2010/09/18 - 2010/09/23
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nichebkkさん
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2010年9月中旬、タイ南部ヤラー州の「ベトン」とマレーシアのペラ州「ペンカランフル」の国境を抜けてきました。
いまだタイ最南部は分離主義者のテロが散発しており物騒な雰囲気もありますが、現地の人の交流は大変盛んで、思ったよりもスムーズに移動できました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝10時、ヤラー駅の隣のバスターミナルに到着しました。ここがベトン行きロットゥー乗り場も兼ねてるのか?と思ったのですが、ここではなくゲートをでて道を渡った対面が乗り場なのでした。
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こっちがそのロットゥー乗り場。奥に小さい食堂もあります。
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看板を見る限りでは「ナラティワート」「ベトン」
「バーラ」行きはここから発着のようです。 -
奥のカウンターでチケットを買います。「ベトン」行きは120バーツ。日曜日だったためか乗客はとても多く、その時点で停車していたロットゥーは既に満車で後続便に回されました。
20分後位に後続車両が到着。乗り込むとすぐに満車になり出発しました。
この区間利用者はかなり多いようで、無駄に待たずに済みました。
私が乗り込んだロットゥーの後には、さらに後続便が滑り込んでいました。 -
ヤラーからベトンまでは120キロほどでしょうか。ロットゥーは毎度のごとく恐ろしいスピードで飛ばしますが、この区間タイ軍の検問所が多く、15分おきぐらいに減速を強いられます。
検問といっても道路上に柵を設けて通行車のスピードを落とした上で、両側に土嚢を積んで築いた簡単な詰所の中から兵士が車両を覗き込むだけ。
車のドアを開けて中の乗員や荷物をチェックするような事は一度もありませんでした。 -
途中一時間ほどの谷間の町で10分ほど休憩し再出発したのですが、そこからの道はかなりのクネクネ山道。タイ人乗客のおばちゃんが車酔いして戻してしまい、私も危うくもらい○○しかかりました・・
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山道をさらに一時間ほどでベトンの町に到着。乗客は全員降りてしまい、目論んでいた国境までは直行してくれませんでした。
国境までは約7キロ。まだ午後1時過ぎですのでこの町は通過してしまおうと国境行きソンテウを探しますが・・ -
ベトンの町を小一時間うろうろしますが国境行きソンテウは見つかりません。
半ばあきらめて、セブンイレブン横にあった国境行きタクシー(200B)に乗ろうとしたところ、「ボーダー」と運転手が叫びながら紺色のソンテウが走ってきましたので飛び乗りました。
このソンテウ、マレー人の不良風若者がグループでチャーターしてたようで、哀れな旅行者を居候として拾ってくれたようでした。
結局ベトンで国境行き乗り合いソンテウは見つけられませんでした。 -
10分弱ソンテウに揺られようやく国境に到着しました。周辺は工事中区間が多く、とても埃っぽいです。自動車での乗り付けが多いようです。
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タイ側ボーダーの手続きはとてもスムーズ。役人もテキパキとしており変な請求などもありませんでした。
大きなイミグレの建物はまだ日が立っていないようでとても綺麗でした。 -
私を乗せてきたソンテウは私が入国手続きをしてるうちに走り去ってしまいました。料金も請求されず。
この写真は別の中国系グループがチャーターしてたソンテウです。ベトンでこの色の車を見つけられれば国境に連れてきてくれるのかもしれません。 -
車がいなくなってしまったので、仕方なく歩いてマレーシア側に向かいます。
途中バイタクがしつこく声をかけてきますが、とりあえず入管までは歩くことにしました。
5分も歩くと国境の石碑が。
ヤラーをでて3時間、ようやくマレーシアに入りました。 -
大きな門をくぐっても、マレーシア側入管はまだ少し歩きます。
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タイ出国手続きから15分ほど歩いたでしょうか。
やっとマレーシア入管にたどり着きました。この距離なら確かにバイタクの世話になっても良かったかもしれません。
マレーシア側の建物もたいそう綺麗です。ちょっと手前には大型の免税店なんかもあり通行者はそれなりに多いようです。
ただほとんどが自動車か観光バス利用者。てくてくと国境を歩いてきた人は私以外いませんでした。
入国手続き後、周りを見ましたが路線バスのようなものはいません。仕方なくタクシーで最寄りの町ペンカランフルに移動します。 -
ペンカランフルまでは7キロ、12RMでした。
10分もかからずに到着しました。
ペンカランフルは実に穏やか、通行量も少ない静かな町です。 -
バス停でバタワースへの乗り継ぎ地、ベリンまでのバスを待ちます。売店のおばちゃんの話では次の出発は4時半ということで1時間半も待たなければなりませんでした。
仕方なくペンガランフルの町を軽く見回ります。
小さな町で、もう閉まっている市場以外はとりたててみるものもなさそうです。 -
4時半、満員の古いバスが到着してすぐ乗り込みます。ベリンまでは20キロくらい、運賃は2.1RMでした。
ベリンからバタワースへの乗り継ぎが予想外に良すぎて、到着5分でバスが来てしまいました。ベリン周辺は何もチェックできず。
ベリンからバタワースは100キロ強、快適なマレーシアの高速道路を飛ばし、一時間半でバタワースに到着しました。 -
ベリン⇔バタワース間を走る「CITY LINER 586番」のバスは一日11便あるようです。このうち三本はケロー(ペンガランフル)行きで、こっちに乗れればだいぶ楽に国境越えできそうです。運賃は確か10RMしなかったと思います。
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朝10時にヤラーを出て、夕方6時半にバタワースに到着しました。
約7時間かかりましたが、道は整備されていてそれほど苦にはなりませんでした。
タイ南部の治安がこの状態なのでまあ当分旅行者が通ることは少なそうですが、景色が良いのでそれなりに楽しめると思います。
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