2010晩春、鶴舞公園(1/9)：薔薇(1)：給水塔、奏楽堂、バラ園

2010/05/30 - 2010/05/30

2010年、鶴舞公園の薔薇の紹介です。

エリア 鶴舞・堀田(愛知)

最初に鶴舞公園の名物から紹介します。鶴舞公園噴水塔です。1910年(明治43年)に鈴木禎次詩の設計で建設され、1977年(昭和52年)に復元工事が行われました。名古屋市指定有形文化財の石像の名建築です。

給水塔は、第10回関西府県連合共進会を記念して、奏楽堂とともに建設されました。ドリス式の柱の周りに岩組の池を配してあります。ドリス式は、パルテノン神殿等に代表される、古代ギリシャの建築様式です。

給水塔の建物のアップです。頂部に横に伸びた8本の溝から水が自然落下しています。

鶴舞公園の中で、場所は少し離れていますが、もう一つの名建築である奏楽堂も纏めて紹介します。こちらも鈴木禎次の作品です。

奏楽堂のアップです。1934年(昭和9年)の室戸台風により、倒壊詩、伊勢湾台風でも被害を受けました。現在の奏楽堂は、1997年(平成9年)に創設当時の設計図に基づき復元されたものです。

奏楽堂のドーム部分のアップです。2本の列柱8組が支える銅板葺のドームです。鈴木禎次氏(1870年-1941年)は、静岡県静岡市出身の建築家で、夏目漱石の義弟としても知られます。

深紅のバラが咲いたコーナーです。丁度、見頃でした。

ピンクと赤の花が揃った一角です。一塊りで咲く、中型の花です。

ピンクと赤の花が揃った一角の花のアップです。見頃です。

数え切れないほど、色とりどりの花が乱れ咲いた薔薇園の一角です。

同じく色とりどりの薔薇が乱れ咲いた光景です。奥には、蔓バラも見えます。

螺旋状に仕立てられた、ピンク色の花の蔓バラです。横に伸びた白いチェーンまで、もう一息です。

赤い花の蔓バラです。白いポールに沿って、上に向かって伸びていました。横に廻らした円筒形の添え木が支えになっているようです。

同じ、赤い蔓バラの花のアップです。今が満開です。

同じく、白いポールに沿って仕立てられていた白薔薇です。名札は見当たりませんでした。

同じく、白いポールに沿って仕立てられていた赤薔薇です。既に散ったのでしょうか、花は疎らで、余り見栄えのしない株です。

ソテツの濃い緑をバックに赤いバラの咲く光景です。赤い薔薇は、『コンチェルティーノ』あたりでしょうか。

薔薇園からの西側方面の光景です。165mの通信鉄塔が、方角の目印です。

高い鉄塔をバックに、ピンクの薔薇の花が咲く光景です。通信鉄塔の高さは、165mとされます。

ピンクの薔薇のアップです。蕾もたくさんあり、これからが満開です。遅咲種でしょうか。

ピンクの薔薇の花のアップです。微妙なグラディーションです。

蔓バラの仕立て用のポールが目立つ、バラ園の一角です。背景の木立が、薔薇の引き立て役です。

同じく蔓バラの仕立て用のポールが目立つ、バラ園の一角です。薔薇のアーチも見たいものですが、時間がかかりそうです。

蔓バラの仕立て用のポールが目立つ、バラ園の光景が続きます。5月も尾張近く、静かな昼前の時間でした。

薔薇園から眺めた北側方面の眺めです。右手に名古屋市公会堂が見えています。

大樹に育ったヒマラヤシーダーの樹の下から眺めた、薔薇園の光景です。

白いポールの頂上に達し、横に伸びた白い蔓バラです。花の方は既に盛りを過ぎていました。

最近植えかえられた薔薇です。まだ苗木のようですから、花は咲いていませんでした。名札等の整備をやって戴きたいところです。

真赤な薔薇が艶を競っていた一角です。加藤登紀子さんの百万本の薔薇の歌の世界です。

鶴舞公園の薔薇園の光景です。この一角は、満開の薔薇の花で溢れていました。