ポルトガル旅行記⑥

2006/10/08 - 2006/10/13

いよいよ最終日。この日はリスボンの町をぶらぶらしました。
ご飯もおいしいし、町もこじんまりしているのに見所たくさんで、充実した町歩きになりました。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は朝起きて、ホテルの近くのパン屋さんで朝ご飯をいただいてから、まずは天正遣欧少年使節団滞在したというイエズス会の教会であるというサン・ロケ教会まで歩いてきました。

その当時の物かわかりませんが、ここで安土桃山時代の日本の若者が祈りを捧げたところを想像すると、その不似合いな感じとその真摯な祈りの状況が浮かんでくるようでした。

この教会のすぐ近くにすごく良い感じのレストランを発見したので、昼に来ようとチェックしておきました。

フィゲイラ広場まで戻ってきてから、１２番の路面電車に乗ってアルファマ地区へと向かう事にしました。
古い路面電車がかっこいい！

細いくねくねした坂道をぐんぐん上って、展望台があるポルタス・ド・ソル広場で途中下車。

オレンジの屋根の町並みを見下ろす展望台の横に売店があったので、冷たい物を飲みながらちょっと休憩。

そこから路面電車の28番に乗って、さっきのサン・ロケ教会近くまで戻ってきて、つばをつけておいたレストランでお昼ご飯にします。

ここが本当に大正解でした。
日本人の味覚にぴったりとあった煮込み料理で、結構な量がありましたが、あっという間にぺろりです。

良い店を見つけたときは本当に得した気分になりますね。

レストランの前にいた、すごく雰囲気のあるわんちゃん。勝手にセバスチャンと呼ぶことにしました。

また路面電車の28番にのって、今度は町の西の方へと向かいます。

石畳の趣ある道をゴトゴト行くとエストレーラ聖堂につきました。

複雑な彫刻が施された、美しいファサードです。
1779年に建築を開始した物だそうです。

内部も天井のドームから漏れる光でとても幻想的でした。

今度は市電の25番と15番を乗り継いで、ベレンまでやってきました。ジェロニモス修道院の威容は否が応でも目を引きます。
が、とにかくここに来たらまず行かなくちゃいけないのが・・・

発見のモニュメントです。
予想していたよりもすごくでかかったですが、だだっぴろーいところにぽつんとある感じがちょっと予想を裏切られた感じでした。

とりあえず航海王子さんに挨拶をして、

ベレンの塔へ。
船の出入りを監視する要塞として建てられた物だと言うことです。

ぶらぶら歩きながらジェロニモス修道院へと戻っていきます。
海沿いのひろーい道をまたぐ歩道橋のうえからの眺めです。

周りのむちゃくちゃ広い道や、だだっぴろーい広場なんかのせいもあるのでしょうか、ちょっと距離感がおかしくなるくらい大きな修道院でした。

中に入ってもやっぱり頭の中の縮尺がおかしくなるような大きさです。

またまた路面電車に乗って、夕方の町並みを流しました。夕日に染まる白い家の壁がすごく良い雰囲気を醸し出してます。

ピントは全然合ってない写真ですが、雰囲気が良いので。。

そうこうしているうちに日も暮れてきました。
この日の夕食は、結局お昼に行ったお店があまりにおいしかったので同じ店に行くことにしました。
でっかい水槽があってそこにでっかいかにとかがうようよしてます。
おっちゃんに聞いたらかにがうまいみたいなことを言っていたので（身振り手振りで）、かにをいただくことに。

でっかいかにでしたが、きめの細かい身がたっぷり詰まっていて、とてもおいしかったです。

とてもおいしいアローシュも堪能して、ポルトガル実質最終日もおしまいです。
このお店を見つけられたことは本当にラッキーでした！！

翌日は昼の飛行機で帰るだけでしたので、朝のうちに、地球の歩き方に書いてあった昔ながらの缶詰屋さんに行って、オイルサーディンとイワシのパテなどのお土産を調達しました。
このオイルサーディンもイワシのパテもどっちも最高にうまかったです。
とにかくポルトガルの飯は外れがなかったですねー。しかも安いし。ほんとに食事の面での満足感の高さはすごい国でしたね。

というわけで、とても名残惜しいのですが、ポルトガルの旅もこれでおしまいです。

不意に思い出したときに、本当に一週間しかいなかったのかしらと思うくらいの中身の濃いーい旅でした。