初めての一人旅　～バンコク放浪～

2008/09/23 - 2008/09/28

初めての海外旅行、初めての一人旅でした。
今思えば少し無謀でしたが、見る物全てが新鮮で、とても思い出深い旅となりました。

関西空港からタイ航空の深夜便で、バンコクには朝着です。
滞在ホテルはバイヨーク・ブティック・ホテルです。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルに荷物だけ置いて冒険開始。
初めての異国の地なので緊張しました。

バンコクの町は思っていたよりも都会でしたが、どこか混沌とした趣でした。
そしていつでも渋滞。

町中をお坊さんが裸足で歩いていました。
足の裏痛くないんだろうか…。

タクシーを止めるだけでかなり緊張しました。
前途多難…（笑）

まずはワット・ポーへ。
ここには巨大な金のお釈迦様がいます。

足の裏も大きい！

タイの寺院は装飾がとても煌びやかです。
ゆっくり見て回りたいところですが、赤道付近なだけあって昼間の日光の強さは凄まじかったです。
熱中症になりかけました。

タイには野犬がたくさんいました。
動物に餌をあげることは徳を積むことになるため、野良犬は食べるに困ることもなく、どんどん増える一方なんだそうです。
もちろん予防接種なんてしていませんから、狂犬病も危惧されます。

（多分）ワット・ポ−のご本尊です。

緻密な装飾が綺麗です。

ワット・ポーを出て、ワット・アルンまで歩きました。
途中チャオプラヤ川を船で渡ります。
渡し船は3Bだったと思います。

川の水は汚く、周辺の市場も衛生状態が良くなかったです。

川を渡るとワット・アルンに到着です。
ちなみにこの入口の像の前に、顔を入れて記念撮影ができる絵フレームがありますが、実はあとで料金を請求されるという罠が仕掛けられているらしいのでご注意ください。

ワット・アルンは周辺の金ピカ寺院に比べると地味に見えますが、よく見ると陶器の装飾がとても美しく、渋い魅力がある場所でした。

仏塔に登ることもできますが……高い上にとっても急です。
西洋人の観光客達が諦めて脱落していく中、私は何とか登り切りましたが……真の恐怖は下りにありました（笑）

間近で見ると鬼の石像がずらりと並んでいます。

シンメトリーなお気に入り写真です。

ワット・アルンを見終わったら再び川を渡り、ワット・プラケオまで歩きました。
途中あまりの日差しにクラクラしましたが、あちこちにコンビニ（セブンイレブン）があったので、すぐに水を買えました。
コンビニ文化が外国にも浸透しているのは日本人として嬉しいですね。

ワット・プラケオは王室寺院なので、警備が厳重でした。
銃剣を携えた兵隊が見回りをしていて驚きました。

しかしバンコクの寺院は本当に金ばかりでとても派手です。
特にここは格段に凄かったです。
「エメラルド寺院」と呼ばれるだけあります。
わびさびを重んじる日本とは全く違いますね。

鬼？もピカピカ。

次はしばらく歩いてカオサン通りまで行きました。
ここは外国人ばかりです。

ここの近くの博物館前を通りかかった時、自称現役軍人のオヤジが英語で話しかけてきたんですが、実はボッタクリのスーツ店の客引きで、勝手に話を進めてトゥクトゥクを止め、私を乗せようとしてきました。
全く信じていなかったのですが…場所が滞在ホテルに近かったし、トゥクトゥクに乗ってみたかったので便乗しました(笑)

スーツ店に入るといきなり寸法を測られて料金を提示してきたので腹が立ち、他の客にも聞こえるような大声で｢高すぎる！！｣と叫んで出てやりました。
しかもその後待っていたトゥクトゥクの運転手に｢知り合いの宝石店に行かないか？｣と誘われたので怒り心頭。
運賃叩きつけて追っ払ってやりました。
どいつもこいつも……！！

ちなみに周辺に同じ手法で連れてこられた日本人もいたのでご注意ください。
当然ですが、結果的に気分を害することになるので、こういった輩は無視するのが得策ですね。

滞在ホテルの隣にあったバイヨーク・スカイ・ホテルの展望台に登りました。
吹きさらしでちょっと怖かったですが、なかなか綺麗でした。

翌日は朝ゆっくりして昼からお土産を買ったり市内観光。
昼飯にMKというチェーン店でタイスキをいただきました。
料金もお手ごろで、日本のファーストフード店と同じように、学生がよく利用しているようです。

サイアム駅の前に大型ショッピングモールがありました。
スーパー、色々な専門店、ボウリング、映画館と何でもあります。

日本人街にあったタイ式マッサージの店に行ってみました。
とても気持ち良かったですが、この日の夜、腕が全く上がらなくなりました。
でもなぜか翌日には快調！……不思議です。

夜に備えて屋台組み立て中のパッポン通りです。
毎日バラして組み立てて……。
夜は繁華街なのに朝になると何にもない。
とても混沌とした国です。

タイ人は王様が大好きです。

地元民の生活に触れてみたかったので、クロントゥーイ市場に行ってみました。
パクチーのような香草の臭いや謎の激悪臭……バンコクの市場は不可思議な臭いで満ちています。

ランプータンという果物です。
食べてみたかったのですが、毛深い様が気持ち悪くて勇気が出ませんでした。

夜はカリプソ・キャバレーという店でオカマショーを見ました。
料金が1,000Bだったのですが、何故か100Bだと勘違いしていて、入場後の手持ちが200Bになってしまいました(笑)

ショーはとても面白かったです！
タイを訪れた際は是非オカマショーを見てほしいです。
｢タイのオカマはきれい｣という巷の噂は本当でした。
筋肉質なのがたまにきず。

このお方はお笑い専門です。
やはり観光客が圧倒的に多いためか、色んな国の要素が取り入れられていました。

ショーが終わったら撮影会が始まりました。
私も記念撮影したかったのですが、観光本によるとチップをあげないといけないらしく、断念しました。

タクシーに乗るお金がなかったので帰りは徒歩でした。
市場を抜けていくと、何故か小象が…。
あと、道中物凄い大きな犬が牙をむいて突進してきてビビりました。

凄い国です(笑)