長江春酣【002】中国の大きさを勢いを実感する関西空港

2011/03/10 - 2011/03/10

2011年3月10日（木）

中国に行くためには、関西空港に行けばいい。

東京より500キロ近い好条件もあるのだろう、関西空港からは中国の20近い都市が結ばれている。

中国行きが集中する時間に関西空港に行けば、驚くほどたくさんの、中国の航空機が溢れている。

中国の大きさと近さが実感できる、チャンスである。


先月はマカオ航空、今回はチャイナ・エアの機体に乗る。

ともに、全日空とのコードシェアだった。

４回のフライトのうち、３回は日本人乗務員が乗っていたが、１回は確認できなかった。


しかし今回長江下りの出発点として目指す重慶には、まだ直通便がないらしい。

いったん北京に飛んで、重慶行きに乗換える。


北京オリンピック（2008年）を機に一新した空港を見るのは、とても楽しみだった。

空港はとても広かったが、多くのヨーロッパ空港のように継ぎ足しを重ねたものではなく計画的にデザインされていて、すっきりした感じだ。

入国ホールの左右には、高さ2メートル長さ50メートル近い山水画が飾られており、度肝を抜かれる。

歩く歩道やターミナル間の電車が便利に出来ていて、ほどほどの装飾と共に、第一印象は極上だ。


国内線ターミナルに入り、重慶行きを待つ間に、地平線に夕日が落ちる。

その光景にどこかしら雄大さを感じるのは、大陸にやって来たという気のせいだろうか。


写真は「ソフィさんの旅行記」http：//4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。

（2011.3.24　片瀬貴文）

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

北京上空
工場や住居や
開発また開発

北京空港
屋根のデザインが面白い
ターミナル

北京空港
豪華な出国ホール

北京空港
出国ホールに飾られた
大山水画

北京空港
旅客用自動給水器
冷水　熱湯　中間の温水
温水があるのは珍しい

北京空港
空港待合室内にある
子供の遊園地

北京空港で眺めた
雄大な落日