2010/02/22 - 2010/03/06
749位(同エリア985件中)
れむさん
4日目もコルマールに滞在し、近郊の町リクヴィルに半日トリップ。のんびりと散策しながらのどかなアルザスの村を満喫。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日も天気はいまひとつで、時おり雨の降るぐずついた空模様。初日からいまひとつ天気の良い日がない。それでも、雪ではなくて雨、出かけたくないほど寒いというわけではないだけありがたい。
午前中は遅めの朝食をとって、コルマールをぶらぶらと散策してのんびりする。ガイドブックで必見とされているウンターリンデン美術館も結局行かず。学生の頃の旅行の時は、ガイドブックに載っているところはくまなく回ったものだが、最近はあまりあくせくせずにのんびりするスタイルに変わってきているなぁ。これは価値観が変わってきたのだろうか、それとも単に年をとったのだろうか、、、。 -
昼ごろからバスに乗って、近郊の町リクヴィルへ。ワイン畑の中を30分ほど走ると、小ぢんまりとしたリクヴィルの村が姿を現す。
バスが付く城壁外の駐車場から歩いて城壁内に入るとすぐにこの町のメインストリート。綺麗な通りで、またお菓子屋さんやワイン屋さん、お土産屋さんがならんでいて歩くのも楽しい。 -
かわいらしい看板のお店はレストラン。とても小さな村なのに結構レストランはある。ミシュランガイドを見ると星付きのレストランが2軒も載っている。この時期はお客さんは少ないけれど、やはりシーズンに入るとたくさんの美食家たちがやってくるのだろうか。
田舎町だと星付きのレストランでもパリのような大都市よりもずっとお手頃だし、こういった小さな村に滞在しながら美味しいフランス料理を味わうのも楽しそうだ。(ただしこの時点では相変わらず妻の胃の調子が悪かったので、星付きレストランに入るどころではなかった。) -
メインストリートは華やかな感じだが、一歩路地裏に入ると素朴な村の景色が広がる。時間が止まってしまったような静かな空間。でもとても美しい。こういったところを歩いていると心がしんみりとしてくる。
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メインストリートを登っていくとだんだんとお店などの数も少なくなってくる。そして最後まで登り切ると、山側の城門(写真)があって、そこから城壁の外に出ることができる。
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城壁の外はもう家は全くなく、広がるのはワイン畑。このあたりで作られる、リースリングやゲヴェルツトラミネールのブドウなんだろうな。少し登ると、ワイン畑の中に広がるリクヴィルの町を眺めることができる。
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リクヴィルのメインストリートに戻り、遅めの昼食&休憩を兼ねてクレープを注文。まあ、クレープはブルターニュ地方のほうのもので、決してアルザスの名物ではないだろうけど、せっかくだからということで。中身の具はレンジで温めていた。味も普通でした。
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メインストリートの入ってすぐのお菓子屋でマカロンを売っていて、味見したらとても美味しいのでおみやげにいくつか購入。また、同じくメインストリートにあるよさそうなワインセラーに入って、ゲヴェルツトラミネールを試飲させてもらったらとても美味しい。変なくせとかがなくて、すっきりとストレートで、かつ繊細で高貴な味わいがする(ワインの表現って難しい)。これは買わねばと言うことで、「Dopff & Irion Gew醇вztraminer 2007」を購入。
12ユーロだったけれど、帰国後に改めて飲んでみてもとても美味しい。ネットで調べるが日本のサイトにも全然出てこない。地元でしか売っていないのだろうか。また是非飲んでみたいのだが。。。 -
再びのんびりとバスに揺られながら、コルマールに戻る。天気も回復してきて、青空が広がってきた。バスはワイン畑の中を走り、ところどころに点在する町に寄りながらコルマールへ向かう。ガイドブックに載っていないような町でもひとつひとつにとても趣があり、いいところだなぁと思う。いつかこうしたところをのんびりと訪ねてみるのもよい。
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残念ながらまだ妻の胃の調子が芳しくはなく、しっかりとしたフレンチは難しいので、旧市街にある手ごろそうなレストランで食事。妻は相変わらずバター系のこってりしたものは難しいので、ベジタブルスープを注文。素朴だが温まる味。
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アルザス地方に来たので、その地方の料理をということで、タルト・フランべ。アルザス風の薄焼きピザで、この地域の名物。
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これもアルザス名物、シュークルート。どうみてもドイツ料理だ。もうひと山越えればドイツという距離だし、実際アルザス地方は幾度となくドイツの支配下に入った地域だから、料理や文化もドイツの影響をも強く受けているのだろう。町なかのお店ではドイツ語での会話も時折聞かれた。
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夜のコルマールをぶらぶらと散策しながらホテルへ。コルマールやアルザス地方も、まだシーズンオフでちょっと寂しい雰囲気もあるにはあったが、それでも美しい街並みにのんびりと浸ることができた。ここもまた季節を変えて、もう一度ゆっくりと訪れてみたいところだ。
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