2010/08/24 - 2010/08/24
44位(同エリア96件中)
おぷさん
8月24日前編:ワットプー遺跡編(往路)
パクセー(パークセー)に1泊し、翌日、世界遺産「ワット・プー」へ日帰りで出かけてきました。
ラオスの2つある世界遺産(もうひとつはもちろんルアンパバーン)を両方制覇!(?)
パクセーの旅行者でチャムパーサック行きのミニバスを申し込み、車で1時間くらい(渡し舟代込み)。
現地でトゥクトゥクをチャーターして往復、帰りは同じミニバスで帰ってきました。
半日あれば回れるコースです。
【旅のスケジュール】
1日目 8/22(日)日本→バンコク
2日目 8/23(月)バンコク→ウボンラチャタニー→パクセー
3日目 8/24(火)パクセー(チャムパサック・ワットプー)★←いまここ
4日目 8/25(水)パクセー→ウボンラチャタニー→バンコク
5日目 8/26(木)バンコク→日本
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー
- 航空会社
- JAL
- 利用旅行会社
- エアトリ
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-
パクセー・ランカムホテルで1泊。
朝起きると、雨が降っていた。
ワットプーの遺跡を見に行こうと思ったので気にかかる。どうしようか迷う。 -
とりあえず、朝ごはん。
ホテルの道を挟んで向かい正面にある「明記」というおかゆ屋さんが有名だというので、入ってみる。
アジアの朝といえばやっぱりおかゆ!ですよね! -
指差し注文して、出てきたのは鶏ラーメン・・・あれっ、ラーメン屋か?
某ガイドブックをよく見ると、たしかに「鶏の麺」との記載が・・・見間違えてましたー。お店の名前がおかゆ屋ぽかったので。
で、味ですが・・・これが、超うまい!!鶏のダシが効いていて、しかも入っている鶏肉はよく煮込まれて、箸で持ち上げただけで骨がぽろっとと取れます。
スープまで飲み干すうまさです!
1杯15000K。
安からず、高からず。
ガイドブック(2006年版)には相席必至と書いてあったが、私のほかにオッサンが1人いるだけだった。 -
ホテルに戻って、ひとまずチェックアウト。
雨が降っているので微妙ですが、小ぶりなので、まあ何とかなるか・・・
日帰り観光で、今日もこのホテルに泊まろうと思っていたのですが、天候や道路事情で最悪、観光できなかったりした場合はパークセーに戻ってこれない可能性もあるので、荷物は一式もって行くことにする。 -
傘を差すほどじゃないが、しとしとと降り続く雨。
やっぱり雨季だからなのかなぁー。
ところで、今日の予定はワットプーへ向かうため、まずはチャムパーサック(Champasak)という最寄の町まで行く。
実は、昨日ホテルの受付のお兄ちゃんに相談して、旅行会社主催のミニバスを手配しておいた。片道でチャムパーサックまで、フェリー代込みで55000K。
8時にホテルに迎えに来るとのこと。
路線バス(乗り合いソンテオ?)もあるらしくて、10000Kで、しかもチャムパサックからワットプーの遺跡までダイレクトに行くというのですが、そんなに安く行けるのかぁ?とかなりギモンだったので詳しく調べておりません。
帰りはどうしようか、まだ決まってないんだけど、路線バスがあるといいなぁ。たぶんあるんじゃないかな、まあ現地で聞いてみればいいか、というアバウトな感じ。 -
ホテル内のロビーに掲げられた写真。
一番左と、左から3番目のおっさん(失礼)は見たことがあるぞ。
3番目の人は、ラオスキープのお札の人ですね。 -
8時になり、ホテルの前に1台のトゥクトゥクがやってきた。
乗れというので乗り込むと、そこからホテルを2件ほど回って外国人をピックアップしていく。
そこから旅行会社の前で、ミニバンに乗り換え。ホテルから旅行会社までの送迎トクトクつきはラオスのツアーの基本ですね。 -
乗客は、私のほかはすべて欧米人で2グループ5人。
かなり窮屈に詰め込まれて、一路、チャムパーサックへ。
話をしてみると、前の席の3人組はダイレクトに「4000アイランド」(シーパンドン)へ向かうとのこと。
私も日程に余裕があれば、シーパンドン行きたかったなぁ。 -
雨はまだやや降ってますが、そんなに強くはない。
気温も涼しい。 -
途中でガソリンスタンドに立ち寄る。
オギクボ、28番!?
