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TMB4日目・2010年7月23日(金)・曇り⇒雨時々雷⇒曇り時々晴れ<br /><br />5:30起床⇒7:00エリザベッタ小屋(2258m)発⇒11:40Rifugio MAISON VIEILLE(1956m)着、昼食⇒13:44Rifugio MAISON VIEILLE(1956m)発⇒14:19ロープウェイでクールマイヨール⇒14:50Hotel Croux(1210m)着<br /><br />昼食:Rifugio MAISON VIEILLE<br />宿泊:クールマイヨール Hotel Croux(朝食付)、98ユーロ/2人<br />最低標高地点:Col Checroui(1956m)<br />最高標高地点:尾根末端(2440m)<br />歩行距離:約9.5km<br />歩行時間(休憩、ロープウェイ込み):約7時間50分(7:00〜14:50)<br />撮影写真枚数:226枚<br />冒頭写真:Col Checrouiへの登りからノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)<br /><br />朝起きて外を見ると天気が悪く今にも雨が降り出しそう。数日前から金曜日の天気は悪いと予報が出ていたが、予報通りになってしまった。ヴェニの谷に沿って暫く歩くと、雨が降り出し急いで雨具着用。<br />シュクルイに向かって急坂を登り初めてると上空から雷鳴が聞こえてきた。雷鳴がする度に伏せながら歩を進めていたが、だんだん雷鳴が近づいているような気がしたので、窪みに2人で身を潜めて、暫く雷が静まるのを待った。10分ぐらい休んだらようやく雷も遠ざかったようなので再び歩き出した。雨は依然として激しく降っていたが、少し登ったところに雨宿り出来そうな小屋を発見。するとそこには昨日エリザベッタ小屋の夕食で隣に座っていたノルウェー人のカップルがいてこれから出発するところ。再開を願ってお別れした。我々もこの小屋の軒下で暫く雨宿りしシュクルイに向かった。<br />その後雨は小降りになったが降ったり止んだりを繰り返した。晴れていればモンブランはもちろん、グランジョラスまで見えたはずで天を恨んだ。<br />Rifugio MAISON VIEILLEの手前でエリザベッタ小屋で知り合ったイギリス人3人組の1人のアンソニーに追いつかれた。かなりの早足で他の2人は付いて行けない様。再開出来たのを記念に写真を撮り別れた。その5分ぐらい後に残りの2人が現れたが奇声を発しながら15キロ以上あるザックを背負って坂を駆け下りていった。<br />11:40頃ようやくRifugio MAISON VIEILLEに到着したが、その途端に激しい雨が降り出した。<br />急いで中に入り待望の昼食。ボロネーゼのパスタ、パニーニ、ワイン、どれもものすごく美味しい。このRifugio MAISON VIEILLEには、過去2回のスキーでも訪れていて食事が美味しいことは体験済み。今回も是非ここでお昼を食べたいという思いがあった。<br />食事が終わって外に出ると雨が上がって太陽が顔を出していた。モンブランは雲に覆われていたが、ノワール針峰の眺めがいい。クールマイヨールにはロープウェイで下ることにした。人があまりいないので運転しているかどうか心配だったが、我々が乗場に行くと動かしてくれた。まさに貸切状態。クールマイヨールに着き、Rifugio MAISON VIEILLEでもらった地図を見ながら5分ぐら歩きHotel Crouxに着いた。<br />ホテルはきれいで街の中心にあり大変便利。部屋からの眺めもいい。<br />シャワーに入り洗濯をした後、明日の昼食を買いに街に出た。<br />美味しそうな食材を売っている店で2種類のチーズ、生ハムを昼食用に購入。他はヨーグルト、果物、お菓子、地図等。夕食はRifugio MAISON VIEILLEで教えてもらったお勧めのLA TERRAZZAというレストラン。ホテルから歩いて1分程。ラグーペンネ、ブッファピザ、ワイン、ラズベリーケーキ。お勧めだけあってどれも大変美味しかった。<br />ホテルに戻り22:30に就寝。

2010年ツール・ド・モンブラン トレッキングの記録05(4日目:7/23)

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2010/07/18 - 2010/07/31

276位(同エリア346件中)

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27

ドリュ

ドリュさん

TMB4日目・2010年7月23日(金)・曇り⇒雨時々雷⇒曇り時々晴れ

5:30起床⇒7:00エリザベッタ小屋(2258m)発⇒11:40Rifugio MAISON VIEILLE(1956m)着、昼食⇒13:44Rifugio MAISON VIEILLE(1956m)発⇒14:19ロープウェイでクールマイヨール⇒14:50Hotel Croux(1210m)着

昼食:Rifugio MAISON VIEILLE
宿泊:クールマイヨール Hotel Croux(朝食付)、98ユーロ/2人
最低標高地点:Col Checroui(1956m)
最高標高地点:尾根末端(2440m)
歩行距離:約9.5km
歩行時間(休憩、ロープウェイ込み):約7時間50分(7:00〜14:50)
撮影写真枚数:226枚
冒頭写真:Col Checrouiへの登りからノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)

