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12月29日(前半) <br /><br />イスタンブールには予定通り5時過ぎに到着。 <br />ベオグラード行きトルコ航空TK1081便、ベオグラード行きの飛行機まで8時間。その間、イスタンブールでまず大阪→イスタンブール→イスラエルへ向かう兄を待つ。イスタンブールの空港出口で待っていて、到着を知らせるボードを見ると、「35分delay」の文字が…。諦めて街へ出かけようとも考えたけど、せっかくなので兄を待った。2時間くらい待ち、やっとこさ出て来て再会するも、乗継まで時間が無いといって、出発ロビーまで一緒に行き別れた。その間5分程度だっただろうか…。もう少し話をすることが出来るものだと思っていたので、非常に残念だった。 <br /><br />そのまま十分に話が出来ないまま、兄とは別れ私は10年ぶりのイスタンブールを満喫した。イスタンブールですべきこと…。 <br /><br />1)鯖サンドを食べる! <br />2)世界遺産、アヤソフィアとブルーモスク見る! <br />3)カフェでライスプディング等々お菓子を食べる! <br />4)トルココーヒーを買う! <br /><br />以上。 <br /><br />ということで、ATMで200トルコリラを引き出し、市内へ行くため地下鉄に乗りにいった。10年前はトルコはインフレを起こしていて、お金の単位が1millionとかいう額の紙幣で渡され、大混乱を起こしていたのを思い出すが、0の数が少なくなり非常にわかりやすくなった。 <br /><br />市内までは片道1.75リラ×2(乗り継ぎ一回)。 <br />ちょうど朝のラッシュタイムらしく、凄い多くの人々でごった返していた。ブルーモスクまではすぐに着くもんだと思って、余裕な気持ちで乗っていたが、結果的に30分くらい満員列車の中に閉じ込められた。こうなると「一台遅らせればよかった」と自分自身後悔した。 <br /><br />朝8時、ブルーモスクに到着。2台ほど観光バスが止まっていて、その2台のバスからは日本人観光客が降りてきたのが見えた。その観光バスを横切り、ブルーモスクの敷地内へ入る。教会やモスクの中にはどこも綺麗な装飾が施されているところが多いので、中をボーっと眺めるのが好きだけど、中が見れるのが午前9時からと残り1時間ある。次のベオグラードへ行く飛行機に乗らないといけなく、とりあえず時間が無かった。ブルーモスク内で犬の散歩をしていた親父にブルーモスクを背景にして写真を撮ってもらい先を急ぐ。 <br /><br />ブルーモスクがあいてなければ、当然ながらアヤソフィアなんかもあいていないので、外観だけ写真を撮って歩いてシルゲジ駅方面へ。シルゲジ駅まで歩いていると、何か10年前に旅行した時の記憶がよみがえって来た。それもそのはず、イスタンブールで2週間過したことがあり、シルゲジ駅周辺の景色はその時に目に焼きついていたのかもしれない。 <br /><br />シルゲジ駅の横にあったレストランなんかは無くなっていて、大分様子が変わったかな?と感じさせられたけど、マクドナルド、バーガーキング、AKBANK(銀行)、私が10年前よく行っていたカフェなんかもまだ残っていた。そして、迷い無くその10年前よく通っていたカフェに入る。注文するものもその時と変わらず、ライスプディングとトルコ風アイス?