2010/09/18 - 2010/09/24
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ensembleさん
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「全ての道はフットボールに通ず」
どのような土地であれ国であれ、私は個人旅行にはサッカーを何とか絡ませたいと思っています。関東に行く時も、そのほとんどにサッカーが絡んでいます。極端な話、サッカー見れなかったけど観光地に行きいろんなものを見れてよかったね、と言われるのと、サッカー見れたけど他には行けなかった、どっちを選べと言われたら私は後者を選びます。
最終日午後、オーバーハウゼンという都市に行きます。もちろんサッカー絡みです。ドイツ北西ルール地帯、デュイスブルグの北にあるこの街もやはり工業都市。地球の歩き方にはガイドどころか地図にすら表記されない、そんな街。しかしこの夏この小さな街は偉大なる予言者によって世界的に有名になることに。予言者の名はパウル。あのW杯でドイツ代表+決勝戦の予想を全て当てたという世界一有名なタコがこの街の水族館にお住まい。となれば行かないわけにはいかんでしょう。
いざハノーファーから西へ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ハノーファーから西へ西へ。ドルトムントを過ぎてエッセンという街に到着。ここのチームはどんなに下のカテゴリーでもスタジアムが満員だそうです。ドルトムントまで30キロ、シャルケのホームゲルゼンキルヘンまではたかだか10キロちょっという環境にありながら。
日本人もカテゴリーにこだわらず地元のチームを応援するというスタンスになれないかなとふと思います。 -
エッセンからさらに西に移動しオーバーハウゼン到着。中央駅だから施設が揃っているのところがさすがはDBしかし外に出れば完全な普通の街です。
-
中央駅からバスに乗ること20分、ドイツの小さな町の中を抜けてAQUA PARKというバス停で降り目的の水族館SEA LIFEに到着。ちなみにこのSEA LIFEという水族館は他の都市にもあり、ハノーファーにもありました。ヘレンハウゼン王宮庭園の真ん前に。
オーバーハウゼンのSEA LIFEは元々工場があった場所。その跡地を利用して付近にいろいろと複合施設を作ったのだとか(日本で言えばジャスコのようなもの)。当然車で来ることが前提の場所にあり、敷地もバカでかい。 -
これはバス停を降りたところ。隣はバイパスで車をどんどんかっ飛ばしていきます。
それはそうと暑い。ドイツに来てからずっと晴天に恵まれていて非常にありがたいのですが、最終日のこの日に限っては少し暑かったですね。おかげで汗が…(;^_^A アセアセ・・・ -
SEA LIFEです。付近にはまるで海にいるような感じで船が止まっていたりしましたが、ここは内陸部なので海ではありません。
15€くらいのチケットでいざ中へ。って最初から磯の香りが… -
中はいたって普通の水族館です。かつてシドニーに行った時も水族館に行きましたがシドニーの方が匂い自体はきつくなかったかなあ。
-
暗い上にフラッシュを焚いてはいけなかったため暗い写真ですみません。
なーんか鯛っぽい。地元が日本海側なものでどうしても魚は鑑賞より食う方が自分には合ってるみたい。日本の魚が無性に恋しくなりました。 -
偉大なる予言者、パウル様のお部屋はかなり最初の方にあります。そのお部屋の周囲には出場国の小さな旗が飾られており、その説明にはこれまでの功績が記されております。
-
さてその肝心のパウル様はと、
いらっしゃいませんではないですか〜
Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!
どうやら、かように東洋から来た得体のしれない一介の旅行者には、パウル様はお姿をお見せにならないのでしょう。というのは別にして事前の情報ではこの時間パウル様はお休みになられているとのこと。蛸というのは夜行性らしいですね。 -
冒頭の写真にもありますように、パウル様の偉大なる功績をたたえてトロフィーが贈られたそうですね。さてパウル様はW杯後も出身のイングランドのW杯招致の大使を務めるなどご活躍されております。
予言の方は一時引退を表明されたものの撤回し続けられている模様。ごく最近、ルールダービーの勝敗も当てられたご様子。パウル様、オーバーハウゼンにもチームがあり、現在ブンデス2部に属しております。いかがでしょう、今後は地元チームの予想もなさってみては。
(この旅行から一月ちょっとの後、10月26日にパウル様はお亡くなりあそばした模様。タコの寿命は3年。W杯の時から寿命が近かったのかもしれませんね) -
パウル様のお住まいを後にして続いて水族館の中を見ていきます。相変わらず画像が暗くすみません。ここは沈没船を作ることでそこに住まう魚を表していました。
サメやエイもいましたよ。何でもドイツがスペインに負けた後、「パウルをサメのいけすに入れろ」という意見があったとか。 -
水族館の中にこういう感じで謎かけをしながら環境問題に対して警告をするものがいたるところにありました(これはタンカーについてか)。それはいいこと。
だがっ!
クジラのことが書かれており、ウン万頭のクジラが意味もなく殺されているとかそんな感じのことが書かれているものもあり、ちょっとなと思いました。まあ駅構内、電車の中犬を連れて一緒に移動している姿からも動物好きなのはわかりますし、いいことなのですが。そんな方々の目に日本人の私はどう映ったのでしょうかね。
ちなみに私は捕鯨賛成派。頑張れ和歌山。 -
話を戻しましょう。世界的に有名になられたパウル様はもちろん売店でもご活躍。小さなブースとこのように紹介記事があり、マグネットやキーホルダーなどの商品が売られていました。
本来ここでぬいぐるみを買おうと思ったのですがあまりかわいくないのでマグネットを購入。蛸の寿命は3年余りと聞きます。パウル様は次回2012年の欧州選手権には間に合わないとの見方がありますが、いつまでもお元気に予言をお続けになられて欲しいものです。 -
同じ画像で申し訳ございません。
バスは結構な頻度で来てくれて簡単にオーバーハウゼン中央駅に戻ることができました。帰りのバスは学校が終わった子供たちで一杯。見かけない東洋人、変に映っただろうなあ。
駅に着くと青いユニフォームをまとったおじいさんや、明らかに母、子、孫の3人とわかる姿が見られました。ユニフォームはMSVデュイスブルグのもの。うーむオーバーハウゼンではないのか。
この日、デュイスブルグとボーフムではそれぞれブンデス2部の試合があったみたいです。非常に魅かれるのですが、試合開始は5時半。予定しているドルトムントの試合は8時。前半を見るのがやっとということで残念ながらキャンセルしました。電車は相変わらず5分以上遅れていました。一度デュッセルドルフに行きそして最終地ドルトムントへと向かいます。
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