2010/05/05 - 2010/05/07
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JRの周遊きっぷ(南紀ゾーン)を使用して、2泊3日で行ってきました。
2006年11月にも同じきっぷを使って行きましたので、2度目となります。1度目は熊野古道を歩くことをメインにしていたので、今回は周遊きっぷをとことん有効利用することを目的にしてみました。
2日目〈前半〉は、紀伊勝浦~那智です。
※写真枚数の都合上、1日目宿到着時から始まります。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
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ホテル浦島に到着したところから始めます。
午後5時20分ごろ、チェックイン。
館内案内図を渡されます。
宿泊プランは、ネット予約で見つけた、一泊朝食付プラン。値段も安い代わりに、部屋は本館山側洋室となり、部屋から海などの景色を見ることはできません。
今回はこのホテルの目玉である、館内6か所の温泉巡りを満喫したいと思います。 -
それにしても、噂には聞いてましたがこのホテル、広すぎます・・・
ロビーから部屋に行くにも、部屋から風呂に行くにも、歩く歩く。
それに、案内図がないと(いや、あっても)ぜったい迷います(一応、廊下に色分けされたラインが引いてあって、それに沿って行けば目的地にたどり着くのですが)。
それと、スリッパではなく草履?が設置されているのですが、この草履で長い距離を歩くと、鼻緒が擦れていたい・・・
まあ、個人的にはこの雰囲気大好きなんですけどね。 -
夕食前に一か所、一番有名と思われる「忘帰洞」に浸かりました。
帰るのを忘れるほどの洞窟。納得です・・・
自然にできた洞窟だというのだから驚きです。しかも温泉が湧いているなんて。
普段から長風呂ではありますが、湯から上がるのが惜しくなるぐらいでした。明日の朝も来ることに決めました(ちなみに、午前・午後で男女の入れ替えがあります)。 -
今回の宿泊プランでは夕食が付いていません。
ホテル内にも飲食店はあるのですが、送迎船を使って勝浦の町に行ってみることにしました。
ネットで調べた店がここです(ちょっと迷ってしまって人に聞いてたどり着いたのですが)。 -
注文したのがこの「まぐろ定食」¥1,500
ビールは追加です。
刺身、カツ、フレーク、ステーキ、とまぐろ尽くしでお手頃価格。新鮮なまぐろをたっぷり味わうことができました。 -
カウンターに座ったのですが、目の前ではご主人のまぐろ解体ショー?が行われてます。
1匹まるごと買って、お客の前で解体するので、珍しい部位も新鮮なうちに食べられるわけです。
この時、お店は大変賑わっていたのですが、ひとり客は自分のみ。周りの人たち(おそらく夫婦やグループ)が次々と聞いたことのない部位を注文するのを聞きながら、とうとう最後まで値段の付いていない稀少部位を頼む勇気はわかなかったのです・・・
誰かと来てれば自分だって、と強がっておきます。 -
夕食を終え、船でホテルに戻ります。
時刻は午後8時45分ごろ。
この便は自分1人だけを乗せて出発しました。なんだか申し訳ない・・・
ちなみに、勝浦港からの最終便は午後10時半。けっこう遅くまで出てるんですね。
船から夜のホテル浦島を撮影。 -
ホテルに戻って、再び風呂めぐり開始。
もう一つの洞窟風呂、「玄武洞」へ。
ここは岩場に打ち寄せる波の音が聞こえるのが面白い。最初はあまりにも音が大きくて、まさか波の音とは思わなかったです。洞窟で反響して大きく聞こえるんですね。「忘帰洞」とはまた違った感動でした。
そういえば、「玄武洞」は、はしっこのはしっこ、たどり着くのが一苦労でした。まあそれだけ感動も大きくなるのかもしれませんが。 -
風呂めぐりをしていると、地元の人か常連さんかが話しかけてくださり、山上館がお勧めだと教わりました。
さっそく行ってみることに。
山上館に行くには名物(?)エスカレーター「スペースウォーカー」で行くようです。このエスカレーターは宿泊部屋に近い。帰り道に寄れてラッキー、と思っていたのですが・・・
エスカレーター入口のシャッターが閉まっている・・・なんと、エスカレーターは午後9時までだったのです。
でも、風呂自体はやっている。案内図を見ながら、くねくねと迷路のように進み、山上館に続くエレベータを発見。
なんとか山上館33階の遥峰(ようほう)の湯にたどり着くことができました。
さすが高層にあるだけあって、ガラス越しに勝浦の町が一望できます。夜景素晴らしかったです。 -
次の日の朝、動いている「スペースウォーカー」に乗ることができました。
想像以上の長さでした。写真のエスカレーターが3つ続きます。ずっと歩かずに乗っていたのですが、たどり着くまで5分以上かかりました。よくこんなもの造ったな〜としか言えません。一度体験する価値はあると思います。 -
朝食はホテルで。
ごく普通のバイキングでした。
おいしかったですよ。 -
ホテルの食堂からは海が見えます。
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チェックアウトです。
実は、案内図の裏がスタンプラリーの台紙になっていて、宿泊客には3か所回ると粗品がもらえるとのことでした。私、すべて制覇させていただきました!さて何がもらえるのかな。 -
スタンプラリーの粗品は入浴剤でした。
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午前8時15分ごろ、チェックアウト。
玄関で記念撮影する人多かったですね。みなさん、満足されてるってことでしょうか。
私もまた南紀旅行の際には寄りたいと思っております。 -
帰りはこんな船でした。
