2011/03/11 - 2011/03/15
2747位(同エリア3610件中)
keithforestさん
- keithforestさんTOP
- 旅行記449冊
- クチコミ176件
- Q&A回答927件
- 480,446アクセス
- フォロワー40人
今年の京都も三日目となりましたけれど、今日のクライマックスは臨済宗妙心寺派大本山「正法山妙心寺」で、まず花園会館で昼ご飯を戴いて、大法院、玉龍院、天祥院を見せて戴くことになっています。そのあとは麟祥院に入れて戴いて、北門から出て三河屋さんでわらび餅を戴き、昨年までは工事中だった竜安寺に北上という予定です。
昼飯までに大徳寺を見に行きます。私はそうでないのになんだかすっかり仏教徒になってしまったみたいです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
ホテルの朝ご飯という奴はすべからく高くできておりますから、殆ど食べることをしないで、外で食べますが、一度くらい食べておいても良いんじゃないかということで、日曜日の朝ご飯は泊まっているホテルの朝ご飯バイキングに致しました。
美味しいとはちょっといえない、味気ない日曜日の朝でした。 -
烏丸の通りは京都には珍しくバスの来ない通りで、一本だけ通っているといえば通っているのですが、一時間に一本しかありません。
烏丸御池の駅から地下鉄で北大路に参ります。 -
北大路バスターミナルから大徳寺へ参ります。地下鉄の駅からそのままバスターミナルの乗り場へ案内がありますから直ぐに誰にでも、どのバス停留所から出るのか一目瞭然でございます。ところが大徳寺へ通りかかるバスはいくつもあって、たくさんの人が乗ったバスが来たのに、気がつかないでやり過ごしました。
大徳寺門前にこんなお店があって、それらしいといったら、そりゃもちろん「大徳寺納豆」でよく知られた「大徳寺一久」がありました。大徳寺納豆といったらこの店だと聞いていましたが、他にもそんな看板を掲げた店があるんですね。 -
日曜日の朝でございます。いかにもそんな感じに良く晴れた、シ〜ンとした境内でございます。不思議なことにこうした雰囲気の中で私は直ぐに眠くなるんですなぁ。
-
こちらが勅使門でございましょうか。よい雰囲気でございます。
-
臨済宗大徳寺派大本山・龍宝山大徳寺。
この法堂の天井に描かれた龍は狩野探幽35歳の折の作品といわれているんだそうです。妙心寺の法堂の天井にも有名な狩野探幽の龍の絵がありますが、あれを描いたのは探幽が55歳の時の作品なんだそうですよ。
ほんの数年前まで、「法堂」なんてことばすら知らなかったっつうに、偉そうに書いておりますが、全部ネットのおかげ様々でございます。 -
境内を行きますとどうやら今日はお茶会が開かれるようで、聚光院の前にテントと机が出ておりました。
なんだか歩いて行くと受付らしきところにおられる男性諸氏がこっちに一斉に目を向けられるものですから、世の中をすべて飲み込んでいるような顔をして悠々と歩くのに疲れました。 -
日曜日の朝一番に静かなお寺の境内を歩くというのは実に気持ちの良いもので、これが良くって、このあたりにやってくるのは好きですねぇ。
-
こちらが「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」の総見院でございますよ。ちなみに「春の特別公開」が3月26日から5月8日まで行われているはずです。
1583年、豊臣秀吉が織田信長の菩提を弔うために建立した寺院で、ご案内の女性がとてもうまく解説して下さったので、とても良い印象を持ったまま辞することができましたのは嬉しうございますなぁ。 -
えーっとここに置いてある輿はなんだったか確か信長が・・・。