誰? -
1時間たらずで、到着。
私のほかに、欧米人男性2人組も一緒に降りた。
ここがチャムパーサックかな? -
と、思ったら、そうじゃないみたいで、ここでフェリーに乗り換えるという。
ひとりのラオス人(写真左のサンダル履きのおにいちゃん)が着いてこいというので、歩いていくと、すぐに船着場へ。
どうやら、ここはチャムパーサックの対岸の小さい村のようです。 -
船を3つくらいつなげたでっかい渡し舟的なものが見える。
きっと、車とかも運べるやつだ。 -
ところで、雨はやんできたようです。
雨が降っていようがいまいが、メコン川は相変わらずの色。 -
小さい船に乗せられて、われわれ3人だけですぐに出発。
一緒に乗ったのは、フランス人の男性2人組。
年は私と同じくらい。
チャムパーサックで1泊するらしい。
日帰りでパクセーに戻るんです、というと、ワットプーにはどうやっていくの、と聞かれ「ノーアイデア、たぶん、トゥクトゥクか・・・」と話しながらメコン川を渡る。
彼らはどうやらレンタサイクルでワットプーまで向かうみたいなことを言っていました。 -
エンジンつきの渡し舟が小雨の中、すごい勢いで走る!
水しぶきがすごい! -
さっきの渡し舟が渡っている。
ほんとに車ごと移動してるぞ。すごいなー。
あっちに乗ってみたかった気もする。 -
15〜20分くらいで到着。
対岸かとおもったら、妙に南のほうへ斜めに向かっていった。
たどり着いたのは船着場ではなくて、どこかの民家の入り口のようなところ。 -
かなり不安定です。女の子が出てきて手を貸してくれた。
どうやら、1軒のゲストハウス専用の船着場らしく、登るとそのままゲストハウスになっていた。
帰りの船も2時くらいに出る、というようなことが書いてあるが・・・ -
現在地がよくわからないので、同乗のフランス人に聞くと、ロンプラを広げて、「今ここのへんだね」と教えてくれた。どうやら、中心部から北に2kmくらいのところらしい。
南に来てると思ったのに、北側とは!
フランス人2人はひとまず宿を探すので中心部へ行ってみると言っている。
そこへ、1台のトゥクトゥクがやってきて「ワットプーへ行かないか」と誘ってきた。
フランス人たちは中心部へはすぐ近くだからと歩いていく。
私は直でワットプーへ行くつもりだったので、交渉してみる。 -
最初の言い値は忘れたが、ワットプーまで10kmくらいの距離を、往復チャーターで60000Kで交渉成立。
日帰りでパクセーへ戻るんだと伝えると、じゃあ、2時に戻ってくれば帰りのフェリーに乗れる、とのこと。
さっそく乗り込み、1本道を南へ。
さっきのフランス人たちをあっさり追い越して、中心部を越え(中心地といってもなんにない。小さいロータリー状になってるだけ)、のんびりした田舎道を走っていく。 -
町の中心から20分くらいで、ワットプー遺跡入り口に到着。
敷地内の1つ目のゲートをトゥクトゥクに乗ったまま入り、チケット売り場で一旦降りてチケットを買いに行き、またトクに乗って2つ目のゲートまで行く。 -
「チケット売り場はこちら」の看板。
-
綺麗な建物。やっぱり世界遺産だからきれいに整備しておかないと、みたいなことでしょう。
しかし、お客さん私以外いないんだけど。
中はチケット売り場だがちょっとしたみやげ物や民芸品がおかれている。 -
入場料は30000K。
うわ、ひさびさに、入場料を払う観光地に来たw -
第2ゲートに着くと、運ちゃんが「じゃ、行っておいで」という感じで、とくに時間もなにも決めずに見送ってくれる。
検問所で入場券チェックがあり(なぜか国籍を聞かれる)、そのまま中へ。
雨はやんでます。よかった!
