2011/04/20 - 2011/04/21
181位(同エリア252件中)
GOTOCHANさん
- GOTOCHANさんTOP
- 旅行記763冊
- クチコミ22件
- Q&A回答35件
- 2,062,661アクセス
- フォロワー29人
東日本大震災後はじめて仙台へ出張しました。震災から1ヶ月、ようやく仙台へ飛行機で行けるようになりました。仙台の市街地は一見何もなかったようでしたが、自分の目で見た仙台空港付近の惨状は、テレビ等の映像で何度も見ていたとはいえ、やはり衝撃的でした。それでも少しずつ復興の兆しも見えています。
がんばろう日本。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
東日本大震災から1ヶ月、津波の被害を受けた仙台空港は仮オープンし、羽田と伊丹から臨時便が到着するようになりました。伊丹からは1日2便で、午後の便で仙台に向かいました。フライトは快適で、北アルプスが良く見えました。また遠く富士山の姿も見ることができました。しかし、仙台空港が近づき沿岸部の風景を見た時は言葉がありませんでした。
-
仕事はごく短時間で終わるものでした。仙台の市街地は震災を感じさせないもので、表面上は日常を取り戻しているようでした。国分町の飲食店も通常の営業をしていましたが、売上の減少は深刻だそうです。
翌日10時の飛行機に乗るため、朝早くホテルをチェックアウトし仙台駅へ。駅前のホテルには、‘がんばろう東北’の巨大看板があります。もちろん街中のいたるところで大小様々な‘がんばろう○○’のスローガンを見ることができます。 -
仙台空港までのアクセス鉄道がまだ復旧していないため、リムジンバスで空港へ向かいました。リムジンバスはアクセス鉄道の開通で廃止されていました。仙台駅発は7時45分のはずが何故か満席にもなっていないのに35分に発車しました。渋滞がひどいとは聞いていましたが、確かにひどい渋滞でした。仙台市内を流れる広瀬川河畔の桜は満開でした。
-
高速に入り、石巻方面への三陸自動車道との分岐(仙台若林JCT)を過ぎたあたりから、津波の爪痕が…
-
高速を下りて空港へ向かう道路では集められたガレキや泥が山のように積み上げられていました。写真には撮っていませんが、津波で流された自動車も高く積み上げられているところもありました。
-
ポツンポツンと家を残し、ほとんど全てが流されてしまいました。仙台空港付近は震災からひと月半過ぎても電気が復旧しておらず、信号のある交差点では警視庁の警官が交通整理をしていました。
-
1時間10分で仙台空港に到着。空港ターミナルビルは震災で大きな被害を受け、ようやく一部が再開されただけです。2階の出発ロビーはまだ使用できず、この入口を入ったところが仮の出発ターミナルです。
-
JALのチェックインカウンターには、JALへの応援メッセージの寄書きが掲示されています。ANAにも同様の寄書きが寄せられています。
トイレも仮設で、手荷物検査を受け出発待合室に入るとトイレはありません。いまだ停電中で、自家発電で再開しており、当然エアコンはなし。かなり寒かったですが、避難所暮らしをしている被災者のことを考えればたいしたことはありません。 -
飛行機へは待合室から歩いて搭乗します。
-
離陸し、上空から見ると全てが流されてしまったことがわかります。仙台空港の駐車場に停めていた車は全て流されました。その車が集められていると思われる場所もあります。
-
飛行機から見る津波の爪痕。
-
飛行機から見る津波の爪痕。
-
さすが飛行機は速い。離陸して10分もすれば雪を頂いた東北の山々の上空です。これは日本百名山の吾妻山です。
-
磐梯山。うっすらですが磐梯山の向こうに猪苗代湖も見えています。
-
これは妙高山でしょうか?
-
そして遠く富士山の姿も見えました。
大阪空港までの正味の飛行時間はわずか1時間5分ほどです。飛行機さえ飛べば仙台は近いです。東北新幹線も間もなく全線開通します。東北へ冷やかしでなく応援に行ける人は是非行きましょう。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
宮城野・若林・名取(宮城) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
16