をロールにし、焦げ目を付けたお菓子、そしてチャイだった。チャイ2リラ、その他各6リラ。計14トルコリラ也。 <br /><br />やはり10年間同じ場所に残っているカフェだけあって、客はひっきりなしに入ってきた。場所もいい所にあるんだけど、味も美味しい。ライスプディングは日本で販売されているクリームブリュレの中に米粒が入っている珍しいお菓子だけど、いくら食べても飽きない。絶妙なとろみと甘さ。そして、米粒の食感。そして、それ以上の私のお気に入りは得体も知れないもう一つの焦げ目のついたお菓子だ。このお菓子はモチモチでバニラ味。焦げ目がついている部分は無茶苦茶香ばしい。これまた少々濃い目の苦味の利いたチャイによく合う。大満足して今度は鯖サンドを探しに、港方面へ。鯖サンドとはトルコパンに焼いた鯖を挟んだだけのシンプルな食べ物。非常に鯖に油が乗っていて、いくら食べても飽きないし美味しい。 <br /><br />イスタンブールも中国に負けないくらいの人々でごった返し、活気がある。その人々を見ながら以前鯖サンドを販売していた場所へ…。しかし、鯖サンドが売られていた場所へ行ったが誰も居ない!!どこへ行ったのかとガラタ橋へ向かう。ガラタ橋の下にはレストランが軒を連ねていたが、鯖サンドを売っている店は見当たらない。高級そうなレストランばかりだった。そのレストランを見ながらガラタ橋の途中まで行ったところへ逆側へ。 <br /><br />すると… <br /><br />ありました。鯖サンドを売っているお店が。 <br />以前と変わらず船の上で鯖を焼いています。以前に比べ船が綺麗になったような気がする。その鯖サンドを食べる為、船へ向かった。3台船を浮かべ、それぞれ営業をしている。どの店が美味しいのか!?わからないので、とりあえずお客さんが入っている真ん中のお店で鯖サンドを注文する。4トルコリラ。相変わらず安い!!本当は鯖サンドをハシゴしたかったけど、鯖を挟んであるパンが思いのほかでかい。1つ食べれば十分だった。 <br /><br />4トルコリラを払い、鯖サンドを受取る。受取ったら塩を適度に振り、レモン汁をこれでもかというほどかけて食べる。以前、生たまねぎが挟んであり、舌にしみるピリピリとした刺激と食感がなんともいえなかったけど、今回は青い葉っぱが挟んであった。だけど、美味しいものには変わりなかった。帰りも時間があれば食べに来るぞ!と思い空港へ戻った。トルココーヒーも帰りに買うことにした。 <br /><br />午後1時過ぎにベオグラード行きのトルコ航空TK1081便が搭乗開始なるということで、搭乗開始が始まる1時間前を目指して空港へ戻った。それにしてもいつ行ってもイスタンブールは楽しくて魅力的な町だった。私自身、帰りにトルコで一泊すればよかったと後悔した。 <br /><br />トルコで出入国審査を受けるとき出入国管理官はかなりの割合で、日本語を話してくる。「さよなら〜」「こんばんは〜」など。それだけトルコへ来る日本人観光客が多いって事でしょうし、親日的な国って言うことなのかもしれない。今回出国するときも入国するときも日本語で話しかけられる。「こんにちわ〜」って…。適当に日本語で返しておけば問題なし。ほとんど顔パスのような状況で出入国印を押してくれた。 <br /><br />モニターでベオグラード行きの搭乗口を確認し向かった。 <br /><br />(続く) <br />

