 17:15:12
    すごい迫力。
    Medinaさま こんにちは!

    発進時、煙突から出る煙と車輪あたりから出る蒸気は半端ないですね!

    今のガソリンやディーゼル機関と違い非力な蒸気機関ならではの
    出力のかけ方が頑張っている感満載ですね!

    人が頼んで撮影させてもらった後についでに撮影、ちゃんと断りなよ!
    って思っちゃいますね。

    それにしても相変わらず素晴らしい行動力。

    乗り鉄して撮り鉄してバイタリティー溢れてますね!

    小学生の時、大井川のSLに乗り、豆炭を貰ったのを後生大事に
    していたのを思い出しました^_^

    じぃ〜

    Medina

    Medinaさん からの返信 2011/06/12 11:15:49
    RE: すごい迫力。
    zzr-c様

    こんにちはお世話になります。

    > 発進時、煙突から出る煙と車輪あたりから出る蒸気は半端ないですね!

    SLの煙ですが機関士さんの気分による事が多々あり、もちろん釜の状態にも
    よりますが、時には煙を出さないようにする場合もあります。住民の方の配慮で煤が洗濯物や布団に着かないようにする為に、セーブする場合もあるみたいですね。ただ一勝地駅は裏が山、反対側が球磨川で民家が少ないので、たぶん爆煙を出せたのだと思います。他の駅で見てたら余り出さない所も多々ございました。

    > 今のガソリンやディーゼル機関と違い非力な蒸気機関ならではの
    > 出力のかけ方が頑張っている感満載ですね!

    このSLは石炭だけですが、も少し大きい車両は重油も積んでおりより出力を上げております。でも車でこの様な煙を出したら、おそらく警察と消防車が来て水をぶっ掛けられるでしょうね!

    > 人が頼んで撮影させてもらった後についでに撮影、ちゃんと断りなよ!
    > って思っちゃいますね。

    この時私の後3人ほど乗客が無言で撮影しておりました。変な感じでした!
    >

    > それにしても相変わらず素晴らしい行動力。
    > 乗り鉄して撮り鉄してバイタリティー溢れてますね!

    3ヶ月間ほぼ毎週出かけていたので、さすがに疲れて今日日曜日は家におります。ただ来週末はETC休日1000円の最終日なので群馬県の上越線へ出かける予定でおります。

    > 小学生の時、大井川のSLに乗り、豆炭を貰ったのを後生大事に
    > していたのを思い出しました^_^

    zzr-cさんお気づきになったかわかりませんが?大井川鉄道のSLの旅行記がないこと。。。

    実は下書きにはUPしておりますが、大井川について冬から夏までの四季の風景を掲載する予定で、少しずつ製作しております。
    もうしばらくお時間ください。

    これからも宜しくお願い致します。

    Medina
  • エンリケさん 2011/06/09 23:28:21
    映画のような一枚一枚
    Medinaさん

    こんばんは。
    SL人吉、わたしは関東の人間なのであまり見かけたり聞いたりしないのですが、九州では石炭を燃やすSLが走っているんですね!

    最後の爆煙をあげて走っている姿が映画のワンシーンのようで迫力があります。

    駅のホームや車内の様子、機関室も、古き良き時代を思い起こさせるようで、本当に趣がありますね。

    撮るのに苦労なさったようですが、こんな素晴らしい旅行記に仕上がって、楽しませてもらいました。
    どうもありがとうございました。

    Medina

    Medinaさん からの返信 2011/06/12 10:58:27
    RE: 映画のような一枚一枚
    エンリケ様

    こんにちは、初めまして、またコメントありがとうございます。

    > SL人吉、わたしは関東の人間なのであまり見かけたり聞いたりしないのですが、九州では石炭を燃やすSLが走っているんですね!

    私も東京在住の者です。昨年偶然熊本駅でSL人吉を見かけてからは、この車両に取り付かれて、今年は乗車も致しました。日本最古の動体保存の蒸気機関車ですが、手入れが凄くて新車なみにピカピカでした。

    > 最後の爆煙をあげて走っている姿が映画のワンシーンのようで迫力があります。
    > 駅のホームや車内の様子、機関室も、古き良き時代を思い起こさせるようで、本当に趣がありますね。
    > 撮るのに苦労なさったようですが、こんな素晴らしい旅行記に仕上がって、楽しませてもらいました。

    最後の一勝地駅の撮影ですが、少し旅行記に書きましたが、当日土砂降りの雨でした。おまけに人吉の旅館をチェックアウトし夜、新幹線で新山口駅へ移動日の日で、もちろんカメラ機材と衣服関係のカバンを持っており、おまけに三脚もでした。仕方がないので、一勝地の駅員さんに頼んで衣服のカバンだけ預けて、200m先のホームの先端まで歩き、カッパと傘さして1時間以上SLが来るのを待っておりました。結果はあの写真です。

    皆さん同じですが良い写真を撮るのに苦労されておりますね。
    これからも努力して良い写真を見てもらえるように頑張りますので、宜しくお願い致します。

    Medina
  • クラウザーさん 2011/06/08 08:37:14
    すごい!
    Medinaさん

    お邪魔します〜

    何もかもが、すごい!です。

    SLから出る煙がハンパないですね!

    しかも、白と黒が別々に出て、空中で混ざって灰色になるんですね!

    初めて知りました。 二か所から煙が出ているなんて。

    無知ですみません。。

    また、下方からも煙がでるんですね !

    これまた、ビックリ!です。


    車内の写真もすごい!の一言です。

    輝いている機械類にオレンジの炎!

    大変綺麗な写真で。 生で見ているようです!


    お姉さんの記念撮影。後から後から、まねっこ!あははは〜

    私もその口ですー!

    超大作で感動いたしました。


    失礼いたします。


    クラウザー

    Medina

    Medinaさん からの返信 2011/06/19 19:22:24
    RE: すごい!
    クラウザー様

    こんばんは掲示板の書き込み見落としており申し訳ございませんでした。

    > SLから出る煙がハンパないですね!
    > しかも、白と黒が別々に出て、空中で混ざって灰色になるんですね!

    SLは煙が命なのです。この煙を撮影する為に日々努力をしております。

    とくにSLの発車シーンは凄いですね。大きな機関車になればなるほど
    迫力が増してきます。

    > 初めて知りました。 二か所から煙が出ているなんて。
    煙突からと蒸気弁からでます。そして下から溜まった水を吐き出すドレンがあります。

    >車内の写真もすごい!の一言です。
    JR九州新幹線の800系もデザインした水戸岡鋭治氏デザイン。

    > 輝いている機械類にオレンジの炎!
    > 大変綺麗な写真で。 生で見ているようです!

    釜の中ボイラーを見せて貰えるのは中々難しいのです。機関士さんの気分にもよりますが、近くにいると熱いのですよ!


    > お姉さんの記念撮影。後から後から、まねっこ!あははは〜
    > 私もその口ですー!

    あの時お姉さんに頼んで、列車の出口付近で撮影させてください!お願いして
    ポーズを取っている間に、なにゃら後ろから4〜5人の男どもが来て黙って撮っておりました。写真撮ったら礼も言わず逃げて行きました!

    おい〜〜!そりゃないだう! おい〜〜〜〜逃げるなよ!でした。
    世の中には常識がないやつも多いな!思いました。

    Medina

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