2009/09/20 - 2009/09/28
69位(同エリア140件中)
なもさん
【2日目】
この日はまず、イギリス国教会の総本山であるカンタベリー大聖堂を訪れる。
カンタベリーは昔から巡礼地として知られ、「カンタベリー物語」の目的地としても有名。
その後、大陸との連絡港ドーバーに立ち寄り、かつての港町ライまで足をのばしてロンドンに戻る。
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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朝8時出発。
カンタベリーへ95km約2時間バスで移動。
トイレ休憩なし。
M25線を走る。(M=motorの略)予想最高気温21℃。
イギリスの道路は日本と同じで、車は左側通行。
高速道路は1950年代から整備されはじめたというが、現在、一部の例外を除いてほとんど無料だという。
途中ケント県を通過。ケント=果樹園のこと。
窓から外を見ているとホップを乾燥させるためのとんがり煙突のおうちがいっぱい。 -
カンタベリー到着。
大聖堂に向かって歩く。
少し肌寒い。写真は近くにあったスーパー。
カンタベリーはロンドンとドーバーを結ぶ街道の途中にある街。古代ローマ時代から栄えた。
ロンドンから電車で行くと1時間半 往復で18.80£(3000円)かかるのだそう。 -
苺が売ってます。
プレートに「KENTISH STRAWBERRY」と書いてあるので
ケントの苺かな?
1パック1£。
2パック1.5£。 -
野菜もたくさん売っています。
野菜が売ってる風景がこんなにおしゃれに可愛く見えるなんて、
さすがイギリス。 -
この街の見所は大聖堂を中心とした半径1kmほどの旧市街。
古くから巡礼者で賑わっただけに、町の中にも名残の古い建物が多い。 -
大聖堂の入り口、クライストチャーチゲート。
16世紀の建造。
入場料4.50£ -
カンタベリー大聖堂(世界遺産)
イギリス国教会の総本山。
597年にキリスト教の修道院が建てられたのがはじめ。その後、11〜15世紀に順次大聖堂の建物が建てられた。
ゴシック様式で、建物の長さは250mあるという。
ヘンリー8世の宗教改革によりイギリス国教会が成立するとヨークとともにその総本山となった。
またイギリス国王の戴冠式などをはじめとする王室関連の一連の国事はカンタベリー大主教の職掌となっている。 -
14世紀に書かれた「カンタベリー物語」は、たまたまロンドンの宿屋で同宿した29人の巡礼者が、一緒にカンタベリーに向かう途中、道すがらそれぞれの得意な話を皆に話して聞かせる、という構成になっている。
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ベルハリータワー
14〜5世紀に増築された部分。この大聖堂の中では新しい部分。
高さ76m,150万個のものレンガが石に隠されている。1067年,1174年の2℃の火災で創建当時の建物は残っていない。 -
大聖堂正面から向かって左側はこんな感じ。
教会関係者の寮らしい。 -
大聖堂向かい、出口のおみやげ屋さん
-
いよいよ中に入ります。
大聖堂入り口の天井。
紋章がたくさん。
パステルカラーの色合いが可愛い♪ -
14〜5世紀のに建てられた身廊の内部。
この部分は、垂直性を極端に強調した、「パーペンディキュラー様式(垂直様式)」で建てられています。柱が杉林のよう。 -
側廊
-
旧約聖書の逸話が刻まれた礼拝堂内部のステンドグラス。
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このパステルな色合いが可愛くて好きです。
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聖堂全体の北西には、回廊で囲まれた中庭があり、ここにも墓がたくさんある。
入り口でもらったパンフには「この大聖堂の運営には1日あたり
9000£(約180万円)がかかります、
皆様からのご寄付を喜んでお受けしています。」とあった・・。 -
マータダムと呼ばれる聖トーマス・べケットが殉死した場所。
ひー!