白状します、ネットで書いて下さった方のブログをカンニングしましてございます、折角ご説明戴いたのに。
こちらに安置してございます信長の木像なんですが、廃仏毀釈の際に大徳寺に逃れていて、昭和36年(つい、この前のことですなぁ)にこの輿にのって総見院に戻ってこられた、ということだそうです。 -
こちらには茶室が三室あるんだそうでございますよ。それにしても、あっちでもこっちでも京都というところにはお寺があって、そこいら中にお茶室があるわけですから、実に想像のつかない世界でございますなぁ。
もう、全く私なんかの生活とは似ても似つかない環境ですな。こりゃ下手したら外国人の方が京都を良く理解していたりするかも知れないですよ。
南禅寺界隈の古くからある立派な庭園を抱えたお屋敷を外国人が買っている、なんていう話を聴いたりすると、ちょっと焦る気にもなりますなぁ。
こちらには「寿安」という札が掲げてございますよ。 -
こんな網代編みの戸袋なんて維持するの大変でしょうねぇ。ということは京都にはこういう作業をこなす職人が結構な数いるということになるわけですな。
つまりこうして見物する観光客がこういうメンテの一端を担っておるわけでございますよ。 -
こちらの障子なんぞ、侘び、寂の世界といいながらも、今時考えられない凝りようじゃありませんか。左側は網代編みになっていて、右側の部屋はあれで、滑らすと隙間があくんでしょうね。あぁいう構造をなんというんでしょうか。
昔の雨戸には一枚くらい、こうしてずらして灯りを入れる構造がありましたねぇ。 -
龐庵(ほうあん)「 表千家・而妙斉の筆による扁額」とこういうことになっておりますな。
そのぉ、全く何も知りませんが、表だ裏だってのは一体なんのことかよく知りませんけれど、どこが違うんでございましょう。 -
え〜っとこれがなんの建物だったか、全く憶えていないんですが、多分、加藤清正が朝鮮から持って帰ってきたという石(舟のバラストにしていた?)で囲われた井戸がこの横だったでしょうか。
この何気なく、ぽんと置かれたお人形さんがなんだか微笑ましてくて、シャッターを押しました。生活があるっていうのか・・・。 -
で、これって何よ、って話ですが、実は秀吉が千利休から譲り受けてお手植えした侘び助だってんだから、驚きますな。京都市指定天然記念物に指定されておりますんですよ。
私、織田信長の供養塔なんてものを一切写真にしておりませんで、どうも、不謹慎でありますが、ご容赦賜りたいものかと存じ上げ候。 -
さて、とても気分のよいご案内の方に謝辞を述べて気持ち良く日曜日の朝の境内を次なる玉林院を目指します。
こちらも「京の冬の旅・非公開文化財特別公開」ってぇことになっているというわけでございます。 -
こちらはどちらかというと随分さりげなく、日頃の佇まいのままで、なんとも特別な雰囲気もなくて、自然な雰囲気でようございます。
しかしながら元はといえば豪商・鴻池了瑛がついておりましたから、実は凝りに凝った仏壇なんぞがありまして、よぉくご説明を戴きますというと、驚くような凝りようでございます。 -
残念ながら、大胆な富士を入れこんだ違い棚やら、「竹林七賢・四愛図」の「南明庵」内部の写真は撮れないのですけれど、これはチャンスがあったらどうぞご覧になることをおすすめしますが、解説をいただかないとわかりませんねぇ。
-
なんでこんなところだけがテラコッタなんか敷いてあるんだろうと、大バカな発想をしていたのでありますが、なんとこれもまた歴史的なものなんだそうですよ。もうなんだったのか思い出せないという情けないものでありますが。
-
この入り口の佇まい、よろしいですなぁ。なんだかこの屋根は別として、歌舞伎に出てくる裏の入り口のような雰囲気がありますよね?えっ?ないですか?
