2008新春 避寒のタイ旅行 １：バンコク　王宮、ワット・アルン、ワット・ポー

2008/01/01 - 2008/01/02

2008年の1月のタイ旅行記です。
冬休み、寒いのが嫌いな我々夫婦は、「では、暑さを求めて」と久しぶりに(嫁はんは初)タイに行ってきました。
バンコクに着いて、まずは王宮、ワット・アルン、ワット・ポーと「王道」の観光。
ところで、街に出ると、国旗が半旗だったり、喪服っぽい黒基調の服の人が多く、なにやら王族の誰かが亡くなった気配。結局帰国してから、国王の実の姉、カラヤニ・ワッタナ内親王殿下が亡くなったと判明。15日間、喪に服するようです。合掌。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、出発日。成田のラウンジにて腹ごなしです。

さて、翌朝。まずはホテルからブラブラとセントラルワールド前を通ります。この２年後にこの近辺がエライことになるとは夢にも思わず。

伊勢丹。ここも2010年頃の騒動の間は、暫く閉店していたらしいですね。

国王の長寿を祈る広告(日本のＰ社のものでした)。
ご存知のとおり、タイ国民の国王への敬愛度はもの凄いですね。オフィスや街中に王様の肖像画が溢れるし、全てのお札の肖像がもちろん王様。
王様が拾った野良猫を育てる、"王様のノラネコ飼育日記"が大ベストセラーになったこともあるのです。

若者達が集まるショッピングエリア、サヤームセンター。

王宮の近くの建物の国旗が半旗になっています！何があったのか？？
そういえば、朝のテレビで王室の方らしき老婦人の映像を延々と流していたことを思い出す。

国防省の旗も半旗。よくよく見ると周りにも喪服っぽい黒基調の服を着ている人が多い。かなり大事な方が亡くなったに違いない。とはいえ、変な聞き方をして不敬罪に問われてもまずい　ということで、聞けずじまい。
帰国後に、国王の実の姉、カラヤニ・ワッタナ内親王殿下が亡くなったと判明。15日間、喪に服するようです。合掌。

王宮へ。
正月なので、無料開放されていたのだが、国が喪に服しているためか、残念
なことにアクセスできるエリアはとっても限られていました。

アンコールワットを精密に再現したミニチュアもあります。実物に感動したラマ４世が、その感動を伝えるべく作らせたとのこと。

本堂にあるヒスイでできたエメラルド仏。本堂内は撮影禁止なので、外から撮ってみました。

昼食です。チャーハンとビール、

タイ風焼きそばで、締めて250バーツ。

渡し舟(片道3.5バーツ)でチャオプラヤ川を渡り、ワット・アルンへ。

ワット・アルン。一人50バーツ。

途中まで登ることができます。

チャオプラヤ川の向こうに、さっきまでいた王宮や、これから行くワット・ポーが見えて、なかなかグッドな眺望です。

渡し舟で戻り、ワット・ポーへ。50バーツ。

長さ46ｍ、高さ15ｍの巨大黄金の涅槃像が、とっても窮屈そうにお堂の中に、横たわっています。奈良の大仏のようにインドア派です。

私の様な無宗教なものは、「何で寝そべってんのやろ？」と不遜に考えますが、悟りを開き涅槃の境地に達したことを意味しているらしいです。
涅槃像は、お釈迦さんがお亡くなりになった(入滅)ときの姿で、とってもありがたいものらしいです。

ごっつ偏平足です。仏陀が超人であることを示す32の身体的特徴のひとつとのこと。

頭部は、奈良さん、鎌倉さんに負けずにごっつパンチ効いています。これも32のひとつなのだろうか？

お堂の中には、108個(煩悩の数)の器が並んでいて、ここにお賽銭(？)を入れてゆくと、何やらありがたいこと(？)があるらしいです。

歴代の王様のお墓もあります。

ワット・ポーは、タイの医学大学、タイ古式マッサージの発祥地でもあるらしく、境内の東屋でマッサージを受けられます。ちょっと並んで、１時間360バーツでマッサージを受けました。疲れた体に心地よい気持ちよさです。一日の疲れが取れました。

次回は、
避寒のタイ旅行　２：アユタヤ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10500962/