南米横断の旅2～マチュピチュからチチカカ湖へ

2003/03/03 - 2003/04/02

リマからサンパウロまでの横断旅第2幕。

マチュピチュは旅人どおしで盛り上がり、標高4000mを超える鉄道でプーノへ。
大海のようなチチカカ湖を眺め、感動の連続です。
ストライキでプーノ→ラパスが交通遮断のアクシデント。
思わぬ足止めをくらいました。


以下、全行程です。
成田⇒(ｼｶｺﾞ/ﾏｲｱﾐ経由)⇒リマ(2日)
～アレキパ(2日)～クスコ(2日)～マチュピチュ(2日)～プーノ(3日)
～ラパス(4日)～オルーロ～ポトシ(1日)～ウユニ塩湖(1日)
～ビジャゾン～サルタ(1日）
～アスンシオン(3日)～イグアス滝(2日)
～サンパウロ/サントス(3日)
⇒(ﾏｲｱﾐ/ｼｶｺﾞ経由)⇒成田

エリア マチュピチュ周辺(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

アグアスカリエンテスを朝6時に出発し、早朝から夕方までマチュピチュを堪能しました。

谷底の街からジグザグの道をバスで登り、いよいよ憧れのマチュピチュに到着です。

後方にある山がワイナピチュ。

朝一番にワイナピチュを登ろうと、皆で盛り上がり、一気に登ります。御覧のようにかなりの斜度がある直登の道！
登山経験のある私が隊長となり、遺跡から1時間ほどで登頂しました。皆ヘトヘト…

ワイナピチュから眼下に見下ろします。
左はアグアスからのジグザグのバス道。

周囲の谷を見渡します。
マチュピチュ自体がクスコからだいぶ標高を下げていますが、谷底との標高差もかなりのものです。

ワイナピチュから下山してからは夕方までゆっくり探索。

マチュピチュの遺跡自体も勿論すばらしいのですが、
驚愕なのはこのロケーションかと思ってます。

密林の奥に潜む、切り立った山の上にある精巧な遺跡。

実際にそこに至るプロセスを経た旅人のみが実感できる壮大さです。

そしてビックリの出来事が！！

遠くから「おーい、○○(私の名)！」と呼びかけられました。
誰？と振り向くと、旧友の姿が。
3年ほど連絡もとっていませんでしたが、思わぬ再会。
地球の裏側で！

ちなみに共に行動していた旅人君も、やはり大学の友人とばったり出会っていました。
マチュピチュ、旅好きが吸い寄せられるスポットだからですかね〜

夕方にアグアスカリエンテの街に下り、
その街の名の由来である、温泉につかりました。
温水プールみたいなものですが。
夜は皆で盛り上がり、翌朝に列車でクスコへ。

行きと同様にオリャンタンボで下車してバスでしたが、
午前中に到着しました。

あとはクスコの街を再び散策です。

クスコからプーノは列車の旅です。
ほとんど観光用の列車ですが、過酷なバス旅からは解放され、快適でした。

途中、標高最高点であるLA RAYA駅で（4319m）

到着したプーノの街。
チチカカ湖畔の拠点の街である。

街は大きくないが、ここから観光、ボリビアへの道も続く。

1日ツアーでウロス島・タキーレ島へ。

船からみたプーノの街。

ウロス島は、葦を積み重ねた浮島。

島自体が葦で組まれ、住居も同様。
実際に住んでいる民族もいるようだ。

タキーレ島へ。割と大きな島である。

琵琶湖の10倍以上と広大なチチカカ湖の船旅。
ほとんど海の上みたいである。

タキーレ島にて。
ある程度の住人がいそうだが、孤立した島であり、電気もないようだ。

のどかな風景が続く。

どこまでも青く広大なチチカカ湖。

そしてプーノに船旅で戻ったのでした。

翌日、ラパスまでバス移動の予定。
しかし、ストライキで全て運休だと。

午後に旅行者数人でタクシーをチャーターして挑戦したが、
途中は道路上に石が多数置かれ、
無理に通ろうとすると、
石をもった群衆に囲まれてしまった・・
瞬間は、まずい、と思ったが。
外国人観光客に危害を加えるつもりはないようで、事なきを得た。

引き返してプーノに足止めとなる。
幸いにも翌日はバスが再開、ついにボリビアへ向かう。

ペルー・ボリビア国境の様子。

③ラパスからウユニ塩湖へ　に続く