2010/05/04 - 2010/05/04
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ぺこにゃんさん
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京都一周トレイルとは,京都市の周りをぐるっと回る全長約70kmのハイキングコースです。
コースの途中には名所旧跡が多数あり,自然と歴史を楽しむことができます。
この旅行記は東山コース(24km)のうち,哲学の道(浄土寺橋)~北白川天神宮~大山祇神社~瓜生山についてまとめたものです(標識52-1~標識59-5まで)。
全行程は下記の旅行記にアップしています。
全長70km!京都一周トレイルを歩く-ダイジェスト-
http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10484489/
- 交通手段
- 徒歩
-
『全長70km!京都一周トレイルを歩く(14) 桜咲く疏水沿いの散策路・哲学の道を行く』の続きです。
トレイル4日目。
桜の咲く季節も終わり,ゴールデンウィーク真っ只中。
前回の終了地点,白川今出川交差点の浄土寺橋へとやってきました。
この日の目的地は比叡山! -
一月前まで咲き誇っていた桜も緑の葉をつけ,様子もガラッと変わってしまいました。
ところで,写真右下に鯉がいるのがわかりますか?
疏水に住み着いているんですね。 -
浄土寺橋から北東へと向かって歩いて行きます。
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住宅街を歩いて,志賀越道に到着。
交差点に標識[東山52-2]を発見しました。 -
【41】志賀越道(しがこえみち)
この道は京都の七口の一つ,荒神口から近江に至る道です。
碁盤のように東西南北に走る京都の道としては,珍しく斜線上に伸びています。
南西へと向かうと,京都大学吉田キャンパスで一度分断されれているという少し変わり者です。 -
【42】北白川天神宮
志賀越道を北東へ進むと,北白川天神宮に到着しました。
北白川一帯の産土神です。 -
【43】白川
北白川天神宮前を流れる川は白川です。
白川はここから南西へと流れ,知恩院の西側を通って鴨川へ合流します。
大文字山と比叡山との間の山裾のこの周辺は白川の扇状地として広がりました。
平安時代には南西に京都盆地を望む台地として洪水に悩む大宮人の理想郷として栄えたそうです。
後に「白川石」や「白川砂」の産地として,また束ねた花を頭に戴いて宮中へ献上した「白川女」の発祥の地として知られています。 -
白川に架かる「萬世橋」と呼ばれる石橋を渡り,境内へと向かいます。
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長い階段を上って行きます。
子供達が遊んでおり,いかにも地元の神社といった感じがしました。 -
階段を登り切ると拝殿があり,その奥に本殿があります。
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拝殿の様子。
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本殿です。
祭神は,少彦名命(スクナヒコナノミコト)です。
「天神」とありますが,菅原道真ではありません。 -
再び志賀越道を進んでいき,御影通との交差点に標識[東山53]を発見しました。
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【44】乗願院
その交差点にあったのが乗願院です。
浄土宗の寺院で,かつて延暦寺の支坊でしたが,織田信長の比叡山焼き討ちの際に焼失したといわれます。
その後,再興。
明治になり,上賀茂神社境内にあった神宮寺観音堂を譲りうけ,本堂としました。 -
観光寺院ではありませんので,外から少しだけ覗かさせてもらいました。
綺麗な庭園には藤の花が咲いていました。 -
御影通を北上します。
途中にあったバプテスト教会。 -
すぐの交差点に標識[東山54]。
右折します。 -
正面に日本バプテスト病院があり,そこに標識[東山55]。
右側の道を行きます。
こちらの道は「北白川史跡と自然の道」と呼ばれるハイキングコースとなっています。 -
歩いていくと,住宅街から一転,鬱蒼とした森の中へ…
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ここから先は瓜生山への登山ルートです。
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シャガの花が咲いていました。
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途中,標識[東山56-1]で左右二手に分かれていましたが,左の道へ。
再び合流するのでどちらに行っても同じ。 -
【45】大山祇神社・地龍大明神(おおやまつみじんじゃ・ちりゅうだいみょうじん)
山中に突如現れたのは大山祇神社です。 -
山の神様,大山祇神(おおやまづみかみ)をお祀りしています。
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こちらは,芸能・安産の神,木花咲耶姫神(このはなさくやひめのかみ)を祀っています。
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この日は晴れ予報にかかわらず,朝から曇天でしたが,ここで初めて日が射しました。
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大山祇神社から北東へと進んで行きます。
