ベトナム航空でホーチミン・フランクフルト・ベルリンへ　③　(2010/Sep/22)

2010/09/20 - 2010/09/30

ベトナム航空でドイツ・フランクフルトに向かう。ホーチミン経由となるために、3日間のストップオーバーで久しぶりのホーチミンを散策。

ホーチミン最終日は、お土産の購入に励む。ベンタイン市場は質に疑問があったので、国営百貨店にてTシャツを購入。お気に入りのアバクロのTシャツが1枚700円程度であったが、しっかりして着心地もよい。また洗濯しても縮小することなく、もう少し買っておけばと後悔するほど。

国営百貨店近くでフットマッサージに行って休憩。歩き疲れていたのでとっても快感。終了後は、すっかりと足が軽くなった。

ホーチミンからフランクフルトへ移動。約12時間のフライトでいよいよフランクフルトへ。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食。前日のフォーがハズレだったので、オムレツとフランスパンのセットをオーダー。オムレツは薄味、フランスパンは外はカリカリしていたが、中がかなりの空洞状態。ちょっと期待はずれの朝食。

ベトナム航空は9月より出発地が限定されているが、ようやくオンラインチェックインが可能になった。Seat Expertでシートを確認しながら、バルクヘッドを予約。オンラインチェックインのサイトが見つからずに、オフィスまで足を運んでみたが、オフィスのネット状況がよくないとのことで、オンラインチェックできず。スタッフもよくオンラインチェックインをよく理解していないよう。は〜？さすがベトナム航空！このあたりはまだまだ改善の余地がある。

オフィスを去って、街を散策。小腹がすいたので、昼食を食べることに。「フォー99」。それにしてもホーチミンでは、フォー24とか、フォー99とか、フォー2000とか、フォーのあとに数字をつける店が多い。最高値はどれくらいなのだろうかとふと疑問に思う。

ついに出会った「ビールに氷」！久しぶりの経験だった。アルコールが薄くなって個人的には飲みやすくなっていいけど。フォーの味は記憶にないので、平均的な味だったのだろう。

お気に入りのアバクロのTシャツとポロシャツを購入するために、国営百貨店へ。バンタイン市場で売られているものよりも値段は高いが質はいいようだ。帰国後、洗濯しても縮まないし、伸びないし。Tシャツ購入後は、上階にあるカフェで休憩。

上階にあるので、下の眺めもなかなかだ。

アイスコーヒーと愛読書で1時間ほどカフェで休憩。

その後は、フッとマッサージで足の疲れを癒す。

夜になって空港に移動。新しくてとてもシンプル。分かりやすくて使いやすい。やや早めに到着したけど、カウンターでチェックイン終了。

夜だからなのか、中はガラガラ。

この時間帯は、ベトナム航空はフランクフルト行きとメルボルン行きの2便、日本航空の東京行き、コリアンエアとアシアナ航空のソウル行き。

カウンターでEチケットを見せる。オンラインチェックインでシートも決定済みだったけど、ベトナム航空のオンラインチェックインって預け荷物があればできないとのこと。

この点も改善の余地あり。

プライオリティパスで使用できる「アプリコットラウンジ」へ。中はそれほど広くはないが、フライトが少ないのでガラガラ状態。

フードコーナーの全容。インスタントヌードル、軽食、サンドイッチ、サラダ、果物という簡単なもの。

窓からは飛行機が見える。食事をしていると、日本航空のB767が東京から到着。

これがインスタントヌードル。フォーとラーメンが用意。お湯が準備されていて、それを注いで3分待てば、完成。トッピングの野菜もそれなりに充実。

こちらはサンドイッチ。あまり満足できる味ではない。

このラウンジにはシャワーブースがある。一応タオルやシャンプーを用意していたが、タオルやアメニティが準備されていた。このようなサービスはとても助かる。

インスタントフォーと久しぶりに飲む7アップ。フォーに入れるライムって更に味をよくさせる。

少しお腹が満たされたので、アルコールを入れる。ビールにサンドイッチ、野菜不足解消のためにサラダをいただく。

ベトナム航空フランクフルト行きのチケット。預ける荷物があるとオンラインチェックインはできないのよねえ〜と小言を言われながら航空券をもらう。荷物が32キロと2キロオーバーしていたので、ちょっとドキドキ。

