<br />2011年3月10日（木）<br /><br />大阪から重慶まで、ほぼ８時間。<br /><br />だが、北京での乗継ぎ時間２時間半を差し引けば、正味の飛行時間は５時間半である。<br /><br />飛行時間の内訳は、大阪から北京まで３時間強、北京から重慶まで２時間半弱。<br /><br />北京が大阪・重慶間の大体真ん中にあると見ていい。<br /><br /><br />言い方を変えれば、北京まではるばるやって来ても、まだ重慶までの半分しか来ていないのだ。<br /><br />中国の広さを実感する。<br /><br /><br />大阪、北京、重慶の三都市は、ほぼ４５度三角定規の、各角に配置されている。<br /><br />だから、重慶に直行しないで北京を経由すれば、直行する場合に比べ飛行距離は約１．４倍となる。<br /><br />しかし日本から重慶便が出ているのは、成田以外は名古屋だけで、それも上海経由だ。<br /><br />成田から重慶までの飛行時間は、7時間25分（重慶から成田までは6時間10分）。<br /><br /><br />緯度で見れば、北京は北緯４０度。<br /><br />日本の秋田や盛岡より、やや北にある。<br /><br />一方重慶は北緯３０度で、大体屋久島と同じ。<br /><br />緯度にして１０度の差は、大阪と台北間の差に近い。<br /><br />やはり、中国は大きい。<br /><br /><br />北京から重慶に向かうチャイナ・エア便は、１時間ほど遅れたので、離陸時はすっかり暗くなっていた。<br /><br />北京からしばらく好天が続き、窓から下の光景を眺めれば、街灯の明るく輝く区画が、次々にたくさん見える。<br /><br />中国はこれから、輝きを高めようとしているように見える。<br /><br /><br />写真は「ソフィさんの旅行記」http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。<br /><br />「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。<br /><br /><br />（2011.3.25　片瀬貴文）<br />

長江春酣【003】北緯40度の北京から北緯30度の重慶に向かう

1いいね！

2011/03/10 - 2011/03/10

201位(同エリア232件中)

#飛行機・ヘリ

ソフィさん

2011年3月10日（木）

大阪から重慶まで、ほぼ８時間。

だが、北京での乗継ぎ時間２時間半を差し引けば、正味の飛行時間は５時間半である。

飛行時間の内訳は、大阪から北京まで３時間強、北京から重慶まで２時間半弱。

北京が大阪・重慶間の大体真ん中にあると見ていい。

言い方を変えれば、北京まではるばるやって来ても、まだ重慶までの半分しか来ていないのだ。

中国の広さを実感する。

大阪、北京、重慶の三都市は、ほぼ４５度三角定規の、各角に配置されている。

だから、重慶に直行しないで北京を経由すれば、直行する場合に比べ飛行距離は約１．４倍となる。

しかし日本から重慶便が出ているのは、成田以外は名古屋だけで、それも上海経由だ。

成田から重慶までの飛行時間は、7時間25分（重慶から成田までは6時間10分）。

緯度で見れば、北京は北緯４０度。

日本の秋田や盛岡より、やや北にある。

一方重慶は北緯３０度で、大体屋久島と同じ。

緯度にして１０度の差は、大阪と台北間の差に近い。

やはり、中国は大きい。

北京から重慶に向かうチャイナ・エア便は、１時間ほど遅れたので、離陸時はすっかり暗くなっていた。

北京からしばらく好天が続き、窓から下の光景を眺めれば、街灯の明るく輝く区画が、次々にたくさん見える。

中国はこれから、輝きを高めようとしているように見える。

写真は「ソフィさんの旅行記」http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。

「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。

（2011.3.25　片瀬貴文）