亀に乗って竜宮城をあとにするなんて、まさに浦島太郎の世界ですね。 -
紀伊勝浦駅前からバス移動です。
那智エリアは、熊野交通バス 駅〜(大門坂〜那智の滝)〜那智山 をゾーン券で乗ることができます。
写真は途中のバス停留所、那智駅の駅舎です。おしゃれな駅舎ですねー。ここから外国の人がバスに乗ってきました。熊野古道も世界遺産に登録されてから外国人観光客も増えたんでしょうね。 -
バス車内から滝が見えました。
那智山までの停留所で、どこで降りるか決めかねていたのですが、那智の滝前で降りることにしました。
手前の大門坂で降りて、那智大社まで登るのが正当な熊野詣なのかもしれませんが、今回はズルを許してください。 -
那智の滝前で下車。
那智の滝が世界遺産であることを示す碑。
【移動記録】
移動手段:熊野交通バス
移動範囲:紀伊勝浦駅〜那智の滝前
所要時間:約25分
運 賃:¥600(ゾーン券) -
滝の入口まで来ました。
ここから先、御滝拝所へは拝所料¥300が掛かりますが、ここまで来てケチる理由はありません。 -
300円を払い、御滝拝所へ向かいます。
登り始めるとすぐに延命長寿の霊水が。
一口頂きました。1年くらいは寿命伸びたかな。 -
滝(下から)
いよいよ滝が近づいてきました。
さらに階段を上ります。 -
滝(全景)
滝に最も近寄れる場所までやってきました。
滝のほぼ全景を見ることができます。
空気、音、水しぶき、独特な雰囲気に飲み込まれます。 -
滝(上部)
滝の上部をアップで。
水量はどうなんでしょう。あまり多くないように見えます。3つの筋ができています。 -
滝(中間部ズーム)
ズームするとなめらかな水の動きがよくわかります。勢いの違う水の流れが合わさって、岩にあたり、複雑な動きを作っているんですね。
見るたびごとに流れ落ちる水が表情を変えます。糸のように見えたり、霧のように見えたり、衣のように見えたり・・・ずっと見ていても飽きないですね。なかなか滝のそばを離れることができませんでした。 -
滝の前から、バス停のほうに戻ります。
戻るときはこんな階段が待っています。 -
バス停を越えて、那智大社を目指します。
熊野古道らしい道になってきました。細く険しく両側に樹がそびえ立つのぼり道です。 -
霧がかかった山、幻想的です。
登り道はきついですが、緑の中を歩くのはほんとに気持ちいいです。このような景色に逢えると、熊野古道が自分を歓迎してくれてるような気がします。 -
熊野詣でとは・・・
なるほど。 -
青岸渡寺に来ました。那智大社はすぐ隣りです。
この青岸渡寺から滝のほうを見ると・・・ -
三重塔と滝が並ぶ、有名な構図を写真におさめることができます。
ここは、記念撮影業者の営業場所になっていて、シャッターを押す時の掛け声が「はい、ちーず」ではなく、「はい、な〜ち」なんです。この「な〜ち」が独特のアクセントで耳についてしまいます。 -
三重塔の近くまで行ってみました。
塔が大きく、滝が小さく見えます。
この塔も有料で登ることができますが、今回は外から見るにとどめました。 -
熊野那智大社です。
みなさん、大門坂からここまで登ってきたんでしょうか。それとも、駐車場ですぐ下まで来たのか。きっちり登ってきたほうがありがたみが感じられそうですね。 -
那智大社展望所より
山と町を眺めることができる。 -
帰りは大門坂のバス停まで歩きます。
階段を下っていると、気になるお店が。手作りチーズケーキだって。ちょっと休憩していこうかな。 -
「清涼亭」というお休み処。
チーズケーキとコーヒーのセットをいただく¥600。
手作りのケーキ、名水で入れたコーヒー、どちらもおいしく頂きました。 -
店内からは滝を見ることができます。
-
有名な「大門坂」を下ります。
道の両側の杉並木が雰囲気を出しています。
熊野古道の中では、比較的ゆるいコースらしいですが、やっぱり上りは大変そうです。景色を見て癒されながらのんびり上るんでしょうね。次回はチャレンジしたいと思います。 -
貸し衣装を着て歩いてる方がいました。
風景によく合ってます。 -
樹齢800年の楠です。
至る所に惹きつけられるものがあって、ついつい立ち止まってしまいます。 -
夫婦杉です。樹齢800年の杉が両側に立っています。
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生物学者・南方熊楠さんが研究のために数年間過ごした旅館跡です。
粘菌の研究で知られているようですが、自然保護の運動もしていて、熊野古道の保存にも尽力した方なんですね。 -
大門坂の入口です。
本来ならここから那智大社まで上ります。 -
大門坂入口付近に広がる田んぼ風景。
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大門坂駐車場バス停です。
紀伊勝浦駅からここまでバスできて、大門坂を歩く人が多いようです。
紀伊勝浦駅に戻ります。ちょうどバスが来る頃に到着しました。 -
紀伊勝浦駅に戻ってきました。
【移動記録】
移動手段:熊野交通バス
移動範囲:大門坂駐車場〜紀伊勝浦駅
所要時間:約20分
運 賃:¥410(ゾーン券) -
駅前の様子です。
-
今話題のパワースポット。
駅構内で紹介されています。 -
駅前に足湯コーナーがあります。
列車まで時間があったので浸かっていくことにしました。歩いて疲れた足を癒すことができました。 -
今回の旅、初めての普通列車で太地に向かいます。
ゾーン券は特急自由席に乗り放題なので、近距離でも気にせずに特急に乗れるのは一つのメリットですね。太地に停まる特急もあるので時間が合えば乗ったんですが。ちなみに、紀伊勝浦から太地は2駅なので、特急も普通もほとんど時間の差がないんですけどね。
※写真枚数が多いため、ここで旅行記を分割します。
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