遺跡のあるところまで歩いて30分くらいとのこと。 -
【まめちしき by Wikiぺディア】
プラーサート・ワット・プー (Wat Phou) はラオス・チャンパーサック県にあるクメール遺跡の一つ。2001年、ユネスコの世界遺産(文化遺産・チャンパサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群)に登録されている。
11世紀頃、クメール人によりプラーサート(宮殿あるいは城)として建設されたが、ラーンサーン王国時代にラーオ族の勢力がここを占拠するに至って、この城が神聖視され、新たにワット(寺)として位置づけられた。ちなみにプーとは山の意味である。 -
雨上がりで山が幻想的。
天気がいいと、これまた違う感じなんだろうなぁ。 -
この、朽ち果てた感がなんともたまらない。
-
ようこそワットプーへ的看板。
全体マップが乗っているので、手持ちのガイドブックと確認する。
参道を通って、山のふもとまで歩いていける。 -
本殿へ向かう参道沿いに、男性器をかたどった(リンガ)が並ぶ。
-
チンコ祭りきたー!!
すごく・・・大きいです・・・ -
広大な土地に、ほかの観光客の姿は見えず。
もしかして、世界遺産を貸切ですか!?
雨季のオフシーズンで、朝も早いからでしょうか。
とてもラッキーな気分ですが、すこしさびしくもあります。 -
参道を渡りきったところにあるご神木。
この間を通って進むと、両サイドに遺跡が見えてきます。
宮殿跡のようです。 -
こちらが北側にある北宮殿。
-
イタリアだかインドだかが修復作業に資金を拠出した旨が書かれている看板。
-
南側の宮殿。
-
こちらはまだ修復作業がすすんでいないらしい。
-
イタリアだかインドだかが修復作業に資金を拠出した旨が書かれている看板。
その2. -
やまたのおろち的石造(ナーガ)。
-
ちゃんとお供えがある。
観光客はまったくいないけど、まわりには地元の住み込みのラオス人みたいな人が何人かいた。 -
いつの時代のものかぜんぜんわかってなかったのですが、約900年くらい前ですね、たぶん。
アンコールワットよりも古いらしい。 -
こちらも宮殿跡。
ナンディン宮殿。 -
イタリアだかインドだか(以下略)
-
歩廊を歩いていたら、うしろから現地のラオス人の女子達が笑顔で歩いてきた。
サバイディー〜。
挨拶すると、サバイディーと返してくれたあとに、ペンもってないか聞かれたが、もってないよと答えると、笑顔で手を振って、ぼくを追い抜いて山を登っていった。
素朴な感じがたまりません。 -
大きな木にはさまれた部分に石の階段が。
ものすごく急そうですが、さっきの女の子たちは軽々と上っていき、あっというまに見えなくなりました。 -
中腹からの景色。
とにかく、静かです。 -
中腹にある仏像。
-
足元の階段に、へびのレリーフが。
-
さあ、「トトロの森」の歪んだ階段をのぼろう。
-
すっごい湾曲!
雨上がりで足元がすべるので、慎重に・・・ -
ようやく本殿へ到着。
おおー、これがワットプーの本殿。
正直・・・小さいです。 -
でも、壁面のレリーフとかは、いかにもクメール文明だ!
アンコールワットは見たことがないですが、いかにもヒンズーっぽい彫刻が遺跡っぽさを感じさせますね。 -
インドっぽくもあるレリーフ。
あまりエロくないのが残念。 -
中に入ると、仏像が。
-
ヒンズー教の建物の中に、仏像・・・
このミスマッチ感が、たまりませんね。
どうやらこの仏像はあとの時代に持ち込まれたもののようです。 -
ほんとに誰もいない・・・
-
すばらしいですね。
-
本殿の裏の山の手へ。
大きい石がせり出しています。
この山肌の石を削って、遺跡が作られたんだろうなぁ。 -
古代の水道。
-
岩の間からの岩清水。
-
本殿のある山の頂上からの景色。
いいですね。 -
天気がいいと、本当はもっとよかったのですが。
よーくみると、イチバン向こう側にさっき渡ってきたメコン川が見えます。 -
犬が。
-
絶景を眺めながらのブリブリは最高だろうなぁ〜!
