2010/09/18 - 2010/09/23
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nichebkkさん
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タイ南部の大都市ハジャイでは、日本ではもうほとんど見られない70年代から80年代の軽トラックが町乗り用タクシーとしてフル回転して働いております。
車種もメーカーも様々で旧車好きには興味深く、撮ってみました。
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
つい10年ほど前、20世紀の終わりまで、ハジャイ市内にはこういった大型セダンが町のあちこちで見られました。
それこそ当時で既に30年、40年落ちのベンツやGMの大型セダンがマレーシアへの乗り合いタクシーとして利用され、駅前や中心部でずらりと並んで客待ちする様子は、さながら現代のキューバの如く、観光客にとってはちょっとした見ものだったようです。 -
現在、製造から40年以上を経過してさすがに業務用利用の大型セダンはほとんど見かけなくなり、マレーへの長距離乗り合いタクシーの仕事は日本製ワゴン車(ハイエース・キャラバンなど)へと移っています。
そして、今ハジャイで最も目立つ連中といえば・・ -
こいつら、日本の軽トラックです。
-
なかでもハジャイの駅前にはご覧の通り、いつも20台以上の軽トラタクシーが客待ちをしております。
製造は昭和50年代物、550CCの車両が中心のようですが、車種もメーカーも様々。
アユタヤのトゥクトゥクやチェンマイ・パタヤのソンテウのように車種が代替わりせず、似通った製造年代の車両が固まって生き残っているのはとても奇妙です。 -
最も数が多いのがダイハツ・ハイゼット。
1972年から1981年まで製造された4代目の後期550CCモデル(S40)。
厚化粧のおばちゃんのような独特の表情で個性があり、また近所の米屋が長く使っていたこともあって私の少年時代の記憶の端々に登場する印象深いモデルです。
バンコクのトンロー近辺で「シーロー」という名で利用されているタクシーも多くがこのモデル。なぜこの車種なのか?わかりません。 -
後ろ姿はこうです。
後部アオリを凹字に切り取ることで、開閉させることなく荷台への乗降を容易にしています。
どの車もみな同じ感じでした。
定員はどうでしょう。8〜10人は詰め込めそうです。 -
続いて5代目ハイゼット(S50)
両側にいる4代目ハイゼットよりボディが少し角ばった分今風になったようにも見えますが、それでも製造年代は1977年〜1981年ということでもう30歳以上です。 -
このピンボケ5代目ハイゼット、裏に回ると・・
-
75000バーツで売ってくれるそうです。
日本円で20万円強でしょうか。タイの一般家庭でも十分購入可能な値段ですが、タクシー営業車以外には使い辛いでしょう。 -
続いて6代目ハイゼット(S60)1981年〜86年製。
再塗装直後のようで、この車体はボディも幌もピカピカです。こうやって酷使しながらも丁寧に手を入れ続ければ、チャチの代名詞ともいえる軽トラでさえ何十年も生き続けられるのでしょう。 -
メーカー変わって3代目三菱ミニキャブ。1976年から1984年製ということでこれも息の長いモデルです。
ハジャイでも3、4台は見かけた気がします。
一見かわいらしい顔ですが、近所のガソリンススタンドで使ってた印象が残っているので、タフでヘビーなイメージがあります。
これの先代モデルの角型ライトのはすごーく格好いいのですが、残念ながらみませんでした。 -
スズキのキャリイ。ST20型(1976年〜79年製)と思われます。
スズキの軽トラはハジャイでは稀少です。場末で見つけたこの一台しか会わなかったと思います。 -
強烈なインパクト。たぶんホンダのTN7です。
1975年〜77年製。
もともと恐ろしい縦二つ目ライトなのに、写真の車体は一本ワイパーで恐怖を増殖させてます。
宿泊したリーガーデンの前にいつも停まっていました。これからも残ってほしい稀少な一台です。 -
TN7の後継車TNアクティ(1977年〜88年)。
T360に始まるホンダの軽トラの個性的な顔を捨て、極めて凡庸な丸2つ目ライトになってしまいました。
実用重視としては当然の収斂でしょうが、寂しいです。 -
個性の薄いTNアクティの顔を塗りつぶすともうなんだか分からなくなります。
この車のオーナーはグリル、バンパーはもちろんウインカーまで青く塗っています。
これでも走れるのがタイの良いところでしょうか・・ -
他にももっといろいろな車種がいましたが、写真に撮ってたのはこれだけでした。
特に一度3代目ダイハツ・ハイゼットにすれ違いながら撮り損なったのは無念でした。
いくら日本車とはいえ、既に30年以上の骨董品が多く、この先もずっと軽トラタクシーが生き続けるとは思えません。大型セダンタクシーが消滅しかけてるのと同様、おそらくハイラックスのようなソンテウに切り替わってしまうのではないでしょうか。
次回またハジャイに行く機会があれば、もっとじっ
くり写真に残しておこうと思います。
ヤラー行きベンツ(?)。こんなタクシーに乗って
国境を越えてみたいです。
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