パキスタン

2010/05/12 - 2010/06/20

モエンジョダロへ

エリア パキスタン

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー

アクバルさんの宿からパキスタンとの国境へ向かいます。

朝7時にポリスが迎えにきました。

治安がよろしくないのか、ずっと護衛付きで国境まで。

国境は8時から2時迄しか開いておらず、5分過ぎても通してくれません。

なんと この日は越境出来ませんでした。

国境内のホテルで一泊です。最初41ドルだと言われパキスタンルピーしか現金が無かったので、

野宿するしか無いかと諦めかけたら、1000ルピー(1100円)でもいいぞ!と。

多分 計算間違えしてるとは思うのですが、ささっと部屋に。

翌日 無事パキスタンへ。タフタンという街なのですが、難民キャンプみたいな所です。

チキン定食を食べたのですが速攻下痢に。インドといい下剤が入ってるとしか思えません。

やたら派手なバスでクエッタという街まで向かいます。

途中まではパキスタンのポリスのポリスのポリスの護衛付きです。

イランは無料だったのですが、こっちは有料です。笑 1500ルピー。

バス代は800でした。

当たり前の様にパンクしてます。

後から思い知るのですが、タイヤはパンクするまで使うのがパキスタン流?らしく、何度もパンクす

るバスに乗りました。

護衛の警官の後ろ姿です。有料だけあってすごく親切でずっと側を離れません。

国境から10時間位、クエッタという街に着きました。

この辺にははちょっと白人のテイストが入ってる人が結構います。

安宿を調べて行ったのですが、現在は外人お断りになっていました。

イランでも何件か断られたのですが、ロンリープラネット(海外のガイドブック)に載ってる所は

外国人NGのトコが増えているような。

今回の旅で、宿の人がちょっと嫌がる外国人は、イスラエル人、中国人、そしてなんと!韓国人というのが多かったです。

イスラエル人は、一人一人はいいヤツが多いと思うのですが、集団になると羽目をはめを外して大騒ぎしちゃうみたいです。

インドで出会ったイスラエル人は日本食が好きで、ギターを教えてくれたとてもいいヤツだったのですが。

中国人はどこ行ってもね。。

韓国人はなぜ?と思うのですが、とにかくお金を使わないみたいです、ケチというよりせこ過ぎる感じみたいです。

宿の食堂でも注文しないで、お湯だけくれとか、自分らで作るから台所を貸せ というようなのが嫌だと、トルコ人が言ってました。

しかし、実は日本人はもっとせこいと思われてるみたいです。

安宿に行ったら日本人ばっかりだよってスペイン人とパキスタン人が噂していました。笑

パキスタンは治安が悪いというイメージや情報がありますが、皆 いい人ばかりで驚きました。

イエメンに匹敵する印象です。

このおじさんも、金を払ってジュースを飲んでいたら、やっぱり金返すよ。。と

[あんた旅人なんだろ?ギフトだ。]

と言われました。嬉しくて、旅の疲れも消えちゃいます。

クエッタからカラチに着ました。

かなり大きい街なのですが、インドみたいに雑多な雰囲気です。

市場をぶらつきました。牛足です。

目的は、国立博物館です。

モエンジョダロの出土品があります

有名な[神官の像]です。

本物です。

他の物はこんな感じで、神官像だけがあきらかにクオリテｲが違います。

彫像を専門とした人が居た。という事だと思いますが、人間が何かを表現する力というのは、大昔から優れていたのですね。

そして、いよいよモエンジョダロへとやって来ました。

カラチからバスで10時間位だったかな? ラルカナという街に宿をとり、タクシーで1時間の所にあります。

タクシーは往復チャーターして1000ルピーです(1100円)

ここで 大問題が!!

5月のモエンジョダロは異常に暑いです。

護衛の警官がタクシーに同乗してきたのですが、もうぐったりです。

30分も歩いていられません。

52〜3度あるらしいです。これはキツイ!! というか そんな気温経験したことないので、怖くなってきました。

ホントに体がやられそうな暑さで、すぐに撤退しました。

モエンジョダロ内にも宿があり、宿泊OKということなので、１度荷物をとりに帰って、泊まり込んでじっくり見る事にしました。

刈り入れの時期なのか、麦を満載(積み過ぎだろう)したトラックが巻き散らしながらタクシーの前を。。。

[閉めてくれ]と言われ、窓を全閉!! もちろんエアコンなど無いので車内は灼熱地獄です。

水もあっというまにお湯に!! 沸騰するんじゃないか?と思いました。

しかし、窓を開けたら開けたで、吹き込む風がもの凄い熱風です。

ずっと 顔にあたってたら火傷しそうでした。ドライヤーのHOTをあてられてる感じです。 笑

とにかく 頑張ってモエンジョダロに戻りました。