2010/04/08 - 2010/04/10
978位(同エリア1135件中)
まささん
4月9日(金)
06:00 朝勤行
08:30 出発(チェックアウト9時まで)
金剛峯寺・金堂・大塔・霊宝館・高野山大師教会
ひる 高野蕎麦 天宏(きつねそば)11時から19時
15:30 一乗院チェックイン
入浴4時から9時
17時半夕食
- 交通手段
- 新幹線
-
朝4時半起床。はやっ。朝風呂が気持ちいい!
朝6時からは、宿坊ならではのお勤めがあります。
何も難しいことはありません。
座って、お経に耳を傾けて、お焼香するだけです。
住職のちょっとしたお話も拝聴できます。
その場にいるだけで、厳粛な気持ちに浸れます。
ただ、ストーブがあったんですが、それでも冷え込むので、
コートをはおっても問題ないかと思います。
その後は、ご本尊の愛染明王や
本殿から重森三玲作の庭などを見学できます。 -
朝7時には、朝食。
お勤めの後なので、ごはんがススムくん。
だしが溢れるふろふきだいこん、
優しい味のとうふなど、素朴ですがとてもおいしい。
和歌山だけあって、梅干しもおいしかった。
体の中から浄化されていくよう。
朝3時から準備は始まるそうで、
ありがたくいだだきました。 -
部屋の鍵。
残念ながらおーとろっくではありません。 -
宿坊でルームサービスとは。
恐るべし福智院。 -
見取り図などおいておきますね。
-
サタデーナイトフィーバーを思い出す。
-
重森三玲作の庭園
東福寺の方丈庭園は有名ですね。 -
8時半前にチェックアウト。
そこらへんの旅館よりよっぽど充実しているであろう
すばらしい宿坊でした。
お世話になりました。
さて、荷物を預かってもらって、
8時半から拝観できる金剛峰寺を目指します。 -
警察署
パトカーがないと、何だかわからない。 -
普門院
-
普賢院
今にも羽ばたきそうな門。
この境内には別に四脚門があります。 -
桜は満開に及ばず
-
酒屋 般若湯
そういえば、昨日お酒飲んでないなあ。。。ジュる。。。 -
金剛峰寺への路
奥の正門は、唯一秀吉時代の遺構。
ここから出入りできたのは、
天皇や公家、格式の高い僧侶などに限定されていたようです。 -
総本山金剛峰寺の入り口。
普通の人はもう少し右から入場。 -
大広間から梅の間、柳の間と続きますが、
残念ながら撮影禁止。
煌びやかな襖絵を眺めながら奥へ進みます。 -
特に、柳の間は秀吉の甥、
秀次が切腹した所として有名です。
襖には、山本探斉の柳鷲図が描かれています。
その絵を見ながら、命を絶ったであろうことを考えると、
時代を超えて、見る者に何か訴えてくるようです。 -
「磯かげの松のあらしや友ちどり
いきてなくねのすみにしの浦」秀次辞世の句 -
一族郎党皆殺しの上に、晒し首。
どうも弟の秀長が51歳と若くして
病死して以来、ゴタゴタ続きです。
誰一人として、秀吉にモノ言える状況にはなかったのでしょうね。
いろんな秀次の切腹理由が考えられるのでしょうが、
秀吉の行き過ぎた行動が目立ちます。 -
長い廊下を進みます。
-
「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」
日本最大の石庭。
雄と雌2匹の龍が
雲の中、奥殿を守っているように見えるそう。
上に突き出している石2つが頭。。。らしい。。。
みえますか? -
新別殿。
しばらく待ってみたが、
説教らしきことは行われず。
この掲げられてる曼荼羅。
買ったら高いだろうなあ。 -
お茶のご接待がありました。
-
蟠龍庭
-
写真撮影禁止が多く、残念です。
この後、「上壇の間」へ。
天皇の応接間のような所。
壁は、キンぴか金箔押し。
いいなあ。豪華絢爛。
ぜひ見に行ってみてください。 -
「台所」
ここで2000人分のご飯をまかなっていたそう! -
すすでしょうか。柱も梁も真っ黒。
天窓も装備。 -
さて、金剛峰寺を後にして、
宝物の集まる霊宝館に行ってみます。
かわいいお坊さん。
なぜかお金が。しかも円に混じってセント硬貨。 -
ほどなく「霊宝館」に到着。
-
パンフレットより
この孔雀明王像は、よかった。
あの東大寺の金剛力士像で有名な快慶作です!
