ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン音楽祭2011　LA FOLLE JOURNEE au JAPON

2011/05/05 - 2011/05/05

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのメイン会場　2011.5.5 子供の日
Main hall of 2011　LA FOLLE JOURNEE au JAPON

震災でメイン会場東京国際フォーラムの設備損傷や海外からの出演者の大幅なｷｬﾝｾﾙなどにより開催が危ぶまれた今年の「熱狂の日」音楽祭2011は、規模を大幅に縮小して開催されることが４月下旬になってやっと決まりました。
4.28にどうにか手に入ったチケットを持ってよみうりホールのコンサートに出かけました。
少し早めに行って東京国際フォーラム地下のカフェ・バーIL BARでスタンバイです。木質系のインテリアが心地よかったです。店の看板のロゴBARは地震でねじれたままになっていました。

コンサートはクラリネットの３曲で望月京のインテルメッティ?（世界初演）、ブラームスのクラリネット･ソナタ第１番、クラリネット五重奏曲です。五重奏曲は私にとってモーツァルトと並びなじみの曲です。二階最前列中央の席A列20番で素晴らしい音色を堪能することが出来ました。「熱狂の日」に相応しいコンサートでした。

午後はフォーラムの展示場で開かれたパーカッション･アンサンブル　クレールの演奏を楽しみました。マリンバの３重奏（１台を３人で演奏）やタップ･ダンスも普通の演奏会とは違って楽しかったです。

帰りは4.28にも行った丸の内ブリックススクエア「一号館広場」に行ってみると、そこでもバイオリン２重奏の演奏にすごい人垣が出来ていました。終了後はまたカフェ・レストランでワインをいただきました。今回はCaliforniaのピノ・ノアールがすごく美味しかったです。
東京駅近くのスカイバス発着所にはスカイツリーも巡るバスが待機していました。

この日の気温は前日の25℃から10度も低い15度ほどでした。
音楽祭の熱気を昨年と比較したような気温の変化です。
でも演奏をいくつも、比較的ゆったりと楽しめたのはよかったです。

撮影　Nikon COOLPIX 5400 yamada423

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エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

カフェ・バーPRONT IL BAR（プロント　イル　バール） 　　10:28

東京国際フォーラム地下のこの店でコンサート前の一休みです。
http://www.hotpepper.jp/strJ000765394/
Tel：050−5815−5460

木質の大きなテーブルは心地よかったです。

このように壁際の席と中央に大きなテーブルがある店での席の埋まり方を観察するのも興味があります。
一般的には狭いテーブルでとなりの席が近くても壁際が人気があるようです。私は一人の時には好んで広いテーブルを選びます。

この店を作ったインテリア・デザイナーがどれほど知恵を絞って設計・レイアウトしたかを考えると、この店の看板のようでもあるこの大きなテーブルを使ってみたくなるのは設計（自動変速機）を生業としてきた私の人情でもあるでしょう。

大きなテーブルにはこのような引き出しが付いています。デザイナーの遊び心を感じます。
小物入れに便利ですが忘れて帰りそうです。
これはチケットの袋を入れてみたところです。

カフェの栃木さん（名札）

店のロゴが地震でねじれてしまったとの説明をしてくれました。

IL BARのロゴが地震でねじれたままです。
従業員の皆さんのサービスは全くねじれていませんので安心です。

カフェ・バーPRONT IL BAR 　　　　10:42

BARをバールと発音するのはスペイン語ですがスペイン的な雰囲気は感じませんでした。

６枚がお店の紹介になってしまいましたがサービス券をいただいたわけではありません。撮影･取材協力と、あくまで私独自の判断・評価によるものです。（笑い）

東京国際フォーラム　ホールDの三角窓を通して丸の内仲通りが見えます。

この堅固な三角形の構造は震度７の地震でもビクともしないでしょう。
今回のホールA、Bなどが震災で使用不能になった主な要因は電気系統を含む付帯設備の損傷のようです。

東京国際フォーラム　ホールDの出入り口

正面は新国際ビルヂング

英語のbuildingをビルヂングと訳したのは誰か知りませんが、明治のかおりを後世に伝える名訳と思います。最も有名なのは丸の内ビルヂング
（丸ビル）でしょう。

東京国際フォーラム　　ガラス棟　　10:48

新緑の東京国際フォーラム広場　

ケヤキ（欅）の新緑が清々しい雰囲気を作っています。
この下は展示場になっていますが巨大空間の空調の助けにもなっているでしょう。　

有楽町駅　日比谷口　13:21

有楽町中央口架道橋　　　０k８０３M８５は基点の東京駅からの距離でしょう。

遠くに見えるのは有楽町イトシア

有楽町イトシア（ゆうらくちょうイトシア）は、東京都千代田区有楽町二丁目の有楽町駅前に所在する丸井を核店舗とするオフィスペースを兼ね備えた複合商業施設である。
イトシア（ITOCiA）の由来は「愛しい＋ia（場所を表す名詞語尾）」
http://www.itocia.jp/

