2010/08/11 - 2010/08/31
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haichaoluさん
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中国の税関は「海関」と呼ばれていますが、その歴史は複雑です。
中国は明代末期から鎖国政策を取り入れていましたが、清代の1686年に解禁しました。
当初の海関は上海郊外の奉賢県に設置されていましたが、すぐ、上海県城内の黄浦江河畔に移されました。
上海開港後、清国政府は外国貨物の課税のため、県城外に新たな税関を建設しましたが、1853年に小刀会が武装蜂起し、上海県城を占領する事件の混乱の翌年、英国軍が突如清軍を攻撃し、租界の特権を拡大させ税関の主権を奪い取ってしまいました。
英、仏、米の税収委員会が税関に駐在し、清国政府は外国人の税関長を雇い入れ、以来英国人が1世紀以上も中国の税関の実権を握ることになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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現存の海関は1927年12月に落成、占地面積は5,722m2、黄浦江側は8階建てで屋上に3階建ての時計台があり、建築面積は32,680m2あります。
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玄関ホール中央の天井には8角形のドームがありますが、8枚の歴代帆船が描かれており、第一級の工芸美術品と評されているそうです。
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もう一つ特記すべきは、屋上の三階建ての時計台に4面あるアジア第一と言われる英国製の機械仕掛けの大時計です。
それぞれの時計は直径が5.3mあり、長針は3.16mで重さ60kg、短針は長さ2.5mで36kgもあり、内部の72個の電灯で夜間でも遠くから視認できます。 -
機械仕掛けの時計内部には3個の錘が156mのワイヤーで吊るされており、最大の錘は2tもあり、毎週3回、4人の保守員が1時間かけて操作しているそうです。
英国ロンドンの国会議事堂の大時計ビッグ・ベンと同じ構造で、今でも当時と同じ音色で15分間隔の四半時鐘と、1時間毎に大鐘の時鐘を外灘に鳴り響かせています。
外灘へお越しの際は、是非その音色を聞き、往時の外灘の繁栄の姿に思いを偲ばせてください。
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