2010/09/18 - 2010/09/20
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annakさん
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2008年紀伊山地ど真ん中と題して高野山〜十津川〜熊野)と楽しんだが、これではまだ片詣りだと思っていた。
霊場「吉野・大峯」と「熊野三山」を結ぶ修行の道は「大峯奥駈道」と呼ばれる。ここで深呼吸したいものだと強く感じた。
そして洞川温泉の講中宿も見てみたかったし、今でも女人結界を守る大峯山とはどんなとこだろうという思いも後押ししたのだ。
あいにく女房殿は仕事で、annak一人の車中泊だがまあ行ける所まで行くことにしよう。
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- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅は吉野、洞川(どろかわ)、そしてできれば大峯と思い吉野近くの道の駅で前泊(自宅を出たのが昼過ぎであった為)しようとしたが、何やら騒がしくて寝れない。
そこでannak地図とにらめっこ・・・え〜い大台ケ原まで行きサンライズを見てやろうとひとっ走り。
駐車場でこの星空がお出迎えしてくれました。みなさん流れ星がびゅんびゅん飛ぶのって見た事ありますか?
annakいっぱいお願い事を(笑い) -
事前情報が全くなく、どこに行けばサンライズが見えるのだろうか?
掲示板に尾鷲辻とあるし名前からしてきっと見えるだろうと歩き出した。
途中素敵な苔を見つけて長時間撮影・・・・
ところがである、尾鷲辻って全くの山道の中で展望はまるで利かない(悲)
仕方なく道なりに進むことにしよう。 -
正木ヶ原まで来てやっと海が見えてきました。
悲しいことにサンライズ済み・・・・ -
正木峠に向かいましょう
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日出ヶ岳下で一休み
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まだ数人のカメラマンがいらして、「今日は雲が少しあったが最高のサンライズの赤を写せた」とおっしゃっていました。(羨い)
またチャレンジしましょう・・・ -
へえ〜
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確かに笹ばかりですね。
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へえ~②
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なるほどいかにも・・・・
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大蛇場に行かなかったのはとても悔やまれますが、いいところです大台ケ原。
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大峯あたりでしょうかね?
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吉野に向かう途中小さな看板見つけお立ち寄り
入之波温泉(しおのは温泉)山鳩湯。 -
なにやら期待膨らみますね・・・
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annak全く知りませんでしたが、マスコミなどで「秘湯・名湯として度々紹介され、全国的にその名が知られてきている」というのを裸のお付き合いした名古屋の男性から教えていただきました。
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温泉でさっぱりした後一気に吉野まで。
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車を無料駐車場に置き歩きましょう。
桜はありませんがその季節によく見る下千本ですね。 -
秋には秋の花があり
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私たちをやさしく迎えてくれる吉野です。
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雰囲気のある門前通りを進むと
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見えてきます世界遺産「銅の鳥居」
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そして今回のお目当ての一つ金峯山寺(きんぷうさんじ)。
修験道の総本山です。
詳しくは→http://www.kinpusen.or.jp/guide/guide_index.htm -
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中は撮影禁止でご紹介できませんが、この金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん)→http://www.kinpusen.or.jp/guide/guide_2.htmを見たときの感動は言葉にできません。
観光客の方が入れ替わりされるなか、30分ほど見入っていました。
9月〜12月の特別開帳です。 -
感動の金峯山寺でした。
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おっ吉野朝宮跡かな?
