雲南四川08★のんびり夕暮れ散歩「騰衝」県中心＆古鎮「和順郷」

2010/05/03 - 2010/05/04

初めて雲南省と四川省に行ってきました。今回の旅は雲南省がメインです！

4日目の早朝後ろ髪惹かれる思いでミャンマー国境の町を離れ、バスに乗り込み向かった場所は「騰衝（雲南省保山市騰衝県）」。昼間は熱海温泉を散歩し、夕方になって騰衝の県の中心と古鎮「和順郷」をのんびり散歩しました。

【和順郷について】
華僑の出国の歴史が長く、僑属も多岐に渡ることから、雲南省の華僑の郷と呼ばれている。

19世紀末から20世紀初、ミッチーナ、ラシオ、マンダレーの鉄道が相次いで修復開通し、騰衝からミャンマーへの交通が大幅に改善されたことから、雲南からタバコ、酒、シルク、茶などがミャンマーへ、ミャンマーの綿花、宝石などが雲南へ運ばれてくるようになった。それをうけて騰衝の織物業が大繁盛、和郷の経済発展もピークに達した。しかしながら、その後経済は下火に。特に抗日戦争期間、輸送に使われていた道路が封鎖されると、商業も衰えてしまった。　


【旅の日程】
おおまかなルート（⇒飛行機で移動、→バス移動）
上海⇒昆明⇒芒市→瑞麗→騰衝→大理→香格里拉→麗江⇒成都⇒上海

1日目：MU5816便で上海虹橋2100→昆明0000。（昆明泊）
2日目：MU5973便で昆明1040→芒市1135。芒市内散歩。（芒市泊）
3日目：バスで芒市→ミャンマー国境めぐり「畹町」、「一寨両国」、「姐告」。（瑞麗泊）
4日目：バスで瑞麗→古鎮「騰衝」。（騰衝泊）
5日目：バスで騰衝→大理。（大理泊）
6日目：車をチャーターしてペー族の村めぐり。（大理泊）
7日目：バスで大理→麗江→香格里拉。（香格里拉泊）
8日目：（香格里拉泊）
9日目：バスで香格里拉→麗江。MU5855で麗江1640→成都1800。（成都泊）
10日目：世界遺産の青城山、都江堰へ。MU5406で成都2135→上海浦東2355。

【雲南四川旅行記4/30〜5/9　前半】
01　中国じゃないみたい？東南アジア風情ただよう「芒市」へ！
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10463702/
02　実は悲しい歴史が…激戦地「芒市」散歩
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10464087/
03　ﾐｬﾝﾏｰ国境探訪★国境にかかる橋「畹町橋」
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10465643/
04　ﾐｬﾝﾏｰ国境探訪★一歩先はﾐｬﾝﾏｰ！ブランコで国境越え？「一寨両国」
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10466148/
05　ﾐｬﾝﾏｰ国境探訪★立派な国境ゲートと320国道線の終点「姐告」
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10466477/
06　ミンガラパ！大好きになっちゃった瑞麗ミャンマー人街
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10466837/
07　中国の熱海温泉で温泉タマゴ？！
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10468002/
08　のんびり夕暮れ散歩「騰衝」県中心＆古鎮「和順郷」
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10468328/
09　古鎮「和順郷」の朝市へ行こう♪
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10468622/
10　晴天白日旗と共に眠る国民政府兵士〜騰衝「国殤墓園」
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10468825/
11　大理古城に到着！賑やかな三月街の屋台をブラブラ
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10470124/
12　ペー族の村「喜洲」で三道茶ショー
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10470447/

