1１.　【2011夏★マイルでヨーロッパ3ヵ国】　チェコ編 朝のチェスキー・クルムロフ　

2011/07/05 - 2011/07/06

この町に着いたのが昨日の夜の20時過ぎだったので、夜の町をぶらぶら歩いただけで朝を迎えてしまった。
シャトルバスのピックアップが11時なので、約2時間で町を散策しなくちゃいけないのだっ。
小さな町なので2時間あればなんとかなりますが、もうちょっとゆっくりしたかったなぁ。。。

【6/30】□成田→フランクフルト→ニュルンベルク（泊）
【 7/1】□ニュルンベルク→プラハ（泊）
【 7/2】□プラハ（泊）
【 7/3】□プラハ→ロケト→カルロヴィ・ヴァリ（泊）
【 7/4】□カルロヴィ・ヴァリ→クトナー・ホラ→プラハ（泊）
【 7/5】□プラハ→フルボカ→チェスケー・ブディェヨヴィツェ→チェスキー・クルムロフ（泊）
【 7/6】■チェスキー・クルムロフ→ウイーン（泊）
【 7/7】□ウイーン（泊）
【 7/8】□ウイーン→ヴァッハウ渓谷→ウイーン（泊）
【 7/9】□ウイーン（泊）
【7/10】□ウイーン→ザルツブルク（泊）
【7/11】□ザルツブルク→ハルシュタット（泊）
【7/12】□ハルシュタット→ザンクト・ヴォルフガング→ザンクト・ギルゲン→ミュンヘン（泊）
【7/13】□ミュンヘン→ノイシュバンシュタイン城→ミュンヘン（泊）
【7/14】□ミュンヘン→フランクフルト→成田

エリア チェスキー・クルムロフ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食を食べにレストランに行くと、メニューの充実ぶりにびっくり！
今日も朝からガッツリいただきまぁす♪

ホテルのすぐ近くに展望台があったので行ってみた。
朝なのでまだ日帰りの観光客は来ていないのか、とても静か。
誰もいない広場からの景色を独り占め〜☆

夜もいいけど朝のチェスキー・クルムロフもいいね（＾＾

屋根に付いてる小窓って屋根裏部屋の窓なのかなぁ・・・

あえて広場の方へ行かずに路地裏を通ってお城へ行くことに。
ホテルからちょっと下った路地裏に何やら気になるお店を発見。
開店前だったけど、時間があったらここでランチしたかったな。

なぜ入ってみたいか？
看板が気に入ったからという単純な理由。

チェコというよりエジプトとかにありそうな絵。
なんかこういう絵好きっ！
絵からも想像出来たけど、メニュー見せてもらったら肉料理メインのお店でした。

寄り道はほどほどにして、お城へ行かなくちゃ。
こんな路地をひたすら下っていく。
小さい町なので地図なんかなくても大丈夫。

坂を下りきったところに気になる看板がっ！
なになに・・・”ホラーバー”？？

やってるのかな？と思いドアを押したり引いたり。
開かないっ。そりゃそ〜だ、朝だもんね。
後でホテルの人に聞いたら、骸骨のオブジェが沢山飾ってあるけど至って普通のバーだそう。
昨日の夜に見つけられなかったことを悔やむ・・・残念。

こんな何でもない風景も絵になる町。

この建物を見て ”美味しそう” な色だなぁと思ってしまった私・・・
お腹すいてたわけではないんだけどぉ。

プラーシュティ橋を下から眺める。

プラーシュティ橋をくぐった向こう側は広大なお城の庭園になってました。
私はここをくぐって右のほうへ歩いてお城へ向かったのですが、人が歩いてなかったのでこの道を歩いて行ってお城へ辿りつくのか焦りました。

チェスキー・クルムロフ城で一番古いとされている建物 ”フラーデク” と呼ばれる塔。
うっすらピンク色で、いちごのソフトクリームみたい♪

お城の入口にはなぜかクマ。
それにはこんなおとぎ話があるそうで・・・
『むかしむかし、王様が森で鹿狩りをしている時にクマに襲われ、馬を飛ばして城に逃げ帰った王様が、追いかけて来たクマを城に入れまいとして跳ね橋をあげたところ、クマは濠に落ちてしまいました。落ちたクマがそこで子供を産み育て、以来370年ものあいだ城の濠に住み続けている』
というお話だそう。

由緒正しきお城暮らしのセレブなクマさんは、お天気がいいせいか朝から活発に活動中。

中庭を抜けるとこんな通路が。
ここはお城のメインの場所ではないのでみんな素通りだけど、私にとってはこの天井とかランプとか萌えポイントでした。

平面な壁を立体的に見せるために、スグラフィット技法と言われるだまし絵で描かれています。
石を積んであるのではなく、レンガに漆喰を塗り、その上から絵を書くという技法で、経費削減の意味もあったようです。

お城を中心に発展した町は、16世紀にはほぼ現在の町並みが完成しましたが、19世紀に領主シュヴァルツェンベルク家が拠点を近郊のフルボカー城に移したために町は衰退。
でも、衰退したおかげで中世のままの美しい町並みが今も残り、1992年に世界遺産にも登録されました。

プラーシュティ橋から見たチェスキー・クルムロフの町。

カヌーやゴムボートにとっての難所がここらしく、ちょうどこのあたりにある橋からカヌーやボートが見事にひっくり返る様子を見ることが出来ます。
なので、このあたりは楽しそうな歓声が響き渡ってます。

お城の渡り廊下かな？

チケットを購入し、ここからフラーデクに登っていきます。

全部で162段しかない階段を登ると・・・
そんなに高い塔ではないけど、こんな可愛い景色が見れるのよー。

塔の上から見るお城の庭。

チェスキーは ”チェコの”という意味、クルムロフは ”川の湾曲部の湿地帯”という意味。
名前の通り、町が蛇行する川に抱かれて形成されているのがよくわかります。

いつまでもいつまでも見ていたかった。。。☆

でも時間がないから戻らなくちゃ。
お城まで来た道を戻るんだけど、この道を通ってお城に来る人はいないのか、ホントに誰も通らない。。。

お城の後ろ姿。
完全に裏アプローチです。

この橋は、カヌーやボートが難所をクリア出来るかどうかを見届けることができるべスポジ。

ボートがひっくり返ると、「きゃあ〜」という歓声とともに水面に大きな透明の容器がプカプカ浮いてきました。
なんだろうと思ってよく見ると、乗っている人たちの荷物を入れておく容器でした。

チェコのビール『Krusovice（クルショヴィツェ）』がメインのお店のよう。
飲んでみたかったなぁ・・・

11時にホテルまでシャトルバスの運転手の方がお迎えに来てくれました。
広場に車を止めてあるのですが、重いトランクは運転手の方が持ち上げて持っていってくれたので助かりました。
8人乗りのシャトルは1時間30分でリンツの駅に到着。
ここからウイーンへ向かいます。

ホームで電車を待っている時、目の前にこの家族が現れ、最初見た時は心臓が飛び出そうになりました。だって、赤ちゃんがまっ裸の赤ちゃんを荷物のように持っていたから！
よくよく見たらおもちゃだったんだけど、ホントにびっくりしたぁ。