関空からの機材はA332だったが、フランクフルト行きの機材はB772、ベトナム航空の中では最も大きな飛行機。シート配列は3-3-3と標準。個人モニター装備。

シートピッチも標準。窓側をバルクヘッドをアサインしていたが、後方3席が空いていたので、そちらに移動。関空からは4席独占のエコノミーファースト、フランクフルトへは3席独占のエコノミービジネス。長時間のフライトなので、横になれるのはありがたい。

隣に駐機していたA320。出発は30分ほどの遅延。まあベトナム航空なので30分ぐらいの遅延なら合格だろう。

離陸後にメニューが配布される。ドリンク類は関空線と変わらず。メニューはベトナム語、英語、ドイツ語で書かれている。このフライトでは、夕食と朝食がサービスされる。

ホーチミンは離陸。インド、イラン上空を通過しながら、フランクフルトに向かう。飛行時間は12時間10分。

夕食のサービスが始まる。アジアンかヨーロピアンの2種類から選択。アジアンをチョイス。

○前菜　　：豚肉と海老のロータスサラダ
○メイン　：カレーソースの魚揚げ、ご飯、野菜
○パン　　：ソフトロール
○デザート：緑豆のゼリーとライスプディング

インスタントヌードルをご要望に合わせて用意

メインのアップ。ベトナム航空は機材、サービス全般に高い評価はないが、機内食は意外と美味しかった。

食後は、横になってウトウトしているとインドを通過。イランとかイラク上空を通過するときは、問題がないはずなのに、なぜかドキドキしてしまう。

少しずつ夜があけてきた。他の人の睡眠の妨げにならないように、すこ〜しだけシェードをあけて眺める。

フランクフルトまで残りわずか。この辺りから朝食の香りが機内に漂う。

すっかり目が覚めたので、機内を見てみる。保有機材がB772、A333、A332、A321、A320、あとは小型機が続く。エアバスの導入が多いようだ。

続いて国内線とアジアの路線図。関西空港からもハノイ線が、そしてセントレアからもホーチミン線が追加された。スカイチームファンとしてはうれしいニュース。

ワールドワイド路線図。

アメリカ線は自社の運航はない。デルタ航空とコードシェア。

ヨーロッパ線がモスクワ、パリ、そしてフランクフルトの3路線のみ。モスクワ・パリは歴史的背景からうなづけるが、フランクフルトに飛んでいるのは私としてはうれしい。ロンドンに飛んでいないのも興味深い。

朝食のサービスが開始される。夕食同様にアジアンかヨーロピアンの選択だが、残念なことにアジアンがすでに品切れとのこと。仕方なく、ヨーロピアンをいただく。

○果物
○プレーンヨーグルト
○メイン：ソーセージ・スモークビーフ、サラダ
○ソフトロールパン・バター・イチゴジャム

朝から肉系はちょっと勘弁ってことで、ほとんど口にせず。

メインのアップ。朝食って普通はオムレツとかジャガイモとか、そんな印象があったが…。この辺も改善が必要かも。

午前6時30分到着予定だったが、約20分遅れでフランクフルトに。FRAの早朝はアメリカ線、中東線の到着で込み合う。予想通り、上空で少し旋回する。

フランクフルトの中心部が見えてきた。何度、この風景を見たことだろうか。

無事に着陸。出口に向かいながら、機内を見渡す。こちらは最近導入されたデラックスエコノミークラス。通常のエコノミークラスのシートピッチが31インチに対して、デラックスでは38インチとなる。シート配列は3-3-3と変わらず。

前方から見るとこのような感じ。エコノミークラスの空席が目立つようであれば、通常のエコノミーで十分だろう。このフライトではデラックスを利用している様子はほとんどなかった。

こちらはビジネスクラスの様子。ベトナム航空ではファーストクラスのサービスがないので、これが最上クラスということになる。シート配列は2-3-2、標準的な感じ。

ビジネスクラスもいよいよライフラットになりつつあるので、若干の古さを感じさせる。

ベトナム航空の印象として、
①機材が古い　関空線、フランクフルト線の両方でシートの故障があった。またシートによっては、リモコンがなかったり、モニターが故障していたり、ハード面でもう少し気を使ったほうがいい。
②機内食は想像していたよりも美味しかった。
③CAは全体的によく動いている。朝食の品切れ時にも丁寧に対応してくれた。
④オンラインチェックインなどネット面での向上を期待する。
⑤ホーチミンからフランクフルトへは週に3便、復路は週2便なので、スケジュールの調整が困難。

そんな感じ。スカイチームの一員として、サービスの向上を願う。