遺骨に不思議な治癒力があるという伝説が広まり、カンタベリーの街は巡礼者が訪れる聖地となった。 -
アーチ型の天井が美しい祭壇。
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東に突きだした「コロナ」と呼ばれる部分。
聖職者などが埋葬され、床の中央にろうそくがともされています。 -
カテドラル出口付近のお土産屋さん。
紋章付きの鉛筆やミニチュアなど。 -
カンタベリーカテドラルショップ。
可愛いイギリスらしいネズミのイラストグッズ。 -
ステンドグラスも売ってます。
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外に出てクライストチャーチゲートへ戻ってきました。
集合時間までしばらくウロウロ。 -
集合場所のHOTEL Chocolat。
このチョココレート屋さんはロンドンでも見かけました。 -
調べてみたら「HOTEL Chocolat」は、全英30カ所ほどに展開しているだけでなく、
カリブ海のSt Luciaという島で、専用のカカオ農園を運営しているんだそう。 -
HOTEL Chocolatから見た大聖方面。
賑わってます。
正面奥にクライストチャーチゲート。 -
昼食をとるレストランへ向かってメインストリートを歩きます。
カフェの色合いがおしゃれです。 -
ハイストリートの様子。
正面の家は「オールド・ウィーバーズ・ハウス」で、15世紀に建てられた家を改造したレストラン。 -
イーストブリッジ救護院。
12世紀から続く巡礼者の宿坊 -
昼食をとったレストランです。
フラワーバスケットが綺麗に飾られています。 -
レストランに飾られていたカンタベリーの街の絵。
まさに城塞。 -
メニューは
かぼちゃのポタージュ、
フィッシュ&チップス、
アイスクリーム。
イギリスっぽい食事。
味は、普通においしかったように思います。 -
昼食後、バスの待つ旧市街の西はずれにある門(ウエストゲートタワー)に向かって歩きます。
正面がウエストゲートタワー。 -
途中にあったパブの看板。
ヨーロッパは看板が面白い。 -
カンタベリーから28km、45分バスに乗ってドーバーへ。
ドーバーのホワイトクリフ(別名シェイクスピアクリフ)です。
ドーバーはフランスとの距離が最も近い場所にある港です。 -
崖の上に見えたドーバー城。
12世紀にノルマンの城として建築されたんだそう。
バスはドーバー港の見える海岸に止まり、写真タイムを取ってくれました。 -
ドーバーからかつての港町ライに向かいます。
海沿いの道がしばらく続き、やがてなだらかな起伏のある牧草地に
たくさんの羊が放牧風景が増えてきました。
ドーバーからライまで約1時間の道のりです。 -
派手なポリス。
-
ライに到着。
ライの町はかつて港町だったというが、現在では海は4kmほど退いてしまい、
港町ではなくなっています。
町の観光案内所付近の駐車場でバスを降り、そこから町並みの中を通ってセントメアリー教会までガイドさんと一緒に歩きます。 -
表札がすごく素敵です。
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表札がー・・!可愛い♪
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有名な宿屋「マーメイド・イン」。
現役の宿屋看板には1420年に建てられたとある。
昔は海賊の拠点となったこともあるそうな。 -
ラムハウス
18世紀に建てられたタウンハウスで、作家のヘンリー・ジェームスが1898年から1916年まで暮らした。 -
セントメアリー教会へ続く道の脇の建物のドア。
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900年以上の歴史を持つセントメアリー教会
入口には「Celebrateing 900years in 2003」という銘板が掲げてあった。 -
教会の中は簡素なたたずまい。
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教会に飾ってあった絵。
ライオンとユニコーンが紋章を持っていてすごく好みです。 -
シートにライのかわいい刺繍が♪
こんなところまで可愛いので、油断できないです。 -
セントメアリー教会の時計塔
1561年に作られたが、今も時を刻んでいます。
ちょうど鐘が鳴りました。 -
教会近くのケーキやさん。
お菓子やかわいいクッキー、ケーキがディスプレイしてあって目が釘付けです。 -
イプラタワー
1249年にフランス軍侵攻に備えて建てられた要塞で、ライで最も古い建造物の一つです。
その後住居や監獄として使用された数奇な歴史を持つ建物で、
現在は民俗資料館となっています。
見知らぬラブラブ外人カップルが映ってます。 -
イプラタワー内部にはこんな風にライの特産品が展示されていました。
よく見ると左上の方に、セントメアリー教会内部に飾ってあった
ライオンとユニコーンの絵に似たものが貼ってあります。
もっとよく見てくれば良かった・・。 -
イプラタワー裏より街を望む。
ここから風車もたくさん見えました。 -
教会から下った通りのお店屋さん。
やかんの形の看板は何屋さんかな?
夕方だったので結構お店が閉まっていました。
集合時間も迫っていたため写真しか撮れず、残念。 -
かわいい雑貨屋さんのウィンドーディスプレー
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ライ駅より小高い街を望む。
16時頃ライを出てロンドンに戻ります。
ライからロンドンまで約121km、2時間です。 -
18時半頃ホテル到着。
ホテルにて夕食。
・・まずすぎる牛肉。
噂に聞く、イギリス料理の洗礼を受けました。
他の人たちも「わらじを食べてるみたい・・」との感想でした。
わらじなんて食べたことないけど、誰もが納得する例えだった。
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