BIC CAMERA
家電量販店の草分け的な店の一つです。
ヨドバシ、さくらや（今はありません）・・・
このビルは以前「有楽町そごう」が入っていました。

有楽町で逢いましょう（ゆうらくちょうであいましょう）とは、1957年7月に発表されたフランク永井歌唱の楽曲である。有楽町そごう（現在のビックカメラ有楽町店に位置する）のコマーシャルソング（キャンペーンソング）としても使用された楽曲でもある。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~ada-kazu/new_page_252.htm

ガード下のJR有楽町駅出入口。
東京国際フォーラムに最も近い出口です。

よみうりホール　　13:26

有楽町駅前にあるよみうりホールは、世界平和記念館（広島）・日生劇場（東京）等を手がけた建築家・村野藤吾氏の設計により、１９５７年にオープンした多目的ホールです。曲面を多用した独自の構造と立地の良さを生かし、コンサート・講演会・試写会などに幅広く利用されています。
http://www.yomiuri-fudousan.co.jp/yomiuri-hall/

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのメイン会場である東京国際フォーラムのガラス棟内部です。
船底を模した天井構造が特徴的なデザインです。

ガラスを通しての夏場の太陽熱吸収は気がかりですが、地下に続く広大な展示場の空間が一種のヒート・シンクheat sinkの役割を果たし、室温上昇を緩和してくれるのでしょう。
展示場の上の地上階広場はケヤキの植栽で木陰になっています。

この写真についてはモノトーンで殺風景な室内を赤いカーペットと緑のブース壁が色どりを添えてくれるように、エスカレータを上った地上階から縦画像で撮りました。
「東京国際フォーラムの顔写真」として表紙に採用しました。

東京国際フォーラムのシンボリックなガラス棟　14:33

東京国際フォーラムの設計者は ラファエル・ヴィニオリ (Rafael Vinoly) 米国。1944年ウルグアイ生まれ。
http://www.t-i-forum.co.jp/company/architecture.html

この場所には淀橋浄水場跡地を開発した新宿副都心の都庁舎（平成３年・1991年竣工）が出来るまでは東京都庁がありました。
http://www.hakanaki-jokei.com/kyutocho.html

船底を模したガラス棟の天井構造　　

有楽丸YURAKUMARU　1991トンの船底です。
Shinjiteha ikemasenyo. Tokyo International Forum was established in 1991.

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2011のプログラム表紙と
Y-38aのチケット

「ラ・フォル・ジュルネ」とは
フランス北西部の港町ナントで、1995年に誕生したクラシック音楽祭。
クラシック音楽の常識を覆すユニークなコンセプトに貫かれ、「ラ・フォル・ジュルネ（熱狂の日）」のネーミングそのまま、ヨーロッパの数ある音楽祭の中でもっともエキサイティングな展開を見せている。ナント素敵なことでしょう。
http://www.lfj.jp/lfj_2011/

＜ナント市について＞
http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/pdf_174/08_chiiki.pdf

2011.5.5のプログラム

私が聴いたのはよみうりホールで11：30開演のY-38a S席￥2500

コンサートはクラリネットの３曲で望月京のインテルメッティ?（世界初演）、ブラームスのクラリネット･ソナタ第１番、クラリネット五重奏曲です。

ホールA（約5000席）、ホールBは損傷が大きく使用できなかったようです。

トークショー

小田島久恵　　北村朋幹

スタッフの背中

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン　LA FOLLE JOURNEE au JAPON

La Folle Journee au Japon 2011
この写真はチケットを買いに行った４月２８日です。
その時の旅行記は
小さな旅　新緑の丸の内 2011　Spring in Marunouchi/Tokyo　　
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10562292/

ガラス棟１階北野端にある太田 道灌像　　14:37

太田 道灌（おおた どうかん）は、室町時代の武将。武蔵守護代、扇谷上杉家の家宰。摂津源氏の流れを汲む太田氏。扇谷上杉家家宰太田資清（道真）の子で、家宰職を継いで享徳の乱、長尾景春の乱で活躍した。江戸城を築城した武将として有名である。

太田道灌と山吹伝説
http://homepage3.nifty.com/youzantei/mitisirube/yamabukidensetu.html
有楽町の太田道灌
http://members2.jcom.home.ne.jp/s0810matsui/sizen/kanrinin/040909yurakucho.htm

国際フォーラム地上広場　　あいにくの曇り空で肌寒い一日でした。15℃

国際フォーラム地上広場で憩う人々
http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/guidemap.html

国際フォーラム地上広場の移動販売車（本格薪釜ピザ）

例年なら数十人の行列ですが今年は客待ち状態です。

東京ビル　TOKIA　14:45
三菱電機本社があります。
１〜３階の一部にはレストランがあります。

＜参考サイト引用＞
「あの〜、ちょっと聞いてみるんですが、入口の壁面に何でピンクこうもりが描かれているんですか？」
TOKIAビル に入りまして１階の三菱電機さん受付で恐る恐る聞いてみました。
「あ、あれですね。あれは、このビルがこの界隈で初めて深夜営業をしたということで。それを象徴的に描いたそうです。詳しいことがお聴きになりた場合はビル管理の方へどうぞ（笑顔）」

