アンコール・ワットの思い出★　4日目

2010/03/20 - 2010/03/24

カンボジアでの日も今日で最後だ。
旅の最終日というのは、例外なく名残惜しい気持ちになる。
それと共に、やっぱり日本って豊かな国だなって。

乾期のカンボジアは、今日も蒸し暑かった。
灼熱の太陽が照りつける中、今日もマオとバイクで向かう。
行先は、ベンメリア遺跡。シェムリアップから2時間以上かかる辺鄙な場所にある。

主要なガイドブックでも、ベンメリアを紹介している本は少ない。ツアーでもなかなか訪れない遺跡らしい。それでも訪れた人は、誰もがこの遺跡を絶賛している。
観光開発されずに、発見されたそのままの姿を残す遺跡として。
発見されたのが比較的新しい時期であり、付近一帯は内戦時に地雷が数多く埋められたため、遺跡の調査や復元があまり進んでいない状態だという。
まるで「天空の城ラピュタ」を思われるような、太い木の根が張り巡る遺跡。それは過去の人類の文明の栄華。無常なる自然と時の流れ。人の儚さ。

ベンメリアへ行くまでの道、これまでの旅を振り返るように、移り行く景色を目に焼き付けていた。これからも未知なる世界を感じていこう。そして、ここで感じた刹那の風景・感情はもう二度と感じることはできないだろうと。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: バイク
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

シェムリアップから2時間以上かかって、ベンメリアへ。

ほとんどの観光客は、ツアーバスか車のチャーターでした。
まさか、こんな奥地までバイタクで来るヤツは・・・？

崩壊したままの遺跡

かつて発見された当時のアンコールワットのこのような姿であったのだろうか。

右下のガイド役に連れられて、遺跡の中へ

順路などが整備されたいない分、冒険気分で遺跡をめぐれる

これなんか、まさに「ラピュタ」じゃないでしょうか？？

おそろいのＴシャツでキメた中国人観光客の集団

ヤツら、どこにいても目立つ（笑）

ラピュタで、パズーがしがみついてそうな木の根っこ（←妄想）

ガイド役と共に、今から遺跡の窓の部分へ突入します

崩壊した遺跡

自然の力の前には、人間の文明など無力ということか。

ここがベンメリアの中心

国道6号線

今は乾季

やがて雨季には、一面田んぼになるのだという

ベンメリアの帰りに、ロリュオス遺跡群へ立ち寄る

ロリュオス遺跡を見終わって、屋台のハンモックで昼寝

これで主要な遺跡は全て見終わった
達成感と共に、急速に名残惜しさが湧いてくる

ハンモックに寝転がりながら

この景色も、数時間後には見納めだろう

空港に帰る途中

やっぱ最後はアンコールワットでしょ！！

相変わらず蒸し暑い日々

晴天の中、アンコールワットが池に映る

木陰にて

思えば短くも、楽しい旅だった

次はどこ行こうか〜

たぶんもうカンボジアは訪れないかな？

本当に旅って一期一会

その時の刹那の出会い・思い出を忘れずに。

さらばマオ！！

シェムリアップ空港にて

ホーチミン行き飛行機の搭乗が始まった
新たな旅の始まりです★