朝起きて外を見ると天気が悪く今にも雨が降り出しそう。数日前から金曜日の天気は悪いと予報が出ていたが、予報通りになってしまった。ヴェニの谷に沿って暫く歩くと、雨が降り出し急いで雨具着用。
シュクルイに向かって急坂を登り初めてると上空から雷鳴が聞こえてきた。雷鳴がする度に伏せながら歩を進めていたが、だんだん雷鳴が近づいているような気がしたので、窪みに2人で身を潜めて、暫く雷が静まるのを待った。10分ぐらい休んだらようやく雷も遠ざかったようなので再び歩き出した。雨は依然として激しく降っていたが、少し登ったところに雨宿り出来そうな小屋を発見。するとそこには昨日エリザベッタ小屋の夕食で隣に座っていたノルウェー人のカップルがいてこれから出発するところ。再開を願ってお別れした。我々もこの小屋の軒下で暫く雨宿りしシュクルイに向かった。
その後雨は小降りになったが降ったり止んだりを繰り返した。晴れていればモンブランはもちろん、グランジョラスまで見えたはずで天を恨んだ。
Rifugio MAISON VIEILLEの手前でエリザベッタ小屋で知り合ったイギリス人3人組の1人のアンソニーに追いつかれた。かなりの早足で他の2人は付いて行けない様。再開出来たのを記念に写真を撮り別れた。その5分ぐらい後に残りの2人が現れたが奇声を発しながら15キロ以上あるザックを背負って坂を駆け下りていった。
11:40頃ようやくRifugio MAISON VIEILLEに到着したが、その途端に激しい雨が降り出した。
急いで中に入り待望の昼食。ボロネーゼのパスタ、パニーニ、ワイン、どれもものすごく美味しい。このRifugio MAISON VIEILLEには、過去2回のスキーでも訪れていて食事が美味しいことは体験済み。今回も是非ここでお昼を食べたいという思いがあった。
食事が終わって外に出ると雨が上がって太陽が顔を出していた。モンブランは雲に覆われていたが、ノワール針峰の眺めがいい。クールマイヨールにはロープウェイで下ることにした。人があまりいないので運転しているかどうか心配だったが、我々が乗場に行くと動かしてくれた。まさに貸切状態。クールマイヨールに着き、Rifugio MAISON VIEILLEでもらった地図を見ながら5分ぐら歩きHotel Crouxに着いた。
ホテルはきれいで街の中心にあり大変便利。部屋からの眺めもいい。
シャワーに入り洗濯をした後、明日の昼食を買いに街に出た。
美味しそうな食材を売っている店で2種類のチーズ、生ハムを昼食用に購入。他はヨーグルト、果物、お菓子、地図等。夕食はRifugio MAISON VIEILLEで教えてもらったお勧めのLA TERRAZZAというレストラン。ホテルから歩いて1分程。ラグーペンネ、ブッファピザ、ワイン、ラズベリーケーキ。お勧めだけあってどれも大変美味しかった。
ホテルに戻り22:30に就寝。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5

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  • エリザベッタ小屋からヴェニの谷を望む。

    エリザベッタ小屋からヴェニの谷を望む。

  • ヴェニの谷で見たマーモット。

    ヴェニの谷で見たマーモット。

  • 雲間から日差しが延びるヴェニの谷。

    雲間から日差しが延びるヴェニの谷。

  • 紫色が鮮やか。

    紫色が鮮やか。

  • 天候悪化の兆し漂うヴェニの谷。

    天候悪化の兆し漂うヴェニの谷。

  • ヴェニの谷。来た道を振り返る。

    ヴェニの谷。来た道を振り返る。

  • ノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)。<br />

    ノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)。

  • コンバル湿原(Lac de Combal)からのノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)と池に映る逆さノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)。<br />

    コンバル湿原(Lac de Combal)からのノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)と池に映る逆さノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)。

  • Col Checrouiへの登りからノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)

    Col Checrouiへの登りからノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)

  • Col Checrouiへの登りからGlacier du Miage。

    Col Checrouiへの登りからGlacier du Miage。

  • 下に広がるのはミアージュ氷河(Glacier du Miage)。

    下に広がるのはミアージュ氷河(Glacier du Miage)。

  • ヴェニの谷。雲に覆われモンブランは見えず。左下はミアージュ氷河(Glacier du Miage)。

    ヴェニの谷。雲に覆われモンブランは見えず。左下はミアージュ氷河(Glacier du Miage)。

  • Col Checrouiに向かうなだらかな道。

    Col Checrouiに向かうなだらかな道。

  • 雲に隠れるモンブラン。右がノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)。<br />

    雲に隠れるモンブラン。右がノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)。

  • エリザベッタ小屋で知り合ったアンソニーと再会。

    エリザベッタ小屋で知り合ったアンソニーと再会。

  • 天気は悪かったがお花畑の美しさは変わらず。

    天気は悪かったがお花畑の美しさは変わらず。

  • Rifugio MAISON VIEILLE(1956m)に到着。

    Rifugio MAISON VIEILLE(1956m)に到着。

  • Rifugio MAISON VIEILLEの中。これからお楽しみの昼食。

    Rifugio MAISON VIEILLEの中。これからお楽しみの昼食。

  • Rifugio MAISON VIEILLEの昼食。山小屋とは思えぬ味のボロネーゼ。

    Rifugio MAISON VIEILLEの昼食。山小屋とは思えぬ味のボロネーゼ。

  • 犬が寄ってくる。こっそり、膝の裏を押していた。

    犬が寄ってくる。こっそり、膝の裏を押していた。

  • ノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)。<br />

    ノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)。

  • 44Rifugio MAISON VIEILLE(1956m)。バックはノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)。<br />

    44Rifugio MAISON VIEILLE(1956m)。バックはノワール針峰(Aiguille Noire de Peuterey)(3773m)。

  • 貸切状態のロープウェイ。

    貸切状態のロープウェイ。

  • クールマイヨールの街。晴れたいたが空気はひんやりとしていた。

    クールマイヨールの街。晴れたいたが空気はひんやりとしていた。

  • ホテルの部屋から。

    ホテルの部屋から。

  • クールマイヨールの街。間近に迫る山並み。

    クールマイヨールの街。間近に迫る山並み。

  • クールマイヨールの街。シャモニーとは一味違う雰囲気。

    クールマイヨールの街。シャモニーとは一味違う雰囲気。

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