ちょっと行ってみよう -
足利幕府・北朝と対決する南朝方の拠点として後醍醐天皇の御座所となっていた。
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ぐるっと回り金峯山寺仁王門横に出てきました。
上千本へさらにいけば -
竹林院に着きます。
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竹林院は聖徳太子の創建と伝わる寺院で、格調高い宿坊としても有名。護摩堂に安置されている聖徳太子坐像は南北朝時代の作です。
庭園の群芳園は千利休が作庭し、細川幽斎が改修したといわれ、大和三庭園のひとつにもなっています。(ガイドまる写し)
大和三庭園って先日行った當麻寺中之坊とつながりました。(嬉) -
こんにちは、素敵なお出迎えですね。
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実にきれいな形をした建物だ。
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お庭を拝見しましょう。
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お隣にある桜本坊へ
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期待しながら・・・
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おじゃまします。
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大海人皇子(のちの天武天皇)が吉野離宮で修養していたとき、冬の日に桜が咲き誇っている夢を見、その後皇位に就けたことからその桜の木の下に寺院を建立、桜本坊となりました。(ガイドまる写し)
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ちょっと上千本の通りを歩いてみれば
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いい感じです。
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ちょっと遠いですが如意輪寺は外せません。
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創建は延喜年間(901〜923)と伝えられる、後醍醐天皇の勅願寺。
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宝物殿には、楠木正行が出陣の際詠んだ、辞世の歌を鏃で刻んだ扉や、桜材の蔵王権現立像(重要文化財)などが陳列されています。境内には正行一行の髷塚もあります。(ガイドまる写し)
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笠置落ち・・・・
今年桜の季節に訪れた笠置とつながりました。 -
宝仏殿の天井画
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そしてきれいな形をした多宝塔。
ここからの上千本桜の展望もいいですよ。 -
南北朝・・・もっと深く知りたいと思った如意輪寺でした。
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そろそろ吉野を後にしましょう。
吉野神宮にちょっとお立ち寄り。 -
なかなかよさそうですね。
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明治22年(1889)、明治天皇により創建。祭神は後醍醐天皇。
社殿は昭和7年(1932)の改築で、本殿、拝殿などは全て檜造り。近代神社建築の代表作として高く評価されています。 吉水神社から移された天皇像は、後村上天皇が彫ったものと伝えられています。
(ガイドまる写し) -
一気に天川村、洞川(どろかわ)まで走り温泉を楽しむことにしましょう。
村営洞川温泉センター。
予定ではこの駐車場で車中泊する予定でしたが、何と有料駐車場でした。
仕方ない、講中宿は明日にして「道の駅吉野路黒滝」まで戻るとするか。 -
でもちょっと待て、洞川温泉の講中宿は夕方の方が雰囲気がありそうだぞと・・
車を今しばらくとめて街歩きしてみることにした。
何やら素敵な予感がします。 -
陀羅尼助か・・・奈良では有名な胃薬。正露丸のようなものと思われるが飲んでみたことなし。娘君成分調べて(笑)
そういえば當麻寺中之坊で見たな。 -
講中宿・・雰囲気がありますね。
山梨県早川町赤沢で見た講中宿とは少し違いますね。
http://4travel.jp/traveler/anna-rose-hibiscus/album/10364763/
ここは女人結界の大峯霊場の講中宿と思われますが、多くの女性客の方がいらっしゃいます。
女人結界は解かれたのだろうかと思ってしまいますがそうではないようですね。 -
いくつもある講中宿を楽しみながらぶらぶらと、風呂上りに気持ちのいい風が通ります。
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しばらく講中宿をお楽しみください。
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天川村洞川の三丁目の夕日
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一人旅はさみしいとシックになるannak。
さてさてそろそろ道の駅まに行きましょう。 -
道の駅吉野路黒滝で迎えた朝。
いつも変わらない朝食。 -
さて最終日どうしようかとぐずぐずしていましたが、せっかくだから大峯に登ってみようと思い立った。(出発前から登りきる自信がなかったのだ)
ガイドによると片道2時間半だが、3時間かかってもいいし無理なら途中で引き返そう。
女房殿から「単独行は駄目だよ」と言われていましたが、ここまで来たら行くしかないだろう。 -
母公堂前にも女人結界の文字がありますが、まだ車に乗った女性が入っていきます。
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母公堂の母とは、役の行者の母「白尊女(しらとうめ)」をお祀りしているとのことです。
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参拝道入口。
