2010/08/10 - 2010/08/31
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haichaoluさん
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外灘の歴史的建造物の中で最も有名で雄大で壮麗な建物が匯豊銀行(現在のHSBC銀行)大楼です。
学者の著作や学童の教科書にも一番記されているそうです。
租界当時、上海はアジア金融の中心で「東洋のウォール街」称され、英・仏・独・ロシア・日本・オランダ・ベルギー等の各銀行が営業していましたが、数ある銀行の中で、どの銀行も資金力でかなう者はありませんでした。
現存する1923年竣工の建物は、当時「スエズ運河からベーリング海峡の間で最も豪華な建築物」と評されました。
1955年、上海市人民政府が市庁舎として使用する時、豪華な玄関ホールの内装が「植民地主義的」「商業主義的」との理由から塗料で塗り覆い隠してしまいました。
40数年後に大改修をした時、この忘れ去られた壁画が回復され、大きく新聞報道され上海人の話題をさらったそうです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
匯豊銀行は1864年に英国・米国・フランス・ドイツ等の10大洋行が共同出資して香港に創立されましたが、その後株主の利害が対立し、英国以外の株主が全て退出して英国独占資本となりました。
1865年4月に上海支店を開設し、外国為替業務を始め、紙幣の発行や貸付業務を展開しました。 -
中国の貿易関税や塩の専売税の出納を握り、当時の中国鉄道9社への貸付、そして清国政府へも貸付、1932年の貸付総額は9.3億香港元で、中国内各銀行の貸付金額合計の半分だったそうです。
上海支店は当初南京東路口、今の和平飯店南楼にありましたが、1874年に業務拡大のため、現在の中山東一路12号へ新社屋を建設しました。 -
1921年には再度新築計画が持ち上がり、南側の10号地、11号地を買収し、現存の建物は工期25ヶ月で1923年6月に竣工しました。
平面はほぼ正方形で敷地面積が9,338m2、地下1階地上5階建て、建築面積は23,415m2あります。 -
外灘に建築された最初の大型建造物で、建築費用は1000万元で、当時の外灘の建築物の建築費を合わせた総額の半分以上だったそうです。
新中国成立後、匯豊銀行は営業停止に近い状態に追い込まれ、1955年に歴年の税金未納の代償として上海支店を上海市政府に譲渡しました。
現在は上海浦東発展銀行が銀行業務を行なっています。 -
アーチ式ガラス天井から光が降り注ぐ2000m2の営業ホールは、壁面も床も大理石で覆われ、天井を支える8本の継ぎ目なしのイタリア大理石の柱は、パリのルーブル博物館など世界に6箇所しかないそうです。
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八角形の玄関ホールの高さは20mあります。
上部壁面にはイタリアの工匠が製作した幅4.3m、高さ2.4mの八枚のモザイク画があり、当時匯豊銀行の店が在った上海・香港・ロンドン・パリ・ニューヨーク・東京・バンコク・カルカッタが描かれています。
上部ドームには当時「陽の沈まない国」だった英国を象徴する太陽神を表す壁画が描かれており、更に周りには12の星座が描かれています。
外灘へお越しの節は、是非内部を見学してください。(内部の写真撮影は禁止です。)
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