2008/12/27 - 2009/01/05
7875位(同エリア8871件中)
瑞樹さん
初日の観光が終わり、夕食を食べスバエク・トーイを鑑賞します!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
プノン・バケンを下りてから、ガイドのTさんが土産物屋に連れて行ってくれました。
ラジャボレイ・アンコール・マーケットは、土産物から日用品まで揃う大型総合民芸品土産物店。
ただの土産物屋ならそんなにテンションは上がらないのですが、ここには地元のお菓子なども売られていて面白かったです。アンコール・ビールやカンボジアのカップ麺などを購入。 -
その後、お昼に休憩した土産物屋の二階へ。なんと畳の部屋で鍋の夕食です。
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ナチュラルなランチョンマットにお箸がセットされて、可愛いテーブル。左にあるのが付けたれで、クリーミーでした。真ん中にあるのが薬味で、柑橘類に万能ねぎ、唐辛子と日本と似ています。
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ここではすかさずアンコール・ビールの瓶を注文、3ドルでした。普段ビールを瓶で一本なんて飲まないのに、旅先だと違うんだよねー。
ぷはー、うまいっ! -
卓にはなんと一人に付きひとつのコンロが用意されていて、直径20cmはある鍋は一人分!具は豚肉に海老、つみれ、春雨、椎茸など。
トマトが入っているのがちょっと珍しいかな?出汁が良く効いていて、あっさりと美味しかったです。 -
私たちの前方に白い布を張ったスクリーンが用意され、スバエク・トーイが始まりました。舞台向かって左側に楽器を演奏する人と、進行する人が居てあらすじを説明してくれます。
楽器が面白いなぁと調べてみたら、まるで和太鼓そっくりな大太鼓はスコートム、となりはソンポー、竹琴はロニアット、笛はスロライ、ゴングはコーンという楽器だそうです。 -
スバエクとはカンボジアの伝統芸能である影絵で、薄く綺麗になめした牛の皮で人形などを作り、それで演じられるもの。トーイは小型のもので、スバエク・トムは野外で篝火を焚いて行われる大型の影絵。
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アンコール時代には王宮でしか見られなかったものだそうですが、今は私のような外国人の平民でも観ることが出来ます。
今上演されているものは、農夫のポアさんが美しい奥さんと一緒に水牛を連れて出掛けて行くと、 -
そこに農夫のソーさんが来て奥さんを気に入ってしまい、水牛を戦わせて勝った方が奥さんを自分のものにしよう、というもの。
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ポアさんの水牛は首の骨が折れて負けてしまいますが、奥さんを渡したくないポアさんはソーさんと言い争いになり、最後は警官がやって来て叱られてしまいます。
草を食べているところなんて、本当に食べているみたいで見事!首の骨が折れるところもなかなか派手で、台詞はクメール語だったけれど面白かったです。 -
最後は「終」の文字で終了。ははは。
そういえば途中、日本人のオーナーが挨拶に来ました。んー、こいつが善良なカンボジア人をこき使っているかと思うと…複雑。 -
スバエク・トーイの後は、5人の女性が出てきました。各々左手に高杯のような物を手に、ゆっくりと入場。
アンコール・ワットなどに描かれていた”アプサラ”は、ポル・ポト時代に90%もの教師や踊り子が処刑され、舞譜なども消失してしまいました。
それでも難を逃れた数少ない生き残りの先生たちが1989年から復活を目指し、今では舞踊教室を卒業した人たちによる舞が見られるようになりました。 -
これはカンボジアに古くから伝わる「祝福の踊り」。
昔は王の前でしか舞われなかったものだそうです。アンコール時代にカンボジアは非常に栄え、クメール文化が花開きました。そのことを喜び、国が幸せであるようにという意味があるそうです。 -
踊りを見ていると、大抵ひとり「お気に入り」の踊り子さんが出来ます。踊りに関しては全くの素人ですが、それでも好みがありますね〜。私は今回はこの人がお気に入り。
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次は男性も出てきて、「ココナッツ・ダンス」。
ソヴァイエンという町の民族舞踊で、マホーリという民謡に合わせて踊られます。
大きな祭りのときに踊られるものだそう。 -
男性は口角を上げ顔全体で喜びを表現していて、女性はあくまでも瞳で静かに微笑む感じ。時折、威勢の良い掛け声が入ってリズミカルで楽しい踊りでした。
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途中、揚げバナナとお茶が出てきました。
揚げたてで美味しい! -
次は『ラーマーヤナ』から「猿と阿修羅の踊り」。
物語の最後の場面、猿と阿修羅が戦うところです。めちゃめちゃアクロバティック。小猿が可愛いです。 -
次は再びアプサラが登場。
アプサラは『乳海攪拌』で神々と阿修羅が不老不死の薬「アムリタ」を手に入れるため、1000年もの間海をかき回した後に生まれた水の精。
アンコール時代は神様に捧げる踊りでカンボジアでは一番人気のある踊りだそうです。 -
昔はやはり、王のみしか見られなかった踊り。手は蛇の頭、足は蛇の尻尾を表しているそうです。後姿も素敵。
終演後、何故か「蛍の光」が流され、踊り子たちとの「記念撮影タイム」。ご丁寧に踊りやスバエク・トーイの説明が書いてあるシートに歌詞まで書いてあったけれど、誰も歌わないし、誰も記念撮影に行かず。 -
とうとう途中で音をブチっと切って踊り子たちが引き揚げていきました…小猿たちのつまらなそうな顔が忘れられない…。手に日本の旗を持たされて、無理やり踊らされて(いるかどうかは、分からないけれど)小猿…。
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まぁ、これはツアーに付いていたものだから、積極的に「見よう」って感じのお客さんは少なかったからなぁ。
ちょっと踊り子たちが可哀想だった。 -
アプサラや小猿たちの踊りを堪能して、カンボジア鍋や揚げバナナも味わって、ホテルに帰ったのは22時過ぎ。私は海外でテレビを見る時は、なるべく現地の番組をつけるようにしています。
現地ではどんな番組が人気なのか、どんな番組があるのかが知りたいから。
カンボジアでよくつけていたのは、これ。カラオケ番組。ちゃんと歌詞も出るんです。映像部分は多分、有名な俳優さんが出ているものだと思います。夜なんかずーっと放送していましたが、一日中やっているのか…ちなみにNHKもちゃんと受信していました。なんか、海外で見るNHKって不思議な感じ…。
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