もうちょっとパキスタン

2010/06/05 - 2010/06/21

カラーシュ村

エリア パキスタン

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

チトラールからジープで一時間。

異教徒の村、カラーシュへやってきました。

女性は皆独特の衣装を着ています。

宿の娘。写真撮って〜と明るく声かけてきます。

カラーシュ。とは異教徒という意味で、アフガンとの国境近くの谷で、静かな暮らしをしています。

あちこちにこんな橋が架かっています。

大雨と雪解け水の増加で、すごい激流になっています。

小さな小屋の少年。

空気も景色も最高に綺麗でした。

赤トンボ。

羊の毛刈り。

村中の人が知り合いで、平和そのものの光景でした。

カラフルな頭の飾りと、三編みが特徴の女性達。

アレキサンダー大王達の末裔と言われ、ギリシャ政府

が支援しているらしいです。

確かにパキスタン人とは少し違います。

彼女達のかぶる頭の飾り。

普通に店で買えます。

1500ルピー（1600円位）

子供達の写真。

この子達は実はカラーシュではありません。

同じ村に住んでいるのですが、イスラム教徒の子供達です。

改宗する人も結構いるみたいです。

川沿いを歩いていると、こんな橋がありました。

かなり怖いです。

この後　宿に帰ったら、なんとオーナーの10歳になる

娘がここから落ちて亡くなったという事でした。

俺が通った2時間後位に起きた事故です。

今朝　一緒に朝食を食べたばっかりで、とても驚きました。

急な出来事で村も大騒ぎでした。

通夜があって、翌朝　お墓に埋葬されました。

カラーシュの神様。「クマオとガッシュ」が墓を見守っています。

村中が悲しみに暮れて、一晩中　皆の泣き声が聞こえていました。

残念です。

俺には何も出来ません。彼女の笑顔をずっと忘れない。

そんな想いでカラーシュを後にしました。