チェコ一人旅（２）チェスキー・クルムロフ駆足観光

2010/08/21 - 2010/08/25

チェコ旅行の２日目、世界遺産にもなっている観光名所、チェスキー・クルムロフを訪れます。チェコ国内の交通の便は良いとはいえず、スケジュールに行きたい所を無理矢理詰め込もうとした結果、チェスキー・クルムロフで観光できる時間は１時間程度になってしまいましたが、限られた時間の中で、町の中をいろいろ歩き回ってみました。

エリア チェスキー・クルムロフ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

プラハからチェスキー・クルムロフへは、バスで行くのが一般的なようですが、列車の便も無いわけではありません。時間は１時間ぐらい余計にかかりますが・・・。それでも、バスに乗りっぱなしでの長旅は不安なので、今回の旅行ではなるべくバスよりも列車を優先的に使うことにしています。チェスキー・クルムロフ行きのバスはかなり混雑するらしいですが、列車の方はガラガラです。車窓に広がる草原を眺めながら、のんびりとチェスキー・クルムロフを目指します。

列車は約５分遅れでチェスキー・クルムロフに到着しました。定刻どおりだと、駅から町の中心部へ行くバスにギリギリで乗り継げる可能性もあったんですが、到着が遅れたこともあって、バスの姿は見当たらず、仕方なく歩いて町の中心を目指します。

道の途中に休憩できる場所があって、そこから見える町の様子が、期待感を高揚させてくれます。

先程の休憩場所の手前に、道をショートカットできる歩道があり、その急坂の歩道を下っていくと、いよいよ町の入口が見えてきます。

町の中に入り、まずは城へ向かいます。城のガイドツアーに参加できるほどの時間は無いので、とりあえず塔に上ってみることにします。

塔に上ると、そこには世界中の観光客を魅了してきた美しい町の風景が広がっています。天気も良く、赤い屋根や緑の芝生が鮮やかに見えます。

反対側には城の姿が見えます。力強さと穏やかさが同居したような、不思議な感じの風景です。

城の中の様子です。壁は美しく装飾されています。

城自体が高台にあるので、塔の上からでなくても、いろいろな所から町の風景を楽しめます。

前の写真を撮ったのはこんな場所からです。城の構造自体も特徴的です。

城壁に開けられた穴から見える町の様子です。ちょうど１枚の絵のようです。

城から下りてくる道中に見える風景です。さっき上った塔も見えます。

城の裏側の様子です。城へと向かう道の周りは、緑豊かな公園のようになっています。

さっき上で写真を撮った城内の橋を、真下から見たところです。こうして見ると、かなりの迫力があります。

川ではたくさんの人がボートで遊んでいます。見物人も多く、賑わっています。

町の中には昔ながらの風景が残っていて、ただ町を歩き回るのも楽しいです。

町の南側の橋から見える教会の様子です。有名な観光地とはいえ、町中が混雑しているというわけではなく、十分に町の雰囲気に浸れる場所はたくさんあります。

町の中の展望スポットから見た町の風景です。町の様子が身近に感じられ、城からの眺めとはまた違った趣があります。

駅との往復時間を除くと１時間程度しか町に滞在できないスケジュールなので、あっという間に帰らなければならない時間になりました。頭上に城を仰ぎながら、町の出口へと急ぎます。とても短い時間でしたが、それでも、とても密度の濃い１時間でした。
この後は、列車とバスを乗り継いで、ここと同じく世界遺産に指定されているテルチへと向かいます。