ETC休日高速割引で行く宮崎・大分の旅（6日目前編：豊後水道沿いを行く）

2009/09/17 - 2009/09/24

ほとんどの地域に行ったことがある九州の中でも、まだ行ったことがない地域である大分県南東部の豊後水道に面した地域をドライブして街を歩くということが、大分県での大きな目的であり、日向から国道10号線を北上し、大分県に入って最初にあった道の駅に宿泊して、翌朝、道の駅から国道10号線を反れて7〜8ｋｍ程度行ったところにある佐伯に行った。この街のイメージは、特にファンであるという訳ではないが、私が広島に住んでいた頃、ちょうど絶頂期であり、3割、30本、30盗塁を記録したカープの野村謙二郎の出身地ということである。家族みんなで広島市民球
場によく応援に行き、外野スタンドで立ったり座ったりするカープ独特の応援で“ケンジロー”と連呼したので、どんな街か歩いて見たいということもあり、ＪR佐伯駅前に車を置いて、商店街の方へ行ったりした後、武家屋敷に行った。ここは、なかなか情緒のあるところで写真に撮っても絵になるところだった。そこから少し歩いたところにある山に登ると、天守閣の石垣が残っており、佐伯市街とたくさんの島々がある海の景色が良く満足できた。そして次の目的地の津久見は、私が小学生の頃、津久見高校が甲子園で優勝したのをＴＶで見たし、セメントとみかんが有名という記憶もあり、どんなところか歩いて見たかった街である。古めかしい大きなセメント工場が港に面してあり、みかんの形の街灯があり、みかんが名産地らしい演出されているが、駅前の商店街は閑散として、寂れているという印象を受けた。甲子園で優勝した頃は、街も盛り上がっていたんだろうなぁと想像しながら歩いた。


表紙：佐伯城からの風景

エリア 佐伯(大分)

ＪＲ佐伯駅。ここに駐車して、少し離れた街の中心部や武家屋敷、佐伯城跡まで歩いた。

ＪＲ佐伯駅前通り。

佐伯の街並み。

佐伯の街並み。

佐伯寿司屋の看板。

佐伯市内を流れる川。

佐伯の飲み屋街である“うまいもん通り”の入り口

うまいもん通り。夜になると賑やかになるのかな？

うまいもん通り。佐伯で自衛隊の演習でもあったのかな？

佐伯の商店街。

佐伯の商店街。閑散としている。

佐伯のメインストリートはケンジロードではなく、なぜか“イチローロード”

イチローとはこの街で育った漫画家の富永一朗のことで、元カープ監督の阿南準郎は彼の教え子。カープの熱烈なファンで“ゴーゴーカープ”を吹き込んだ。

イチローロードには富永一朗の漫画の陶板が10数個ある。

イチローロードから武家屋敷の方に向かって行くと、佐伯鶴城高校があった。この高校出身者は、漫画家でカープファンの富永一朗、元カープ監督の阿南準朗、現カープ監督の野村謙二郎、今年頭角を表したカープの広瀬純となぜかカープにゆかりがある学校である。

武家屋敷。佐伯鶴城高校のすぐ近くにある。

　武家屋敷。

武家屋敷

武家屋敷

国木田独歩館。武家屋敷の通りにある。国木田独歩は教師として佐伯に招かれこの家から学校へ通勤した。佐伯に滞在したのは１年にも満たない。

武家屋敷。

武家屋敷。

武家屋敷の近くの山に佐伯城跡がある。

佐伯城跡にある独歩の碑。

佐伯城跡から豊後水道と佐伯市街展望。

佐伯城跡から豊後水道と佐伯市街展望。

佐伯城跡

佐伯城跡から山側を展望。

佐伯城跡がある山の下にある城門。

佐伯から津久見に行く時の景色。

佐伯から津久見に行く時、伊勢の夫婦岩のような岩があったので近くまで行ってみた。

ここは豊後二見が浦といって日の出の名所。

豊後二見が浦からの景色

津久見港から見たセメントの工場。

津久見のセメント工場。

津久見港沿いの通り。

ＪＲ津久見駅の前の通り。

ＪＲ津久見駅。

ＪＲ津久見駅前にあるキリシタン大名の大友宗麟の像。大友宗麟は南蛮貿易を盛んにし府内（大分市）を貿易の拠点とした。フランシスコ・ザビエルも府内に招いた。大分が誇る歴史上の人物で、以前、ＪＲ大分駅前の銅像を見たことがある。ちなみに津久見は大友宗麟の終焉の地。

ＪＲ津久見駅のホームのベンチに注目。

津久見はみかんでも有名であり、駅のベンチがみかんのベンチ。

メインストリートのみかんの街灯

津久見の商店街。その昔、津久見高校が甲子園で優勝した頃は、この商店街なんかもセールをしたんだろうなぁと思いながら、閑散としたところを歩いた。

津久見の商店街にあったＣａｎｎｏｎの看板を掲げた店。昭和を感じられる。

レトロな洋品店。

マリオの看板。マリオは平成に入ってからだが、何かしら勝手に昭和を感じていた。