2010/12/15 - 2011/01/01
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ヌールッディーンさん
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聖なるガンジス川(ガンガー)が流れる聖地ベナレス。
インドを旅する旅行者であれば必ず訪れるべきところであるような気がして、訪ねてみました。
その実態はインドを旅する旅行者たちが集う場であると共に、旅行者たちを食い物にする人びとの巣窟であり、旅行者の人達の動向を見ると、落ち着いてゆっくりと滞在するか、すぐに立ち去るかにはっきりと分かれる場所であるように思いました。
私は後者で、治安の悪さ、見るべきものの少なさ、食事のまずさなどに辟易して、予定を早めて2泊3日ほどで立ち去りました。
ガンジス川とガートのほか、郊外にあるサールナート(ブッダが初めて説法した地)、バナーラスヒンドゥー大学などを見て来ました。
- 旅行の満足度
- 1.0
- 観光
- 1.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ガートは早朝に訪れて日の出の様子を見るのが美しいので、早起きしてガートへ行きました。
ここは私が見た中では人が一番多かったところで、思っていたより沐浴している人が少なかったです。冬(12月)なので寒いからでしょう。冬に沐浴を見るなら昼に行った方がよさそうです。 -
早朝のガート。
写真としては昼間よりはやはり朝や夕方の方が綺麗に撮れるように思います。
聖なるガンジス川は何か神秘的なものを感じさせてくれるようなところなのだろうか、という期待も僅かに持って行ってみたのですが、正直に行って、その辺にあるただの川です。
日本にはゆったりと流れる川は少ないので、日本国内には似たような川は少ないかもしれませんが、今まで20カ国以上を旅してきた中で、川の景観としてこのガンジスより美しいところはいくらでもあると思いました。 -
早朝のガンジス川。
船が蝋燭らしきものを流していました。 -
ガンジス川の日の出と沐浴する人。
ガンジス川の特徴としては、日が昇る対岸に建物が何も見えないので、その意味では珍しい景色かもしれません。この点からも、夕景よりもやはり日の出の方が綺麗だったと思います。 -
シヴァの火。
ガンジス川のガートには2つの火葬場があります。その一つマニカルニカー・ガートで撮影したものです。(ガートは撮影禁止ですが、この火は問題ないようです。)
このガートでは布に包まれた死体が次々と運ばれてきて、それらを竹の担架のようなものに乗せてガンジス川に浸して清め、その後、組まれた木の上に死体を載せて火葬します。この火葬の様子は観光客も見学することができます。いわばガートで行われる宗教的儀式のクライマックスであると同時に、旅行者にとってはベナレス観光におけるメインイベントでもあります。
火葬の種火がこのシヴァの火で、3000年以上燃え続けていると現地の「ガイド」が言っていました。
この周辺では勝手に火葬などについて説明を始めて、貧しい人がいる建物(マザーハウスなど)に旅行者を巧みに連れて行き、そこで高額な寄付や薪代を要求してくる輩が多数います。
私は途中でおかしいと気づき建物などに連れて行かれる前に逃げようとしましたが複数の仲間に囲まれて「ガイド料を払わなければ殴る」などと脅されました。50ドルを要求されましたが結局100ルピー(約200円)払って退散させ、大事には至りませんでしたが、他の旅行者も同様の不当要求を受けたという話を聞いたので、こうした行為は相当多いようでした。ちなみに、私が被害にあった時は早朝だったので人も少なく、助けを呼んでも周りのインド人も助けてくれませんでした。
火葬を見るには3時間くらいかかりますが、ゆっくり見るなら、もう一つの火葬場ハリシュチャンドラ・ガートをお勧めします。私はそちらでゆっくり見ることができました。 -
ガンジス川で洗濯をする人。
ガンジス川では沐浴の他に洗濯をする人も多かったです。
