1996/08 - 1996/09
870位(同エリア922件中)
ありさん
カラコルムハイウェイと,8000m級の山々.中パ国境の標高4600mのクンジュラーブ峠.そして,初のイスラム体験が当初の目的.フンザは「風の谷のナウシカ」の舞台であり.確かにそれらしい風景や,かわいいナウシカ達に出会うことができた.
予定を大幅に変更し,ジープを5日間もチャーターするという贅沢をして、シャンドゥール峠を越え、チトラールに入り、北部一帯を回ることができた。イスラムに改宗していない少数民族の村も訪れた.一人旅のはずだったが,ほとんどの期間を日本人学生君と一緒に行動した.
1996年
30AUG NRT-ISB(PK751) 1200 2000 ラーワルピンディー泊
31AUG ワーワルピンディー観光後,夜行バスでギルギットへ。 車中泊
01SEP バスでフンザへ カーリマバード泊
02SEP ウルタル氷河を見るため登山 カーリマバード泊
03SEP ジープをチャーターして,クンジュラブ峠観光 カーリマバード泊
04SEP ジープで,ギルギット経由,シャンドゥール峠へ ファンダール泊
05SEP シャンドゥール峠を越え,チトラール チトラール泊
06SEP カフィリスタンの村を観光後,ディールへ ディール泊
07SEP ペシャワール観光後,ラーワルピンディーへ ラーワルピンディー泊
08SEP ISB-NRT(PK752) 0730 2155
NRT:成田 ISB:イスラマバード
PK:パキスタン航空
HIS で格安航空券を購入.121,000円
費用や日程の詳細は下記のブログを参照されたし
https://ari3.net/1996-pakistan/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イスラマバードからバスターミナル付近で一泊し、夜行バスでギルギットを経て、フンザに到着。
ギルギットでばったり出会った日本人大学生と部屋をシェアする。New Hunza Tourist Hotel が一泊120ルピーを2人でシェア。夕食が40ルピー。よい。
水シャワーの部屋なのだがその水が大変冷たい。それもそのはず、すぐ山の上の氷河からの水がそのままここに引かれて流れている。日中の日差しは強いので、昼間にシャワーして、速攻お庭で日向ぼっこ。
フンザ川を隔ててラカポシの勇姿が美しい。 -
標高2400mのフンザ(カーリマバード)から、ウルタル谷にそって谷を登る。 朝6時に登りはじめて、3300mのカールに到着したのが午前9時。
カールには Lady finger restaurant というテントがあり、コーラやカレーを食べることが できる。150ルピーだった。
カールからは、山々が一望でき、左の尖っているのが Lady finger 、順に右にフンザピーク、ウルタルⅠ峰(7323m)さらに写真には写っていないが、ウルタルⅢ峰が望める。ウルタルⅠの下にはウルタル氷河が流れてウルタル谷に注いでいる。 -
ジープをチャーター(2800ルピー)して中国との国境、クンジュラーブ峠を見に行く。カラコルムハイウェイをどんどん上り、国境の町スストを抜け、標高4600mの峠に到着する。峠一帯は高原になっており、高いという感じではないのだが、一歩踏み出すとここが高所であることを実感する。
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ずっと前から一度乗ってみたいと思っているバス。中国の最西の町、カシュガル からパキスタンに入るバスである。中国シルクロードを渡り、カシュガルから、クンジュラーブを越えてパキスタンに入り、ヨーロッパへというのは長期旅行者のゴールデンルートの一つ。
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パスーの村にて。フンザの伝統的な帽子をかぶった老婦人。だめもとで写真を撮らせてほしいと 言ったら、意外にも快くOKしてくれた。イスラムの国で、なかなか女性は写真を撮らせてもらえない。田舎町では外国人がめずらしく、興味津々で集まってくるのに、カメラを 向けると、さっとひいてしまう。
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パスーにある、フンザ川にかかる吊り橋。フンザ川はインダス川の支流。流れは強く、渦をまいて流れている。恐る恐る、ロープにつかまりながら渡るが、向こう岸から女の子がすたすたわたってくるので、すれ違うのを避けて戻ってくる。向こう岸は絶壁で、 絶壁に階段状の道がついている。
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シャンドゥール峠越え、チトラール経由、ペシャワール経由ラーワルピンディー行きのジープをUS$550でチャーターする。
一旦、ギルギットまで降りて、峠をめざして西に進む。 -
道沿いの人々。この道も点々と村があり、人が住んでいる。この日はファンダールという街まで進んで、汚いホテルに宿泊した。
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朝の風景。羊の放牧がなされている。
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夏の間だけ放牧のために存在する夏村らしい村をいくつか通過していく。
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ジープ道が走ると砂埃がものすごい。外国人を見ると少女たちが砂煙の中を 追いかけてくる。ジープを止めてもらい、写真を撮ったりした。本当にかわいい。
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そろそろ、峠は近いが、行く手を羊の群れに阻まれる。
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いくつもの夏村(放牧のための夏のみの村)を通過し、3720mのシャンドゥール峠に到着する。まさに天上の地を思わせる。大きな湖があり、放牧がされている。 今回、スケジュールの都合で大急ぎで回ってしまったが、本当は4、5日かけて 峠越えを楽しむべきルートである。
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チトラールの警察で外国人登録をし、カフィール谷への入域許可証をもらう。何があっても自己責任で、という書類にサインをした。
その際に見せてもらった警察の資料によると、年間のチトラールの外国人は約2000人。その内日本人は200人。シャンドゥール峠を越える この道は一体どれくらいの外国人が通るのだろう。チェックポストのノートによれば、 この日にこの道を通った外国人は我々を含め3人。冬は閉ざされてしまう。 -
チトラールの町は、絵に書いたような田舎町だ。すぐとなりはアフガニスタンだけど、のどか。
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宝石商というか、骨董屋というか、面白い店を見つけた。店の親父もなんかいい雰囲気だしている。アフガニスタンが近いので、たぶん、そっちの雰囲気。
ラピスラズリが名産ということで、いくつかお土産に購入。 -
カフィール谷
チトラール南部のアフガニスタンとの国境付近の谷にはイスラムに改宗していない人々が住んでいる。入域許可を得てこの村を訪ねた。 -
ここの人々は、少数民族で、民族衣装を着こなしている。イスラムではないので、写真撮影OK。もちろんチップを払う。
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ロワライ峠からディールまでの道は、トラブルの多い道で、反政府的な村が続き、 銃も持っているという。土の煉瓦の家に住んでいる。ここを通過する際はジープは 音楽を止め、静かに走った。
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ロワライ峠(3200m)を越えて今日はディールという町に宿泊する。
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ディールの朝。泊まったホテルは賑やかだけど、悪くなかった。夜は停電する。というか、この辺の電力事情は非常に悪いらしく、しょっちゅう停電するらしい。まあ、そうだろう。
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ディールからさらに小さな峠を一つ越え、タフティ・バーイという ガンダーラの山岳仏教寺院の遺跡を訪ねる。中には仏像も残っている。
タフティ・バヒーの仏教遺跡群とサライ・バロールの近隣都市遺跡群 史跡・遺跡
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ペシャワール。前も後ろもわからない。このご婦人方を「てるてる坊主」と呼んでいた。厳格なムスリムなのであろう彼女らは、目すら衆目にさらすことを避け、 こんな格好をしている。こんなご婦人が3、4人集まって井戸端会議をしている図は迫力そのものである。
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