Where every night is a late night(毎晩夜が遅い場所）
「深夜営業＝ピンクこうもり、ですか。なるほど。」

where:関係代名詞

TOKIA　１階のレストランVIRON
席がすぐには取れずブリックス・スクエアへ行きました。

Dejeuner(ランチ）の看板　　　（Petit Dejeunerは朝食）
日替わりランチPlat du jour　￥1470
①森山ジャージー牛肩肉のトマト煮込み
②鮮魚のポアレ、グリビッシュソース
ニース風サラダは￥1260

前菜やアラカルト（一品料理）もいろいろ書いてあります。

三菱一号館遠景

「三菱一号館とは」
http://mitsubishi-ichigokan.jp/

三菱一号館　2009年復元・竣工　15:04

ここでも色のあるものを待ちました。橙色のバスとブルーのパーカー。

一号館広場でのコンサート

カフェ･レストランA16(ｴｰｼｯｸｽﾃｨｰﾝ）はGiraudジローレストランシステムズが運営するイタリアンレストランの一つです。
http://r.gnavi.co.jp/e533311/

Pinot Noir,Central Coast \900 15:22
A16のカウンター席です。
4.28にチケット購入の帰りにもここでイタリア・ワインをいただきました。
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10562292/

ピノ・ノアールPino Noirはフランスのブルゴーニュ地方の赤ワインの葡萄ですが、この店はCalifornia Italianですのでその葡萄をカルフォルニアのセントラル・コーストで栽培し醸造したものでしょう。

個性豊かなカリフォルニアワイン
http://www.visitcalifornia.jp/theme/winefood/
http://ameblo.jp/wine-ch/day-20101212.html

カウンターの目の前のピザ窯
この日は暖炉のように暖かく気持ちがよかったです。

新緑の季節です。

この広場は緑が豊かでベンチもたくさんあって、まさに都心のオアシスです。
＜余談ですが＞
1990年代まで富士通のワープロ・システムOASYSがオフィスの主流でしたがMicrosoft Windows(Word,Excelなど)が登場してあっという間に主役の座を奪われてしまいました。
OASYSで作成し大切に磁気保護ケースに保管したフロッピー・ディスクは、再度日（陽）の目を見ることはありませんでした。

フロッピー　ソフト変われば　断捨離(ﾀﾞﾝｼｬﾘ）も　＜川柳＞

私が50年近くネガをきちんと保存しているのは、少なくとも生きているうちはいつでもプリントしたいためです。電子データ（デジタル）と銀塩写真（アナログ）の違いは優劣付けがたいところがいっぱいあります。

赤いマロニエの花。(前の写真にも写っています）
マロニエは別名セイヨウトチノキと呼ばれます。
一般的には白い花が多いですが赤いのもあります。
マロニエはパリのチュイルリー公園や街路樹でよく見かけます。

この旅行記にチュイルリー公園のマロニエの白い花があります。
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10465837/

ヘンリー・ムーア「腰掛ける女」

スカイバスの看板娘ではなく「看板＋娘？」です。　　15:59

最近できた「東京スカイツリー・浅草コース」　　
所要時間80分　1800円。
２階席はスカイツリーを見上げるのには最適でしょう。
このスカイバス発着所は丸の内の三菱ビルの前にあります。
レッド・ダイアモンドの赤に統一されているみたいですが関係あるかどうか知りません。日の丸の赤でしょうか。

ゴールデンウィークの都心の人出は例年になくマイルドな感じでした。
大震災からの復興が順調に進んでほしところですが、この国の指導者の危機感・使命感・熱気などがあまり感じられないのはなぜでしょうか。
私は自粛ムードは好きではないので今日も出かけましたが、皆様にも適度な非生産的活動（消費）をお奨めします。yamada423
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2011.6.7にスカイツリーの展望台の料金が発表されました。
第一展望台（高さ350m)2000円、第二展望台（高さ450m)までは＋1000円（合計3000円）
六本木ヒルズの展望台（250m)1500円＋300円（ｽｶｲﾃﾞｯｷ：屋上）
私は「高すぎるという意見だけを掲載するマスコミの姿勢」には賛同しません。経済効果や、割引制度を作るのには調度良い金額と思います。
ちなみに上海金融中心の展望台（100階472ｍ）は150元（約1800円）で、物価を考慮するとスカイツリーよりかなり割高です。
http://www.shanghainavi.com/miru/102/

２階がオープン席になったSKY BUS

9月末にこのスカイバスでスカイツリーを見てきました。
天気に恵まれ感動するほど美しい姿を撮ることができました。
「スカイバスで東京スカイ・ツリーめぐり」
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10606607/