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ここからは完全に女人結界だそうです。
女人結界・・・賛否両論あり宗教にあまり詳しくないannakがコメントはできませんが摩訶不思議な世界。
まあ修道院も女性だけ、男性だけってありますし邪気は修行の邪魔ということか、そしてここは今でも修行の場霊場ということでしょう。
女性の皆様annakがご紹介しますよ。 -
こんなスギ林の中をだらだらと長い上り坂・・・・(辛)
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まだ最初のころは花なんぞ写しながら
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のんびりと
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楽しんでいましたが
ずーっと上り坂・・・・きついよこれは
でもってここらからの花の写真はありません。 -
やっと半分、お助け水です。
でもここの水annakが訪れた時は濁っていて飲めるものではありませんでした。
2リットルのペットボトルの水持参でよかった。 -
まだまだですね・・・
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だんだん険しくなってきました。
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ちょっと小休止(何回目じゃ・・・・)
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修験者をお守りくださいと祈りながら
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進みます。
おっうれしいかな平坦な道だ、でもそう長く続くわけもなく -
世界遺産の道を進みます。
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勘弁してくださいよと思わず言いたくなるような、
でもここまで来たら引き返せるものか。 -
ここに50回も参拝したの?完敗です。
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でた、鎖坂。
自分の体重が信じられない(重) -
こんにちはなんてちょっと余裕を見せたりして
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鐘掛岩
ここは修験場なのです。
無理にのぞかなくてもいいですと書かれていますが、
ここまで来たら・・・・・ -
鐘掛岩のてっぺんには・・・
修験者をお守りください。 -
ピーク近くか・・・
だいぶ平坦になってきました。 -
山頂の宿坊が見えてきました。
建築資材をどうしてあげたのだろうかと思わず現実味が出てしまいました。
まさか役行者(えんのぎょうじゃ)が投げ入れたなんてことないですよね。
三朝温泉の投入堂ではないちゅうの(笑) -
日本難修行のひとつ西の覗が見えてきました。
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がんばれ・・・
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よくテレビなどで見る光景ですが
ひえー・・・大丈夫かロープ一本に命を乗せて・・・
annakもしてみたいと思いましたが、この体重を支えるロープがない(嘘です)
いくらなんでもいやです。 -
あと少しだ
ちょっと元気が出たannakです。 -
着きました大峰山寺(山上蔵王堂)
感動の瞬間です。 -
実に素朴なお堂です。
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ここからしか写真は駄目だそうで残念ですが、まさに日本の聖地です。
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そして後世に残したい世界遺産です。
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今回の旅を振り返るにあたり、普通山で人とすれ違う時「こんにちは、おはようございます」とか言いますよね。
ところがここではどうだ、みなさん「ようお参り」とおっしゃいます。
最初はなんだかとても違和感がありなかなか言えません。
しかし下山するころには誰もが自然と「ようお参り」と言うようになるのです。
これは慣れとかいう問題ではなく、この山に登る人は皆厳しい修行に来ている仲間だ、と思うようになり自然と言葉になるのだと今この旅記を書きながら感じている。
大峯奥駈道はそういったところです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ころっつさん 2010/10/15 19:52:18
- 入道ですか?
- annakさん、こんばんは〜。
朝の大台ケ原、なかなかよさげですね〜。朝日を狙うカメラマンも多いんですね。年に何度かは富士山が見えることもあるようですが…。
また「陀羅尼助丸」の看板が立ち並ぶ洞川のまちなみもいいですね。10年くらい前に一度訪れたことがあります。
そして修験道の代名詞の大峰山に登られたのですね。あのよく見る光景、体を絶壁の上から吊るされて「親不孝しないか?」とか問われて、絶叫する修行?は山に登れば、誰でも体験できるものなのですか?
なかなか「登ってみよう」とは思えない険しい山ですが…いつか一度は行ってみたいとも思いました。
それでは、また。
ころっつ
- annakさん からの返信 2010/10/16 14:20:45
- RE: 入道ですか?
- ころっつさんこんにちは、いつもありがとうございます。
決して入道したわけではないですが、
なぜか最近聖地訪問が多くなっています。
大台ケ原はみなさん暗いうちから準備し、出発されていました。
ついていけばよかったのですが、少し甘く見ていました。
洞川の講中宿の町並みは、期待通りでとても雰囲気がありました。
一度宿泊してみたいものです。
そして今回の旅は何と言っても大峰山です。
絶壁の上からの「親孝行します」という修行は希望すれば
誰でもできるようです。(千円)だったようね(笑)
さすがに私はやめました。
吉野から始まり大峯〜玉置神社〜熊野に至る大峯奥駈道・・・
ほんのさわりだけですが、しっかりと感動がありました。
ぜひ一度いかがですか、お勧めいたします。
annak
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