私はこんな案配が好きでございますなぁ。 -
こちらでなんの遠慮もなくカメラを振り回すことができるのはこのお庭でございますなぁ。
天気も良くて、なるほど、なるほどと頷く侘び寂の世界を堪能するのですが、気になるのは福島、宮城の地震なんでございますよ。 -
さて、このあと、私達は妙心寺の花園会館に参ります。お昼付きの特別公開見物です。
健勲神社前のバス停から15番、26番のバスで西ノ京円町まで参ります。
ここまで来たら交差点で日本共産党と書いた方たちが既に東北震災義捐金を世簿かけておいででした。
そこからバスを乗り換えて妙心寺に行こうと思ったのですが、このバスが本数が少ない。それを見越したように止まっているタクシーに乗ると運転手さんが若い女性だったのですが、花園会館をご存じない。取り敢えず妙心寺の門前にいってくださいと到着。 -
花園会館の受付にお伺いすると、頭を丸めた職員の方にご案内を戴いて「花ごころ」という食堂でこの「禅寺探訪 妙心寺塔頭寺院〜特別公開と京料理」という企画があって、これに参加です。
案内された座敷に行くと、もうすでに何人もの方々が食事をはじめておいででした。ところどころに空席があるのです。
お向かいの席になった方のお話を聞いていたら東の方のようなので、「関東からですか?」とお伺いしたら東京の方。それまでこっちもあちらも平然とした雰囲気だったのが、突然「地震は如何?」という話に。
どうやら金曜日の朝から京都におられたようで、歩いていたのでわからなかったと仰るので、京都も揺れましたよとお話しすると驚いておいででした。 -
私達にはこんなバッジが配られましてねぇ、おおよそ40人ほどの方が参加しておられたようですが、他にも妙心寺派の各地のお寺の檀家の方々が参加した団体はいかんもあって、そちらは色違いの同じバッジをつけておいででございました。
私達のグループをご案内くださったのは、先ほど花園会館の受付におられた、正にその方でした。 -
まずは大法院でございますよ。
みなさんとても真剣な雰囲気でご案内の説明をお聴きでございまして、私のような興味本位の見物ではなくて、「拝観」という雰囲気に充ち満ちておりますぞ。 -
こちらがこのお部屋から窓越しに見た風景なんでございます。なんとも心休まる光景ではございませぬか。
これがひとりでお邪魔しているんでしたら、じっくり見ていたいというようでございますなぁ。 -
お庭でございます。
-
如何でございましょう。
真田幸村のお兄さん、松代藩主であった真田信之の菩提寺ございます。 -
さて次は玉龍院でございますな。
実は玉龍院というお名前はここだけではありません。相国寺の塔頭にも同じ名前のところがあるみたいです。 -
生駒一正を祀る御霊屋(おたまや)や墓が裏にあります。鄙びた塔頭でございます。
-
この特別拝観プログラム最後は天祥院でございますが、狩野山雪の描いた「老梅図」襖絵は米国メトロポリタン美術館に所蔵されているものなんだそうですが、これをデジタルアーカイブ事業の一環として、再現し、それに実際に金箔を貼って再現したものなんだそうです。凄いことができるようになったもんですねぇ。
どうせだったら元の位置に本物を戻して戴くということはできないんでしょうかねぇ。 -
さて、これにて特別拝観は修了でございます。ご案内の方にお礼を申し上げて、私達は京都冬の旅特別公開されている「麟祥院」をお尋ねいたしました。
春日局の菩提寺でございます。 -
♪にわのさんしゅうぅうのぉきぃぃ、なぁるうすうず・・
ってわけで、これが三州の木でございます。 -
これがお霊屋ってやつでしょうか。能舞台にも使ったことがあるんだという話をお伺いして、ほぉ、そういう使い方もあったか、と思わず頷きますな。
-
もうこういう佇まいには心打たれてしまいますなぁ。中学生や、生意気盛りの高校生の時に、こんな気持ちになるのはなかなか無理なことでございますから、あの時期に京都や奈良に修学旅行と称して出掛けましたのはなにか、意味があるものなんでございましょうか。
本当に60歳を過ぎてからようやくそんな気になって、来るようになりましたが、そうでなければ、殆ど意味なんてないような気がするんです。 -
なんとも女性的な雰囲気がしませんか?
-
方丈庭園が落ち着きます。
冬や春の時別公開というものにやってくると必ずとても気分のよい案内人の方に遭遇することができるのが嬉しいですねぇ。 -
妙心寺産の境内にもこんな住所表記の札がぶら下がっているのがおかしいですなぁ。
-
妙心寺の北門に出て参りました。こちらは入って左にいったところにトイレがございますよ、ご参考までに。
-
北門に出てきた目的はひとえにこれでございますよ。妙心寺前の三河屋。なんたってここのわらび餅を食べなくちゃ、京都に来たことにならない。なにしろ円山公園の長楽館に振られてしまいましたから、のぞみはこちら。
〒616-8015京都府京都市右京区谷口園町24