旧ユーゴスラビア旅行記2(イスタンブール)

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2010/12/29 - 2010/12/29

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SATORU

SATORUさん

12月29日(前半)

イスタンブールには予定通り5時過ぎに到着。
ベオグラード行きトルコ航空TK1081便、ベオグラード行きの飛行機まで8時間。その間、イスタンブールでまず大阪→イスタンブール→イスラエルへ向かう兄を待つ。イスタンブールの空港出口で待っていて、到着を知らせるボードを見ると、「35分delay」の文字が…。諦めて街へ出かけようとも考えたけど、せっかくなので兄を待った。2時間くらい待ち、やっとこさ出て来て再会するも、乗継まで時間が無いといって、出発ロビーまで一緒に行き別れた。その間5分程度だっただろうか…。もう少し話をすることが出来るものだと思っていたので、非常に残念だった。

そのまま十分に話が出来ないまま、兄とは別れ私は10年ぶりのイスタンブールを満喫した。イスタンブールですべきこと…。

1)鯖サンドを食べる!
2)世界遺産、アヤソフィアとブルーモスク見る!
3)カフェでライスプディング等々お菓子を食べる!
4)トルココーヒーを買う!

以上。

ということで、ATMで200トルコリラを引き出し、市内へ行くため地下鉄に乗りにいった。10年前はトルコはインフレを起こしていて、お金の単位が1millionとかいう額の紙幣で渡され、大混乱を起こしていたのを思い出すが、0の数が少なくなり非常にわかりやすくなった。

市内までは片道1.75リラ×2(乗り継ぎ一回)。
ちょうど朝のラッシュタイムらしく、凄い多くの人々でごった返していた。ブルーモスクまではすぐに着くもんだと思って、余裕な気持ちで乗っていたが、結果的に30分くらい満員列車の中に閉じ込められた。こうなると「一台遅らせればよかった」と自分自身後悔した。

朝8時、ブルーモスクに到着。2台ほど観光バスが止まっていて、その2台のバスからは日本人観光客が降りてきたのが見えた。その観光バスを横切り、ブルーモスクの敷地内へ入る。教会やモスクの中にはどこも綺麗な装飾が施されているところが多いので、中をボーっと眺めるのが好きだけど、中が見れるのが午前9時からと残り1時間ある。次のベオグラードへ行く飛行機に乗らないといけなく、とりあえず時間が無かった。ブルーモスク内で犬の散歩をしていた親父にブルーモスクを背景にして写真を撮ってもらい先を急ぐ。

ブルーモスクがあいてなければ、当然ながらアヤソフィアなんかもあいていないので、外観だけ写真を撮って歩いてシルゲジ駅方面へ。シルゲジ駅まで歩いていると、何か10年前に旅行した時の記憶がよみがえって来た。それもそのはず、イスタンブールで2週間過したことがあり、シルゲジ駅周辺の景色はその時に目に焼きついていたのかもしれない。

シルゲジ駅の横にあったレストランなんかは無くなっていて、大分様子が変わったかな?と感じさせられたけど、マクドナルド、バーガーキング、AKBANK(銀行)、私が10年前よく行っていたカフェなんかもまだ残っていた。そして、迷い無くその10年前よく通っていたカフェに入る。注文するものもその時と変わらず、ライスプディングとトルコ風アイス?をロールにし、焦げ目を付けたお菓子、そしてチャイだった。チャイ2リラ、その他各6リラ。計14トルコリラ也。

やはり10年間同じ場所に残っているカフェだけあって、客はひっきりなしに入ってきた。場所もいい所にあるんだけど、味も美味しい。ライスプディングは日本で販売されているクリームブリュレの中に米粒が入っている珍しいお菓子だけど、いくら食べても飽きない。絶妙なとろみと甘さ。そして、米粒の食感。そして、それ以上の私のお気に入りは得体も知れないもう一つの焦げ目のついたお菓子だ。このお菓子はモチモチでバニラ味。焦げ目がついている部分は無茶苦茶香ばしい。これまた少々濃い目の苦味の利いたチャイによく合う。大満足して今度は鯖サンドを探しに、港方面へ。鯖サンドとはトルコパンに焼いた鯖を挟んだだけのシンプルな食べ物。非常に鯖に油が乗っていて、いくら食べても飽きないし美味しい。

イスタンブールも中国に負けないくらいの人々でごった返し、活気がある。その人々を見ながら以前鯖サンドを販売していた場所へ…。しかし、鯖サンドが売られていた場所へ行ったが誰も居ない!!どこへ行ったのかとガラタ橋へ向かう。ガラタ橋の下にはレストランが軒を連ねていたが、鯖サンドを売っている店は見当たらない。高級そうなレストランばかりだった。そのレストランを見ながらガラタ橋の途中まで行ったところへ逆側へ。

すると…

ありました。鯖サンドを売っているお店が。
以前と変わらず船の上で鯖を焼いています。以前に比べ船が綺麗になったような気がする。その鯖サンドを食べる為、船へ向かった。3台船を浮かべ、それぞれ営業をしている。どの店が美味しいのか!?わからないので、とりあえずお客さんが入っている真ん中のお店で鯖サンドを注文する。4トルコリラ。相変わらず安い!!本当は鯖サンドをハシゴしたかったけど、鯖を挟んであるパンが思いのほかでかい。1つ食べれば十分だった。

