2010/05/05 - 2010/05/07
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JRの周遊きっぷ(南紀ゾーン)を使用して、2泊3日で行ってきました。
2006年11月にも同じきっぷを使って行きましたので、2度目となります。1度目は熊野古道を歩くことをメインにしていたので、今回は周遊きっぷをとことん有効利用することを目的にしてみました。
3日目は、川湯温泉~古道歩き~白浜~周参見~神戸到着です。
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3日目、最終日の朝です。
熊野古道を歩く予定ですが、あいにくの雨です。
宿の前の吊り橋から、大塔川とこいのぼり。 -
吊り橋から、霧がかった山。
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宿の朝食です。
今回、宿の食事とは別に、事前にネットで熊野古道弁当を注文しました。
出発時までに女将さんが作ってくれます。
弁当は宿泊客以外でも注文できるようです。 -
バスで移動して、熊野古道を歩く予定でしたが、宿の方が送迎してくださることになりました。
一度、車で本宮大社に寄ってもらい、荷物をコインロッカーに預け、三軒茶屋というところまで送ってもらいました。
三軒茶屋〜本宮大社まで、約2km・所要時間30〜45分を歩きます。
写真は三軒茶屋跡前の道標。 -
熊野古道歩きのスタートです。
三軒茶屋跡、すでに熊野古道の雰囲気が出てます。 -
雨がけっこう降っていました。
カッパを着て歩いています。
ただ、木が生い茂った道を歩くので、葉が雨を防いでくれます。雨粒がそんなに気にならないんですよね。
道はやや上り坂になっていますが、若干、川のようになっていました。 -
晴れて木漏れ日が差し込むのもいいですが、霧のかかった熊野古道も幻想的で好きです。
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神秘的です。
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見上げてみました。
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ちょっと寄り道。
展望台のようです。この天気では景色が拝めそうにありませんが、一応行ってみました。 -
展望台です。やはり真っ白です。晴れていれば大鳥居が見えるそうです。
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ちょっとしたアクシデントが発生。
道に迷ってしまい、本宮大社の下に出てきてしまいました・・・
バスの時間もぎりぎりになったので、今回は本宮大社を拝むのはあきらめました。 -
本宮大社前にある、ロッカーを設置している店です。
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バスで紀伊田辺駅まで移動します。
熊野古道の中辺路(なかへち)に沿うように走るバスです。ゾーン券で乗車可能です。
運賃表を見たらわかるように、けっこうお高いです。距離があるうえに、山道を走るからでしょうか。
南紀周遊きっぷはバスに乗ることでうまみが増すのです。 -
紀伊田辺駅に着きました。
北に行けばゾーンから抜けてしまいます。
時刻は午前11時半ごろ、帰るのはもったいないので、再び、南へ行くことにしました。
【移動記録】
移動手段:龍神バス
移動範囲:本宮大社前〜紀伊田辺駅
所要時間:約2時間
運 賃:¥2,000 -
紀伊田辺駅前に牛馬童子の木像がありました。チェーンソーで掘ったものだそうです。
牛馬童子といえば、熊野古道のマスコット的な存在ですね。
2008年に、実物の頭部が何者かに切断されたというニュースを見ましたが、その後修復はされたようですね。今も現地には実物があるのでしょうか。 -
車内で、宿で買った熊野古道弁当を食べました。
ちょっと片寄ってしまいましたが。地元の食材がふんだんに使われていますね。入れ物も熊野古道の雰囲気に合っています -
おにぎりも付いています。
和歌山名物、めはりずしも入っています。 -
白浜駅に着きました。
ここからバスで観光します。
ここのバスも主な観光地へはゾーン券で行けます。アドベンチャーワールド、とれとれ市場、三段壁、千畳敷、湯崎温泉など。
今回は三段壁、湯崎温泉の2か所に行きました。
ちなみにこの時、アドベンチャーワールドのこどもパンダが話題になっていました。でも、アドベンチャーワールドにひとりで行く気にはなりませんでしたね。
【移動記録】
移動手段:JR特急くろしお5号(白浜ゆき)
移動範囲:紀伊田辺駅〜白浜駅
所要時間:約10分
運 賃:※旅の最後にまとめます -
白浜内の移動は、明光バスを利用します。
明光バスの運賃等は正確に記録できていないので、記載しません。
運賃は高めに設定されているので、通常は1日フリー乗車券¥1,000を使うのが得なようです。
湯崎温泉バス停から少し歩いて、崎の湯へ。 -
崎の湯です。料金は¥300です。
露天風呂が海にせり出しており、波のしぶきがかかるぐらい近いです。前が海ですから開放的でロケーション最高です。ただ近くに海中展望塔があり、そこからの視線が少し気になります。 -
三段壁です。絶景なり。
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三段壁洞窟です。
入館料は1,200円とちょっと高め。 -
三段壁洞窟内にやってきました。
エレベーターで三段壁の地底に下ります。 -
奇岩の説明ですが、本当にこんなふうに見えるんでしょうか。
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ちょっと無理やり感あり?
