Europe2010　～　My old dear place　vol.5

2010/09/11 - 2010/09/20

今回の旅行の目的地は、ベルギーのブリュッセルに設定していたが、その前にルクセンブルクに立ち寄ろうと思っていた。

ルクセンブルク目当てに旅行する日本人なんて、とても少数なんじゃないかと思うんですが、自分この心の中では、ルクセンブルクが「気になる国」としてあり続けてました。
何が「気になる」のか、、、すいません、あんまりうまく表現できないですが、

・名前がかっこいい（何となく）
・訪れる国数を増やしたい（単純）
・ドイツとフランスのスキマにちょうどハマっていて、地図上どうも気になる
・つまり、ドイツっぽさとフランスっぽさが融合した国？
・小国ながら1人あたりの国民所得が世界一？
・古い旧市街や城壁が残っている、見所あり。
・パリからTGVで2時間じゃん

など、つまりはとりとめのない理由からです（笑）

っというわけで、パリのユースホステルにて、トーマスクックでルクセンブルク行きの列車を探していたんですが、ケータイのメールを見てて、衝撃の事実が発覚。ブリュッセルで予め予約していたホテルのチェックイン日付を1日間違えてました。つまり、ルクセンブルクなど立ち寄る暇なく、そのままブリュッセルに直行する必要があったというわけ。なんで間違えていたかというと、準備不足ですね～、今回の旅は明らかに準備不足が多すぎました（笑）

泊まろうとしたホテルの予約を間違えたり、無効になっていたり、国際キャッシュカードの引き出し上限を知らずに使い続けて、現金引き出し不能となるなど。前日まで仕事忙しかったし、ちょっとばっか旅慣れしたせいかも・・・でも、予定外のことがあると色々面白いのですよ笑（^Д^）9

予約したブリュッセルのホテルはキャンセル不可となってたんで、さすがに予定を繰り上げざるを得ない。（そのかわり、ブリュッセルで飛び込みで1泊分のホテルを探してた　笑）
のでルクスに行くのは、ブリュッセルに着いてからにしよーと決定

つまり、

【想定】　パリ（東）　―（2時間）→　ルクス　―（3時間）→　ブリュッセル

【現実】　パリ（北）　―（1.5時間）→　ブリュッセル　←（3時間往復）→　ルクス

こうなりました。。。
2.5時間の移動ロスです。まぁいいですけど。

それでは、ついにルクセンブルクへ！

エリア ルクセンブルク(ルクセンブルク)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ショッピング: 2.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブリュッセルからルクセンブルクに向かいました

途中3時間の車窓は、美しい草原と森林に囲まれてました

ルクセンブルク中央駅に到着

小さな国の小さな首都にある、小さな駅です

小さな国とはいえ、ルクセンブルクは世界屈指の豊かさ（1人当たりのGDPが世界一）です。


要因としては、製造業から金融サービス業への転換、また外国人労働者を多数受け入れて、彼らに多くの生産させることにより、国民一人当たりの総生産が高く計算されているそうです。

新市街からアドルフ橋を渡ると旧市街です。

橋の下は川によって隔てられた断崖絶壁、まさに街全体が堅固な要塞都市でした。

森に囲まれた、こんなのどかな国にも関わらず・・・昔から生き残るために多くの努力をしてきた国なのだなと思いました。

ルクセンブルクは、ドイツにルーツを持ちながら、フランスの影響を受けてきた国。

憲法広場

ギヨーム広場

ボックの砲台付近からの眺めは最高でした

旧市街の一方で、金融センターとして整備された新市街があります

おそらくドイツ方面へ向かう電車

砲台跡の入口で世界遺産のプレートを発見

渓谷をくり抜いて作った天然の要塞都市、それがルクセンブルク


19世紀後半に永世中立国となるまでは、都市を囲むように数十キロのトンネルが掘られていたそうです

グルント（低地）の景色ものどかなものです

下から見上げると、旧市街のある崖の高さが分かります。

当時の城壁跡も残っています。

駅と旧市街を結んでいるアドルフ橋です