ホントは孔雀を恐ろしいものとするようですが、
ライディングしてる様は、楽しげなようにも(笑)。
本館の方は、寒くて耐えられませんでした。
多分、作品を保護するため温度を上げられないのかと。
足早に展示物をチラ見して出てきました。 -
金堂前まで、来ました。
-
「中門跡」
2015年の高野山開創1200年に合わせて、
再建されるそう。 -
「金堂」1932年再建。
高村光雲作によるご本尊は、
一度も公開されたことのない絶対秘仏とか。
明日は、庭儀大曼荼羅供法要が営まれます。 -
「根本大塔」887年頃完成。1934年再建。
塔のあまりの大きさに圧倒。
堂本印象が柱に描いた十六大菩薩に圧巻。
このへんでお昼なので、調べておいた蕎麦屋に。 -
高野蕎麦 天宏
少し分かりにくい場所にあるので、
地図を片手にどうぞ。 -
ここで冷え切った体を暖めるべく、
般若湯注入!
2合近くありそうなとっくりで大満足。
揚げそばで一杯!最高! -
おしながき1
-
おしながき2
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きつねそば♪
だしがすごい効いてて、
おいしゅうございました。
関西でおいしい蕎麦に出会えて感激。 -
さて、散策再開。
「大塔の鐘」1547年
別名、高野四郎(ぷっ。
当時日本で4番目に大きい鐘だったからなづけられたそう。 -
三鈷の松(さんこのまつ)
空海が唐から投げた仏具が、
この松にひっかかっていた話で有名。 -
山王院 鳥居
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西塔の前の鐘桜(しょうろう)
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「西塔」887年建立。1834年再建。
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「准胝堂(じゅんていどう)」973年前からの創建。1883再建。
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「御影堂(みえどう)」818年創建。1847年再建。
もとは、弘法大師の持仏堂だったものを
弟子が御影を安置して守ったことから御影堂と称する。
最も尊い聖堂として、参拝者が絶えませんでした。 -
「愛染堂」1334年建立。1848年再建。
本尊は、後醍醐天皇等身の愛染明王。 -
「不動堂」1198年創建。14C頃再建。
平安時代の住宅様式を仏堂建築に応用した。 -
「大会堂(だいえどう)」1175年創建。1848年再建。
法会の集会所。 -
「西行桜」
桜の気配なし。 -
「東塔」1127年創建。1984年再建。
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蛇腹路(じゃばらみち)
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大師教会
授戒を受ける。
暗い部屋で、お坊さんのお経の後、
なむだいしへんじょーこんごーと何度も唱える。
法話がためになりました。 -
一乗院に戻ってきました。
見所がたくさんあり過ぎて、
一日では見て回れない感じ。
大門や金剛三昧院などは行かず。 -
二間続きの特別室。菩提樹の間。
かなり悩んだのですが、
また高野山に来るのは難しいだろうと考え、フンパツ! -
自動開閉式の最新トイレときれいな洗面所つき。
こちらは、若いお坊さんが面倒を見てくれます。
新人さんらしく、ちょっとたどたどしいのだけど、
一生懸命さが伝わってきて好感。 -
狩野興甫(こうほ)の襖絵は、なんと本物!
はじめて聞く名ですが、御用絵師として紀伊藩に仕え、
紀伊狩野派の元祖だそう。 -
池には鯉も泳いで、窓からは、風流な眺め。
中庭と対面する向こう側の部屋が、奥書院(特別室)。
あのノーベル物理学賞の湯川秀樹も逗留したそう。 -
お茶請けは、みろく石
この後、大浴場で汗を流し、しばらく休憩。
こちらは、午後4時から9時までの限定。
ひげそりや綿棒完備。
改装したてなのか、すごく綺麗で清潔でした。 -
5時半からは、お待ちかねの夕食。
もう豪勢過ぎて、頭が混乱?!?!
器もきれいで、盛り付けも芸術的。
もちろん味も美味。
何気に麩善の「笹巻あんぷ」があったり、
高野山の名物を堪能できます。 -
濱田屋の胡麻豆腐。
-
一乗院 夕食 おしながき
たくさんの素材が使われているのがわかります。 -
見取り図などおいて置きますね。
ちょっと見にくいですが。
今日は、狭い範囲ですが、見所たっぷりでした。
旅の疲れにお酒も手伝い、早めに就寝。。。
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