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梯子みたいなのがありますが・・・ここを登る人がいたってことでしょうか。
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湧泉洞。温泉が湧き出ているそうです。飲用可。
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辯才天(弁才天)が祭られています。
弁才天と言えば財宝の神様のイメージですが、水の神様でもあるんですね。 -
熊野水軍番所小屋が再現されています。
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波が岩で砕けます。満ち潮だったらもっとすごいみたいです。
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漣痕岩(れんこんいわ)です。波が打ち寄せることによって自然にできた、紋状に変形した岩です。
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白浜から4駅の周参見(すさみ)に行きました。
【移動記録】
移動手段:JR特急オーシャンアロー13号(新宮ゆき)
移動範囲:白浜〜周参見
所要時間:約20分
運 賃:※旅の最後にまとめます -
駅構内で、「ケンケンかつお」の紹介がされていました。ケンケン漁という方法で獲ったかつおのことで、新鮮さが違うそうです。新鮮なので、タタキではなく、刺身で食べることが多いようですね。
「ケンケン」とは、ハワイの言葉で、疑似餌を使った漁のことらしいです。 -
駅構内に水槽がありました。ちょっとした水族館ですね。
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改札、「するめーる」なるものの紹介。
周参見産のするめいかを乾燥・真空パックして、郵便物にしてしまったものです。すばらしく斬新なアイデアだ。送られた人は食べるんでしょうか。 -
神戸に帰ります。
新大阪まで特急使用です。南紀ゾーン出口の紀伊田辺を過ぎ、車内で特急券を発行してもらいました。
【移動記録】
移動手段:JR特急スーパーくろしお26号(新大阪ゆき)
移動範囲:周参見駅〜新大阪駅
所要時間:約3時間
運 賃:※旅の最後にまとめます -
1日目行程図。
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2日目行程図。
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3日目行程図。
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さて、今回の旅では、周遊きっぷをとことん有効利用することを目指しましたが、普通に行った場合とどれくらい運賃が違ったのでしょうか。
★購入きっぷ代金
周遊きっぷゾーン券 ¥5,000
周遊きっぷゆき券 ¥2,850
周遊きっぷかえり券 ¥2,850
新幹線特急券(新神戸〜新大阪) ¥830
特急券(新大阪〜紀伊田辺) ¥840
特急券(紀伊田辺〜新大阪) ¥1,680
【合計】¥14,050
★普通に行った場合
乗車券(神戸市内〜新宮) ¥5,250
特急券(新大阪〜新宮) ¥1,880
バス(串本⇔観光地3か所) ¥1,660
バス(紀伊勝浦⇔那智山) ¥1,010
バス(新宮〜湯の峰温泉) ¥1,500
バス(湯の峰温泉〜川湯温泉) ¥230
バス(熊野本宮大社〜紀伊田辺) ¥2,000
バス(白浜※1日フリー券の場合) ¥1,000
乗車券(紀伊田辺〜神戸市内) ¥5,250
特急券(紀伊田辺〜新大阪) ¥1,680
【合計】¥21,460
少なくとも、¥7,410安く行けたということになります。
実際は、途中下車をしたり、近距離でも特急に乗ったりしているので、その分を計算するともっと差が大きくなります。特急券は近距離でも最低¥630かかります。
ちなみに、最後に寄った、紀伊田辺⇔周参見の往復乗車券代は¥1,140、これもゾーン券で乗れます。
金額的にも得ですし、気にせず特急に乗れるのもメリットです。そして南紀ゾーンの特徴は、バス代が高いのでバスに乗ると充分元が取れるということです。
今回の旅では、前回行けなかったところはもちろん、行ったところでも違った楽しみ方ができました。今回は2泊3日の旅でしたが、周遊きっぷは5日間有効です。次回は長期滞在してみようかなって思いました。
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