2010/09/18 - 2010/09/23
2716位(同エリア4052件中)
プイイ フュイッセさん
- プイイ フュイッセさんTOP
- 旅行記33冊
- クチコミ2件
- Q&A回答32件
- 85,185アクセス
- フォロワー2人
トルチェッロ島のサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂、コンタリーニ・デル・ボーヴィロ(かたつむり)館と、マイナーなところを歩いてきましたが、さらに進んで、スクオーラへ行ってみました。スクオーラとは、ヴェネチアでさまざまな形をとった、一般信徒の(出身地や職業人による)組合で、聖堂とは違い、一人の守護聖人を祀った建物を建設しました。代表的なのは、サン・ポーロ区にある、スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ、16世紀に建てられたルネッサンス様式の建物です。見過ごしてしまいそうな外観とは裏腹に、内部の壁、天井は、ティントレットの56枚もの巨大な絵で埋め尽くされています。
PR
-
もう一つ、スクオーラを目指しました。カステッロ区にあるスクオーラ・サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニです。ダルマチア人(スキアヴォーニ)たちが、15世紀初めにヴェネチアに住み始め、カルパッチョが1502年から07年に描いた9枚の絵が掲げられています。「この小さな礼拝堂の中には、・・・・香のかおりがたちこめている・・・・このカルパッチョの絵が、美術館に展示されていたら、また別の感動を覚えたであろう。」とジャン・ルイ・ヴォドワイエが記した絵です。中に入ると、カルパッチョを味わいに来たと、みるからに真摯な青年が一人。午前9:15〜13:00、午後14:45〜18:0と、ヴェネチアにしては珍しく拝観の時間制限があるので、気をつけて行ってみてください。(月曜日は午後だけ、日・祝は午前だけ)この写真の一番奥です。
-
ヴェネチアの楽しみ方は、運河からの眺めにもあります。先にご紹介したガリマール社のガイドブックには、大運河からの左右の眺め(建物)が、いつ、誰が作った建物で、誰が泊まったまで、記されています。このジュスティニアン館(画面中央)には、ワグナーが1858年〜59年の間の7ヶ月に滞在し、「トリスタンとイゾルデ」の第二幕を作曲したそうです。ワグナーは、1883年に、ヴェネチアで亡くなりました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
プイイ フュイッセさんの関連旅行記
ベネチア(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
2