ポルトガル旅行記④

2006/10/08 - 2006/10/13

次の日はポルトから更に北へ行ったところにある、ヴィアナ・ド・カステロという街に向かいます。この街に行く目的はというと、町外れのサンタ・ルジア山のてっぺんにあるポサーダに泊まる事です。

エリア ヴィアナ・ド・カステロ(ポルトガル)

この日はポルトから更に北へ行ったところにある、ヴィアナ・ド・カステロという街に向かいます。この街に行く目的はというと、町外れのサンタ・ルジア山のてっぺんにあるポサーダに泊まる事。

という事で、２晩お世話になったホテルをチェックアウトし、小雨の降っているポルトを後にしまして、ヴィアナ・ド・カステロへと向かいます。

かわいい絵柄の汽車で田舎をゴトゴトと２時間ほど走りますと、大きな川を渡ってヴィアナ・ド・カステロに到着です。

駅前の銅像もなんか浮かれてます。

ここも古い小さな町で、街の真ん中にあるレプブリカ広場を中心にぐるっと２０分ほど歩き回ると一回りできてしまうような規模でした。
これは旧市庁舎です。

カテドラルです。
20分くらいでぐるっと回ってしまえるような小さな町ですが、旧市街全体が昔ながらの雰囲気が全体に残っているとても良い町でした。
ホテルで飲むために、小さなワイン屋さんで赤ワインを２本購入。一本１ユーロ台というありえないお値段でしたが、ちゃんと地元のワインで、味もバッチリでした。

準備完了という事で、いよいよ山頂のポサーダに向かいます。
ガイドブックによると、徒歩でも３０〜４０分という事だったので、歩いて上ろうという事になり、カバンをごろごろ転がしながら歩き始めますが、正直やめときゃよかったです。

道がずーっと小さな石を敷き詰めた石畳で、カバンのタイヤが転がらない事転がらない事。
結局１時間半掛けて、全身汗だくになって山頂までたどり着く事ができました。

ようやく山頂に到着。
苦労した甲斐があって、本当にすばらしい眺めでした。

山頂のサンタ・ルジア教会。

すごくバランスのとれたきれいな教会です。

そして、これがこの日宿泊するポサーダです。

今回の旅では基本安い宿に泊まったのですが、今日だけは贅沢しました。
開いている部屋の中で一番高いお部屋を予約しました。（といっても1泊200ユーロくらいでした）

チェックインしてびっくりの予想外の超豪華なお部屋で、テラス付きのワンベッドルーム。
窓からはサンタルジア山山頂のサンタルジア教会と大西洋に流れ込むリマ川が一望の下。さらにお風呂はぶくぶく付きだし。

おしゃれなベッドルーム。

でかい鏡！！

そして、部屋に付属のすごくひろーいテラス。

テラスからの町とサンタ・ルジア教会の眺めも最高です。

ロビー横にあるラウンジもすごく豪華。

この昔ながらの貴族のお屋敷をそのままホテルにしていますので、建物自体がとても美しいです。

レストラン。
ここのレストランがまたすごかったです。
そこら中でおいしいおいしいと食べたタコもタラもスープも、おんなじ料理なのに味が全然違いました。洗練された感じとでも言うのでしょうか。やっぱり同じ料理方法でも、違う世界の料理があるんですね。

ライトアップされた建物も良い感じ。

お部屋のテラスから見える夜景もすばらしく、大満足で夜は更けました。

朝食も豪華。
部屋でしっかり朝食をとると、今日も一日楽しもうという気分が盛り上がりますね。

そしてオムレツ。
これもおいしかったー。

チェックアウトしてから再び山頂をぶらぶらお散歩。
帰りはホテルにタクシーを呼んでいただいて、駅に向かいました。
というわけで、一泊だけと言うのがもったいないくらい、色々と大満足のポサーダでした。

ヴィアナ・ド・カステロ駅から汽車に乗ってリスボンへ。

せっかくなので、途中のアヴェイロで途中下車。
ここの駅もアズレージョの装飾がとても美しい建物でした。
町をちょっとぶらっとして、お土産やお昼ご飯を済ませてからリスボンへ向かいました。

ホテルはバイシャ地区のど真ん中にある、インスラーナという安さと立地が取り柄のところです。
チェックインしてホテルの近くで軽く夕食をいただいてから、ちょっとぶらぶらしてこの日はほぼ移動で終了しました。