4トルコリラを払い、鯖サンドを受取る。受取ったら塩を適度に振り、レモン汁をこれでもかというほどかけて食べる。以前、生たまねぎが挟んであり、舌にしみるピリピリとした刺激と食感がなんともいえなかったけど、今回は青い葉っぱが挟んであった。だけど、美味しいものには変わりなかった。帰りも時間があれば食べに来るぞ!と思い空港へ戻った。トルココーヒーも帰りに買うことにした。

午後1時過ぎにベオグラード行きのトルコ航空TK1081便が搭乗開始なるということで、搭乗開始が始まる1時間前を目指して空港へ戻った。それにしてもいつ行ってもイスタンブールは楽しくて魅力的な町だった。私自身、帰りにトルコで一泊すればよかったと後悔した。

トルコで出入国審査を受けるとき出入国管理官はかなりの割合で、日本語を話してくる。「さよなら〜」「こんばんは〜」など。それだけトルコへ来る日本人観光客が多いって事でしょうし、親日的な国って言うことなのかもしれない。今回出国するときも入国するときも日本語で話しかけられる。「こんにちわ〜」って…。適当に日本語で返しておけば問題なし。ほとんど顔パスのような状況で出入国印を押してくれた。

モニターでベオグラード行きの搭乗口を確認し向かった。

(続く)

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  • ブルーモスク。

    ブルーモスク。

  • ブルーモスクの敷地内。

    ブルーモスクの敷地内。

  • アヤソフィア。

    アヤソフィア。

  • ブルーモスクからシルゲジ駅へ向かう。<br />歩いて15分程度。<br />イスタンブールの町はいつ来ても趣があり大好きな町の一つ。

    ブルーモスクからシルゲジ駅へ向かう。
    歩いて15分程度。
    イスタンブールの町はいつ来ても趣があり大好きな町の一つ。

  • シルゲジ駅前のカフェにて。<br />ライスプディング。6トルコリラ。<br />ボリュームもあり、1つ食べれば大満足です。<br />

    シルゲジ駅前のカフェにて。
    ライスプディング。6トルコリラ。
    ボリュームもあり、1つ食べれば大満足です。

  • トルコアイス?をロールにしたもの。<br />焦げ目が香ばしくて最高に美味しい。<br />モチモチの食感がたまりません!!

    トルコアイス?をロールにしたもの。
    焦げ目が香ばしくて最高に美味しい。
    モチモチの食感がたまりません!!

  • トルコといえばチャイ。<br />チャイグラスも大きくて、飲みごたえも十分。<br />2トルコリラ也。

    トルコといえばチャイ。
    チャイグラスも大きくて、飲みごたえも十分。
    2トルコリラ也。

  • シルゲジ駅前。

    シルゲジ駅前。

  • シルゲジ駅からさらに港方向へ歩く。<br />対岸は新市街。

    シルゲジ駅からさらに港方向へ歩く。
    対岸は新市街。

  • 発見!!<br />鯖サンドを販売している船を!

    発見!!
    鯖サンドを販売している船を!

  • すぐに船へ行き鯖サンドを注文。<br />船の上で調理している姿は変わらないが、<br />船が豪華になっていたし、調理場も綺麗になっていた。

    すぐに船へ行き鯖サンドを注文。
    船の上で調理している姿は変わらないが、
    船が豪華になっていたし、調理場も綺麗になっていた。

  • フランスパンに焼き鯖が挟んである。<br />これがたまらなく美味しい!!<br />4トルコリラなり。<br />お腹がすいていれば、3件ある鯖サンドのお店をハシゴしたいところだったが、<br />残念ながらお腹が一杯で1個しか食べられず…。<br />残念。

    フランスパンに焼き鯖が挟んである。
    これがたまらなく美味しい!!
    4トルコリラなり。
    お腹がすいていれば、3件ある鯖サンドのお店をハシゴしたいところだったが、
    残念ながらお腹が一杯で1個しか食べられず…。
    残念。

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