エリア 中国

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 航空会社: 中国東方航空

騰衝県の中心

果物を売っているのが目に入ったので、その小道を歩いて散歩することにしました。

なかなかいい感じ。

突然古い町並みになりました。

この家がなんかよかった…

皆さんおうちに帰るところでしょうか。私もそろそろ和順郷に戻ろうかな〜

道の反対側から見たとき、お寺の門のように見えた、立派な校門。

日が暮れ始めました。ミニバスに乗って、和順郷に戻ります。（2元）

和順郷へ戻る途中、ミニバスから撮影した夕焼け。

和順郷に到着♪

蓮池に映った夕焼けが綺麗でした。

橋を渡って古鎮に入ります。

古鎮内にある、和順図書館の壁。

古鎮の周囲には畑が。夕暮れになってあちらこちらから煙が立ち始めました。

古鎮内の散歩スタート★

灯りがともりだした古鎮内では、果物を買いに来たおばあさんや夕食の支度をする女性の姿など、地元の人々の日常生活の断片が見られました。

地元の人たちが夕涼み（？）していました。

このあたりは朝になると朝市が立って、とてもにぎやかです。

ここらへんも、朝来ると野菜や肉を売っていて、にぎやか。

お店の灯りに温かみを感じました。中ではお店の人と近所の人（？）がおしゃべりしていました。

農作業を終えて、家路に着く人。

結構暗くなってきたので、そろそろ夕ご飯にしようかな？

この食堂で夕ご飯を食べることにしました。

この写真は食べ終わってから撮影したので、周囲がかなり暗いです。

店内です。何を頼んだらいいのかわからなかったので、和郷の名物は何か聞いて、「餌絲」という麺を頼みました。

お店のおばさんとしばし歓談。「どこから来たの？」と聞かれ、「とりあえず上海から」、と答えておきました。なんとなく日本人といわない方がよいのかな、と思ったので。（翌日、和郷では抗日戦争で日本軍に殺害された村民が沢山いたことを知りました）

調味料もたっくさん置かれてます…笑

私は辛いのが好きなので、唐辛子を載せました。

これが、「餌絲」です。3元なり。

なんてことはない湯麺に見えますが、これ、かなりいいお味してました。「すごいいい味してるね！」とおばさんに言ったら、「長時間煮込んだトンコツスープなの」、と言ってました。

この写真を撮るとき、店内が暗くてうまく撮影できなかったのですが、なんと店内にいたお客さんが、「僕の携帯で照らしてあげる」と携帯の灯りで麺を照らしてくれて、写真を写しやすくしてくれました。いい人たちだ〜★

食堂の隣の隣にあったお店。ここでアイスを買いました。店内の椅子に座って、お店のお姉さんとおしゃべり。お姉さんは最近ヨガを習い始めたらしいです…

アイスを食べ終え、お店の人に挨拶して、部屋に戻りました。

これがこのとき宿泊した老謝青年旅舎。ユースホステルです。

部屋の中はこんな感じ。

YH会員割引で、シングル1泊88元。

ちなみに、昼間の老謝青年旅舎はこんな感じです。これはチェックインのときに撮影した写真。風情がある建物です。

こちらは老謝国際旅舎の門です。なかなか素敵です。

次の旅行記に続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• Rainy☆Wongさん 2010/06/09 11:10:33

  こんにちわ！

  お久しぶりです！taka1です。
  
  いやぁ〜、やっぱり熱帯魚さんの旅行記は素敵過ぎます！！この町並！この雰囲気、匂いっ！
  いいですね〜。ジャッキー・チェンの古い映画に出てきそうな町（笑）映画のセットみたいですよね！
  
  中国ってほんとうにフトコロが深い…。上海もあれば、こういう古い町もまだ普通にあって、東南アジアのような地域も、ロシアっぽい地域もあって…驚いてしまいます。
  
  素敵な旅行記でした。ありがとうございました。
  熱帯魚さんの他の旅行記もじっくり読ませて頂きます。
  
  taka1

  熱帯魚さん からの返信 2010/06/09 13:22:31

  RE: こんにちわ！

  Taka1さん、
  
  お久しぶりです！！！お元気ですか？
  コメント有難うございます。
  
  ジャッキーの映画に出てきそうな町…笑
  確かに、「酔拳」とかに出てくる村っぽいかも。
  
  中国広いですね〜
  まだまだ知らないことが沢山です。
  というか一生かかっても行きたいところ全部は
  回れないだろうなあ。
  そうそうロシアっぽい地域、まだ行ったことがないので
  今年こそはぜひ行きたいと思ってます。
  
  またカラフルな写真旅行記の更新を楽しみにしています。