今回は冬だったのであまり多くありませんでしたが、もう少し暖かい時期だと、もっと多くの人が洗濯しているので、朝、この洗濯の音で目が覚めると旅行者の方が言っていました。 -
ガンジス川と牛。
やっぱり牛はインドではどこにいってもいるんですよね。この場所にはいつも牛が集まっていました。 -
ガンジス川は汚いと言われていたので、どれほど汚いのか見てみたいという好奇心がありましたが、実際に行って見ると「予想の範囲内」で、あまり面白みはなかったです。
インドの普通の道端と同じだと思えば、想像から大きく外れることはないのではないかと思います。
また、ガートではボートに乗るよう薦めてくる客引きが多数おり、落ち着いて景色を楽しめなかったのも私にとってのベナレスの印象を悪くしています。 -
牛とインターネット。「これぞインドだ」と思って撮影。今回の旅の写真の中では割と気に入っている一枚です。
ちなみに、ガート周辺はこのように道が狭く、牛も結構おり、さらにバイクなども通ることが多いので昼間などはとても歩きにくくて疲れます。
さらに付け加えると、イスラーム世界の歴史的な街区では、公共の道の幅は荷物と人を背負ったラクダがすれ違えなければならない(幅約3.5m)とイスラーム法によって規制されている(いた)のですが、このベナレスの道幅もそれとだいたい同じくらいの広さだと私には感じられ、インドにもそれと似たルールがあったのか?(あるいはイスラームの支配者が今の都市の原型を作ったのか?)と想像させられました。実態はわかりませんが、機会があったらもう少し調べてみたいと思います。 -
サールナートのダーメク・ストゥーパ・モニュメント・サイト。
ブッダが初めて説法した場所であるため仏教では重要な聖地とされています。
右遠方に見えるのがダーメク・ストゥーパです。この敷地内にアショーカ王の碑文などもあります。このストゥーパは、なんとなくシヴァリンガに似ていると思いました。
ベナレスから約10キロ離れていますがオートリキシャーで行ける距離です。私は列車の予約変更のため――この街はあまり面白くないので、さっさと立ち去ろうと思ったので予約変更したのです――ヴァラーナスィー駅に行き、そこからプリペイドリキシャーで85ルピーでした。帰りはツーリスト・ポリスに帰り方を尋ねるとバスがないということでリキシャーの交渉までしてくれてゴードウリヤーまで110ルピーでした。 -
ベナレスで宿泊した「フレンズゲストハウス」。
インドで泊まったホテルの中で一番気に入ったホテルです。
まずスタッフがとても親切で部屋も清潔、その上、値段もリーズナブル。私が泊まったのはシングル1泊あたり150ルピー。トイレとシャワーは共用ですが私の泊まった1階の場合、トイレをスタッフの人が使う他は実質専用なので全然問題なかったです。ホットシャワーも問題なく出て快適でした(『地球の歩き方』によるとお湯は冬季のみとの記載もあり)。
私が一番驚いたのは、チェックインが必要なかったこと。宿泊する旨だけオーナーに伝えたら、鍵を渡されて、あとはチェックアウトする時にお金を清算(支払い)するだけ。ノートに氏名や住所やパスポート番号を書くなどの手続が一切なく、宿泊者を完全に信用したシステムになっていたのには本当に驚きました。 -
BLUE LASSI SHOP。韓国人の旅行者の間で超有名店らしいです。沢山の韓国人と僅かな白人の客で賑わっていました。バナナラッシーは濃厚でおいしかったです。
場所は『地球の歩き方』に載っている「メグカフェ」よりももうちょっと北に行ったあたり、としか書けません。道が入り組んでいるのと、韓国人旅行者に連れられて行ったので。
ベナレスではあまりおいしいレストランがなかったのですが、「メグカフェ」はまさに日本の味という感じで、インドの味に飽きた方にはお勧めです。あとは日本食と韓国料理しかありまえせんが「しゃん亭」もまずまずの味でした。
腹痛と下痢が多少あったのでカレーはやめておこうと思い、ベナレスでは日本食か韓国料理を食べていましたが、私が行った他の店は正直、まずかったです。こんなに旅行者が沢山来ているのに、他の街のレストランより不味いというのが信じられませんでした。
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