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ちろちろと流れている沢のところに標識[東山56-2]を発見。
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沢の上流へと向かって登って行きます。
道はよく整備されており,歩きやすかったです。 -
ゲートを通過します。
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沢の向こうには大きな岩を発見。
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標識[東山57-1]で分岐します。
私が選んだのは瓜生山頂上へと行く左のコースです。 -
再び,沢に沿って歩いて行きます。
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標識[東山52-2]に到着。
この先に沢の源流を発見。
特徴も何もない山肌からちょろちょろと水が湧き出していました。
名も無き沢ですけど,こういうのを見る機会なんてそうそうないですよね。 -
上述したように,このあたりは「白川石」の産地として有名であり,所々に明らかに人工的に加工された石が置かれていました。
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さて,山道はしっかりとしており,途中階段状になっているところもありました。
苔に覆われた岩もあり,目を楽しませてくれます。
残念なのは太陽が隠れてしまい,陰陽が無かったことです。 -
標識[東山58-1]発見。
背後の看板には,近くに「白幽子旧跡」があると書かれています。 -
落ち葉を踏みしめて登っていくと…
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途中に白幽子の使った井戸というのがありました。
看板が無ければ,ただの落とし穴では… -
坂道を登りきったところに標識[東山58-2]。
そこに「白幽子旧跡」がありました。 -
【46】白幽子旧跡(はくゆうしきゅうせき)
白幽子という仙人が住んでいたとされる岩窟です。
臨済宗中興の白隠禅師が若い頃,白幽子を訪れ,難病を治癒してもらったといわれています。 -
仙人と書きましたが,白幽子は実在の人物です。
仙人のような生活をしていたらしく,数100年生きたとか。 -
ここにある石柱は画家である富岡鉄斎が建てたものです。
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先へ進んだところに標識[東山58-3]があります。
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またまた看板発見。
何々,今度は「清沢口石切場」があるらしいです。 -
【47】清沢口石切場
説明文を要約しますと…
7000万年前のはるか昔,地下のマグマが吹き昇り,噴火せずに地表を押し上げました。
その高さは比叡山を見下ろすほどだったとか。
この溶岩は次第に花崗岩となり,結晶粒子の美しい「白川石」となりました。
白川石は灯籠や庭石,石鳥居に石仏に適したそうです。
白川の男は石切場で働き,女は白川石を粉砕した白川砂が花の栽培に適していたことから,花を栽培し御所に献上,花を売り歩く「白川女」として独特の地位を築きあげました。
何もない…と思っていたのですが,この写真の奥に石切場があったみたいです。
実際の岩場は見ていません。
勿体ないことをしました。 -
先へ進むと,標識[東山59-1]。
瓜生山の頂上まであと少し。 -
この辺りは道が細かく分かれており,すぐに標識[東山59-2]が登場しました。
標識どおりに進むと大丈夫です。 -
道端に小さな祠がありました。
「普香王(ふこうおう)童子」と書かれていますが…
あとでわかりましたが,ここは「狸谷不動」の巡礼道でした。 -
【48】瓜生山
標高301mの瓜生山に到着!
東山三十六峰の一つです。
ここに標識[東山59-3]があります。
祇園の八坂神社の祭神,牛頭天皇はまずこの山に降臨されたそうです。
牛頭天皇は生来「きゅうり」を好まれたことから,「瓜生山」と呼ぶそうになったそうです。八坂神社 寺・神社・教会
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山頂の眺望はなし。
「うりゅうざん」と書かれた板がぶらさがっているのは,なんとも寂しい… -
室町時代には「将軍山城」という城が築かれていました。
瓜生山の山頂を本丸として,近江国より上洛する際の前線基地としての役割を果たしていました。 -
【48】元勝軍地蔵石室
その名残として,勝軍地蔵石室が社の背後にあります。
近江の大名であった六角定頼が鎧兜に身を固めたお地蔵様,勝軍地蔵を勧請し,ここに安置しました。 -
「元」が付いているのは現在ここにお地蔵様はないからです。
道が険しいため,江戸時代中期に照高院門跡が疫病治癒のあらたかなお地蔵様として,現在のバプテスト病院横の小山の上のお堂に移し安置しました。 -
というわけで,現在はここにはいないわけですが,
別のお地蔵様(?)が安置されていました。 -
さて,比叡山は848m,瓜生山は301m。
標高にして500m登らないといけません。
まだまだです。
先へ進み,標識[東山59-4]を通過。 -
標識[東山59-5]で右へ行くと,比叡山へと向かいます。
が,ここで寄り道。
左の道を進み,狸谷不動を目指しました(一応,計画内)。
次の旅行記に続く…
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