2010/06/30 - 2010/06/30
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belleduneさん
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伊勢市の大豊和紙工業を訊ねました。伊勢神宮の参拝者の旅館の世話や案内をしていた伊勢市居住の御師達が明治に入ってこの職の廃止となったため、職を失い、明治5年頃、御札製造のために土佐や美濃から紙漉き職人を招いて製紙を始めました。
明治32年に三社が統合され、現在の大豊和紙工業(株)に引き継がれ、伊勢神宮や他の神社の紙を漉いています。
楽天のネットで、この大豊和紙が注文できます。
http://isewashi.co.jp/
国産の楮、三椏100%のものからフィリピン、マニラ産のものを混合したもの、100%外国産のものと色んな風合いのものがありました。
ネットで注文したA4サイズのものは、インクジェット専用紙で、プリント済みですが、現地で購入した手漉きの大判サイズは、これから印刷します。
大豊和紙工業訪問の後、伊勢神宮の内宮へお参りに行きました。酷暑の中、五十鈴川の畔で涼しい風に吹かれてきました。
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伊勢市大世古にある大豊和紙工業を訪ねました。
伊勢神宮外宮の傍にありますが、一方通行の道が細くて何回も同じところをぐるぐる回ってしまいました。やっと到着した伊勢和紙のギャラリー館。
ネットで、インクジェット用の和紙を数種類注文して刷ってみましたが、この日は、菊判の大直紙、伊勢斐紙(風祥)を購入しました。
タイ産の楮、フィリピン産の芭蕉等も使っています。土佐の楮、加賀雁皮を使ったものは、大部高くなります。
東京日本橋の小津和紙では、2階のギャラリーで8月2日〜7日まで「三輪薫・樹風」展があります。
プリントデモがあるので、興味がある方はどうぞ。 -
歴史を感じさせる煙突が見えます。
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100年以上漉き継がれてきた神宮御用達紙奉製所で、三重県指定伝統工芸の伊勢和紙です。
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伊勢和紙館の2階部分ですが、当時のままです。
窓ガラスの枠が凝っていて素敵です。夕方に浴衣姿で、2階の窓に腰掛けて涼んでいる女性が似合います。 -
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伊勢神宮内宮の皇大神宮へ参拝にきました。宇治橋鳥居です。
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鳥居の手前で、深々と一礼してから渡ります。
見ていると、帰りにもちゃんと一礼している人が半数位いました。最近、雑誌にも伊勢神宮の参拝の仕方が載っています。 -
行きは、右側を通らなくては行けませんので、反対側は、帰りに通ることになります。日本でしか見られない光景です。
素晴らしい秩序です。
20年毎に架け替えるため、新しいですね。 -
五十鈴川に掛かる宇治橋は、長さ101,8mで、両端の鳥居は旧御正殿の棟持柱を使っているそうです。
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川が傍にあるという立地条件は良いですね。
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神苑を進んで、日除け橋を渡り、一の鳥居を超えたところに、五十鈴川御手洗場があります。
参拝する前に心身を清める場所ですが、ここへ立ち寄る人は少なかったですね。残念なことです。 -
五十鈴川傍に滝祭神が御祀りしてあります。
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御正宮への階段下で、警衛士の方が写真は階段下で「御撮りください」と言っておられたので、ここでパチリ。
後は、撮影禁止です。
御正宮は唯一神明造りの古代様式を伝え、茅葺きの屋根には10本の鰹木が乗っており、4本の千木の先端は水平に切ってあります。
参拝が終わると、その隣の新御敷地をちらっと眺めます。
そこには、平成25年に新しい社殿が出来上がるということです。 -
新御敷地から下りて来たところです。
余談になりますが、学生時代、外苑の明治記念館でアルバイトをしたことがあります。
毎朝、仕事前に神棚に二礼二拍手一礼をしますので、参拝方法はよく覚えています。今は、自動ドアですが、当時は大きなガラス戸だったので、玄関に人が見えると手で開けたものです。
結婚式の来賓か親族かを訊いた後、控え室へ案内するという簡単なことですが、当時は部屋が入り組んでいて分かり難かったため、手にした見取り図を見ながら、適当にぐるぐる同じところを案内した記憶があります。
親には禁止されていましたが、アルバイトしたくて、内緒でやったのですが、自分でお金を稼ぐということがとても嬉しかったことを良く覚えています。 -
二千年以上もこの森を見て来た大木です。
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五丈殿と神楽殿の屋根部分
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神楽殿を過ぎたところにひっそりと池がありました。
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日除橋を渡ったところにここで飼われている鶏が沢山いました。
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暑い日なので、そんなところでは焼き鳥になってしまいそうです。
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明治神宮よりも疲れませんでした。明治神宮は玉砂利が大きくて歩き難い上、距離もあります。
やっと宇治橋へ戻って来ました。
帰りは、また右側を歩きます。なぜ右側なのでしょうか?車とは関係ないのでしょうが... -
昔は人力で、今はクレーンで建てるのでしょう。
内宮古殿の棟持柱です。 -
五十鈴川の下流方面です。
多分、行きは五十鈴川の上流を見て渡り、帰りに下流を見て渡るという意味から、右側なのではないでしょうか。
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