四川省の旅① 公共バスで、雅安、九寨溝・黄龍、松藩、楽山【成都】

2010/07/22 - 2010/08/02

□1日目・7/22 （木）関空から成都へ

Sim's Cozy Guesthouse（160元）泊／成都

エリア 九寨溝(中国)

中国国際航空CA0922で 関西空港を13:50にフライト。
上海・浦東空港で、CA0406成都行きに乗り換える際、機内預けに入れていた高山病対策の携帯酸素ボンベ（缶）を没収された。
関空ではOKだったが、中国国内の方がチェックが厳しい。
CA0406は定刻18:25にフライトし成都には21:30に着いた。


※Sim'sにて

空港で両替を７万円する。5096.42元−手数料60元＝5036元（約1元=13.9円）が戻ってきた。（手数料の60元はあまりにも高すぎる、安宿の１泊分だ。）少額の両替をすると確実に損をする。手持ちの900元とあわせて、これで滞在費は事足りるだろう。

ネットで予約を入れていたSim's Cozy Guesthouseの車で宿に向かう。第２ゲートを出た所で宿の札を持った若い女性が出迎えてくれた。
初めての土地であり、とりわけ夜のINを確実に安全に果たす上でありがたいサービスだ。

雨は降ってなかったが、空気が重く湿気を大量に含んでいるようだ。

Sim'sには40分程度で着いた。（10時30分を回ったので深夜料金適応で70元）。ここはバックパッカー御用達の宿であり、西洋人の若者で溢れかえっていた。

雪花ビールで「成都無事IN」を祝って乾杯。

※Sim'sで利用した部屋

□2 日目・7/23 （金）・成都市内街歩き
　　Sim's Cozy Guesthouse泊160元／成都


朝、雨が降り続く中、１路のバス（2元）で「武候祠」公園に出かけた。

三国志も諸葛亮孔明にも興味がなかったので博物館には入らず、近くの「錦里」に流れた。

明清代の風情を模したレトロ感が売りの老街は茶館や、小吃屋、土産物屋が軒を並べていたが、雨のせいか観光客の出足は今ひとつだった。

武候祠正面にあった地元の人達で繁盛している食堂で昼食をとった。

担々麺、炒飯、包子を食べたが、どれもが美味しかった。
・・・皿はずいぶん使い込んでいる・・・

（水と白酒を含め22元）

近くの「チベット通り」を散策した。
仏具や生地を扱う店が続き、法衣をまとった僧やチベットの行商人、物乞いも行き来していた。
ラサ行きのツアーを主宰している旅行会社も何軒かあった。

一軒の店に入りタルチョを求めた（4本10元）が、違う種類のものを慎重に選んで渡してくれた。

宿に戻って休んだ後、28路のバスで成都旅游中心・新南門バスターミナル（以下新南門）に出かけた。

ここからは多方向にわたり四川省各地へ多くのバスが発着していた。「四姑娘山」へのアクセスのため「雅安」に行くことにしていたが、煩瑣に出てることを確認出来た。

夕食後、宿が手配した車の送迎で川劇を「蜀風雅韻」で観た（Sim'sで予約。130元・送迎付）。

成都の数ある川劇劇場の中でも「蜀風雅韻」の役者の質は高いという評判。
席も中ほどで丁度良く、茶を入れてもらいピーナッツをいただきながらの観劇となった。

京劇、胡弓独奏、杖操り人形、経典戯曲、・・手影絵、変面と続いたが、一流の演者だけのことがあり見応えがあった。

とりわけ、変面は、ずっと以前に呉天明監督の「変面（この櫂に手をそえて）」を観て以来、興味があった演目だ。

どこに格納されていくかは察しがつくが、瞬時に変わる手際の良さには驚嘆した。

この旅行記へのコメント （2）

• km45さん 2010/08/10 23:46:45

  安全検査

  簡易酸素ボンベが関空では引っかからず、上海で引っかかったのは、関空の検査員がぼんくらだということです。酸素ボンベの航空機内への持ち込み禁止は世界共通です。酸素は発火剤ですから、万一の場合、大事故に繋がります。ボンベ状のものは、スプレー缶などにもあり、関空の検査員はこのように判断したのでしょう。これでは安全対策上、問題です。

  スタリモストさん からの返信 2010/08/11 05:39:36

  RE: 安全検査

  なるほど。認識不足でした。ご指摘有難うございます。
  ただ、持込み手荷物が許される「液化されていない酸素又は空気で、かつ医療用で小型容器に充てんして携帯するもの。一容器あたり5kg以下 」に当たるかな・・との認識もあったものですから・・。
  
  ちなみに、大きい目のモスキートガードのスプレー缶も持参していましたが、関空でも上海でもパス、唯一、雅安バスターミナルでひっかかり、車内に持ち込むことは不可となりました。