瑞鳳殿

2006/02 - 2006/02

　松島の瑞巌寺には仙台藩祖伊達政宗公御霊屋（寶華殿）があるが、ここ瑞鳳殿も仙台藩祖伊達政宗公霊屋となっている。瑞巌寺にある寶華殿は3代藩主綱宗によって造営されたもので縁起が新しい。瑞鳳殿は寛永13年（1636年）に70歳で生涯を閉じた仙台藩祖伊達政宗公の遺命により、その翌年ここ経ケ峯に造営された霊屋（おたまや）である。桃山様式の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築であったが、昭和20年（1945年）の仙台空襲で焼失し、昭和54年（1979年）に再建された。
　建物は鉄筋コンクリート製であるがそれを感じさせない。
（表紙写真は瑞鳳殿）

エリア 仙台(宮城)

瑞鳳殿涅槃門。

瑞鳳殿涅槃門。

瑞鳳殿唐門。

瑞鳳殿。

瑞鳳殿。

瑞鳳殿。

瑞鳳殿。

石段の上には感仙殿・善応殿の涅槃門。

感仙殿。2代藩主伊達忠宗公（1599〜1658）の霊屋であり、昭和60年に鉄筋コンクリート製で再建された。

感仙殿。

感仙殿。

善応殿。3代藩主伊達綱宗公（1640年〜1711年）の霊屋で、昭和60年感仙殿とともに鉄筋コンクリート製で再建された。