Tel 075-462-5097水曜日 定休営業時間 10時〜18時 -
ところが、ところが!そのわらび餅がもう既に売り切れです!そういえば一昨年来た時は昼飯前に立ち寄って買ったんでしたよ。
それじゃぁ、ってんでうぐいす餅と草餅を戴いて帰りました。しょうがない、四条の大丸の地下にいって買おうかと。 -
というわけで妙心寺から竜安寺を目指して北上します。
-
直ぐに嵐電北野線の「竜安寺」駅を踏みきりで渡ります。この先左側にも美味しそうな和菓子のお店があって、こりゃひょっとしてと思って「わらび餅は?」とお伺いしたら、やっぱり売り切れでした。
皆さん、わらび餅お好きなんですなぁ。 -
辻辻に道標が立っておりますんですよ。迷うことがないように、ずいぶん昔から人びとをご案内しておられるわけですなぁ。
-
あっという間に大雲山龍安寺に到着でございますよ。
はっきり申し上げて、大分草臥れて参りましたので、なんだか、三年越しの竜安寺に到着したのがとても嬉しうございます。
ずっと工事していましたからね。 -
山門を入りますと直ぐ左はこんな大きな池ですな。鏡容の池ってんだそうですが、ご案内のまま境内をまわりますと、最後はこの家の向こう側をぐるっと回って降りてくるようになりますな。
-
こちらでも結構大きな馬酔木の木があちこちにあって、今が満開でございますなぁ。なんだかスズランのような可愛らしい真っ白な花ですから、多くの方に愛でて貰える幸せものでございます。
-
こちらが方丈です。竜安寺は15世紀に創建開山された寺で、最盛期には塔頭23を数えるお寺さんだったんだそうです。
-
方丈に上がっていよいよ石庭の見えるところへ行こうとすると左手にこんなものが置いてあるんです。なんだろうかと見ていたら、目の不自由な人が触ってみることができる模型なんだそうです。
これは考えましたねぇ。 -
これが方丈庭園たる石庭に面した方丈の廊下です。皆さん、来るなり方丈にお尻を向けて佇みます。
ここの外国人の割合が突然高くなります。気がついたら私の隣にも後ろにも外国人の若者が押し黙って佇んでおられるわけです。 -
これでございますよ。もうこれで私の人生の中で三度目の竜安寺方丈庭園でございます。以前と決定的に異なるのは、このカメラでも動画が撮影できてしまうというところでございますねぇ。
実はパノラマ写真も撮れるんですが、こっちは失敗しました。宝の持ち腐れ、と申します。 -
そろそろ夕方が近づいてくると、お陽様が斜めから差し込むわけですよね。すると、雰囲気はまた変わってくるわけでしょうから、丸一日いたって飽きやしませんね。
-
方丈の中には狩野派の手によるといわれているふすま絵がごく普通に公開されておりまして、それが平気で写真を撮ることができちゃったりするのがとても嬉しいだけじゃなくて、そこにおられたかかりの方が、あっちからの方が良く見えますよと教えてくださったりします。
この時期竜安寺は午後5時まで入ることができて、退室は午後5時半ということになっておりますが、その頃に下へ降りてきますと、丁度そこに自転車に乗ったサングラスをかけた方が通りかかり、私に会釈をされるんです。まさか、私にこんなところで知り合いがおられるわけもないのですが、ふと気がついたら、あの角度を教えて下さった方でした。サングラスをかけられては。 -
これはどう見ても圧倒されてしまいます。
-
このつくばいでございますが、「吾唯足を知る」と書いてあることで有名ですが、多分子どもの時もこれを写真にしましたね、確か。
-
こちらはなんと「日本最古の侘び助」と大書してありますぞ。なんでも太閤様が朝鮮から持って帰ってきたとか。困りますなぁ、お返しいたしませぬと。うそ、うそ。
-
これだけ、ぴっかぴかになるんですねぇ、毎日毎日、皆さんが拭いていきますからね。
-
さて、竜安寺前からの次のバスが来るのにまだ時間がありそうだったので、ひと停留場歩こうじゃないかと歩き始めた左側に、石屋さんの置き場なのか、灯籠がズラズラと並んでいる中に切支丹灯籠がありましたぞ。
ひと山越えた次の停留所というのは「立命館大学前」なんですが、ここまで来るとここ始発のバスがあるわけです。
どこ行きに乗ったのか、もう忘れましたけれど、とにかく堀川御池まで降りてきました。 -
これだけでどこにいるのかわかりますね。便利な街だ。まるでアメリカの街並みのようだ、ってそりゃ例えようが間違っているぞ、といわれそうです。
それにしてもこの住居表示、古いですよね。上京區と書いてございます。それともわざと古く書いた?まさかぁ。 -
結局今夜の夕食は、マエダコーヒー本店で私はオムのっけハヤシライス。連れあいはカレーライスにしたんですが、キャベツのサラダと飲み物付きでございました。
満腹でございます。
長い一日が終わりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
61