-
貸切の風景。
ほんまにだれも観光客いない。
アンコールワットとの差がすごそうですね。 -
本殿裏に石の遺跡がいくつかあるというので行ってみる。
まずは像の石造。 -
その奥にもなにかありそうだけどジャングルになっていて進入不可能。
残念。 -
山際はほんまにジャングルですね。
-
こちらはヘビ石。
洗濯板か? -
すぐ隣にワニの岩。
うわさでは、生贄台とも言われているが・・・ -
30分くらい、しばらくウゴウゴして、来た道を戻ります。
ワットプーの遺跡は、静かにぼくらを待っています。
こんなに静かな世界遺産を訪れたのは初めてです。
帰り道のこの風景がイチバンのお気に入りになりました。 -
チンコ・・・もとい、リンガの参道を戻ります。
地面がぬかるんでるので、サンダルを脱いではだしで石道を歩いていくと、ますます霊験あらたかな気分に。 -
雨が降ってきたので、あわててトゥクトゥクまで戻り、お昼寝(っていうかお朝寝)してた運ちゃんを起こして、戻ることにする。
滞在時間は1時間半くらい。とにかく静かで落ち着きのある遺跡で、広い敷地内全体がとてもよい雰囲気でした。
チャムパーサックの町まで戻って、そこからまたパクセーまで戻ることにします。
後半へ続く!
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この旅行記へのコメント (5)
-
- あいあ〜るさん 2010/09/14 23:25:15
- チャンパーサック
- おぷさん、こんにちは。
最近毎日チャンパーサックの文字を見たり書いたりしているのですが、どんな所なのか全く知りませんでした。
こんな場所なんですね。
初めて土地のイメージが湧いてきました。
- おぷさん からの返信 2010/09/15 00:10:02
- RE: チャンパーサック
- あいあーるさん、こんばんは。
> 最近毎日チャンパーサックの文字を見たり書いたりしているのですが、どんな所なのか全く知りませんでした。
えっ、どんな状況で書いたりしてるんですかー!
> こんな場所なんですね。
> 初めて土地のイメージが湧いてきました。
のんびりとした、とってもいいところですよ。
余裕があれば、ぜひ一泊して、遺跡を見たり、メコン川を眺めたり、心休まること間違いありません。
南ラオスはゆっくり時間が流れています。
- あいあ〜るさん からの返信 2010/09/15 09:01:51
- RE: RE: チャンパーサック
- おぷさん、こんにちは。
100年目のチュラーロンコーン大王記念日に向けて、みなさんにチュラーロンコーン大王のことを知っていただくために冊子を作っているんです。
今ちょうど1904年前後を書いているところなんですが、私はデザインのセンスが全くないようで、書いたり消したり移動させたりを何度も何度も繰り返しています。
-
- gounodさん 2010/09/05 23:11:42
- 雨季のワットプー
- チンコ祭りw、おつかれさまです。
雨季のワットプーもまた全然趣きがちがっていいですねぇ。
プルメリアの歩廊がそのままトトロの森に通じてそうな迫力があります。
やはり世界遺産の影響ですかね、いろんな国からの遺跡修復が活況なようで。ついでに湾曲した階段もどうにかしてほしいです。
詳細な報告みてまた行きたくなってきちゃいました。
- おぷさん からの返信 2010/09/06 23:03:42
- RE: 雨季のワットプー
- gounodさん、こんにちは、おぷです。
gounodさんは乾季に行かれたのですね。写真がとてもきれいですね。
ラオスは何もないのが魅力で、今回はかれこれ3回目の訪問でしたが、ワットプーは期待通りの静かな遺跡で、たいへん満喫できました。
今回は短い滞在で日帰りでしたが、静かなチャムパーサックの町(村?)も、ゆっくり滞在して、メコン川を眺めながらビアラオをのんびり飲みたいなと思える町でした。
わたしもぜひもう一度行ってみたい土地になりました。
> チンコ祭りw、おつかれさまです。
> 雨季のワットプーもまた全然趣きがちがっていいですねぇ。
> プルメリアの歩廊がそのままトトロの森に通じてそうな迫力があります。
> やはり世界遺産の影響ですかね、いろんな国からの遺跡修復が活況なようで。ついでに湾曲した階段もどうにかしてほしいです。
> 詳細な報告みてまた行きたくなってきちゃいました。
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