1995/05/31 - 1995/06/03
980位(同エリア1804件中)
北風さん
カッパドギア北東部は踏破した。
散々キノコ岩も見た。(と言うより、キノコ岩しかなかったが・・)
残るはカッパドギア南西部。
この地区はキノコ岩以外にも観るべき所があるらしい。
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- 交通手段
- 観光バス
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<UCHISAR(ウチヒサール)>
ギョレメ郊外からでも見える、小高い丘にそびえる城跡。
あのウチヒサール城へ行こうと思うのだが・・・ -
近くで見ると、なんとも不気味な光景が空に浮かんでいた。
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頂上にそびえるウチヒサール城は、自然の岩山をくり貫いて作られていた。
ここが他の国ならば、そんな風に作られた城というだけで非常に興味が湧くのだが、同じ様な岩山をくり貫いた安宿から朝出てきた者にとっては・・・ -
またしても、行く手には足場の悪い岩山が!
またしても、その岩山の間を縫うように登山道が!
本当にカッパドギア観光は体力勝負だ。 -
岩山の中腹でちょっと休憩。
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眼下には、カッパドギアの街並みが広がる。
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しかし、すごい風景だ!
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ウチヒサ−ル城は、巨大な石灰岩の中をくり貫いて無数の部屋が作られていた。
まるで巨大な蟻塚だ! -
ウチヒサ−ル城の内部は、ひんやりと静寂に包まれていた。
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こうもりの糞の匂いが辺りに充満しているのは玉に傷だが意外と落ち着ける空間かもしれない。
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<トカル・キリセ岩窟教会にて>
ガイドが岩山を指差しながら叫んだ。
「あの山には、岩をくり貫いて作られた『トカルキリセ教会』があります」
・・・ん?トルコってイスラム教ではなかったっけ? -
インドのアジャンター遺跡程ではないが、かなり手の込んだ石窟教会だ。
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ひんやりと冷たい教会の中には、ビザンティン美術の壁画が描かれていた。
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未だに深い色調を残す聖母マリアが天井に浮かんでいた。
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壁画に使われている青い顔料は、未だにその美しさを保っていると言う。
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<NEVSEHIR(ネベシェヒール)>
ネベシェヒールから南へ20km程の所にある「カイマクル村」の地下には、15000人が暮らせたと言われる巨大地下都市があった。
キリスト教徒がアラブ人からの迫害から逃れる為に作り上げた都市らしい。 -
元来、閉所恐怖症の気がある俺にとって、地下8階まで掘られたトンネルに足を踏み入れる事はかなりの冒険だった。
入り口は狭く、地下へと降りていく階段の傾斜はきつい。
いつイスラム教徒に見つかるかと怯えながら、こんな環境で15000人の人間が暮らしたのは驚嘆に値する。
俺は今、この瞬間でも逃げ出したいくらいなのだが。 -
部屋の出入り口に置かれた、丸い石のゲート。
これは敵の進入に際し、ゴロゴロ転がして防御壁にしたらしい。
一度に大勢が通れない様な通路といい、丸石の防御壁といい、まるで忍者屋敷だ。
あれほど感心したベトナムのべトコン地下基地が子供だましに見えてきた。 -
もうどれぐらい、地下に降りたんだろう?
手近の部屋で少し休憩する。
薄暗い明かりの中、意外と住みやすそうな空間に気が付いた。 -
よく見ると、寝室や子供部屋みたいな形に壁がくり貫かれている。
トイレはどこだろう? -
もう10分ぐらい、帰り道を探している。
迷路のような作りではなく、敵が来た時の迷路として作ったものだから迷わせ方も本格的だ。
心の中で「ここで暮らすしかないかも?」と不安が湧き上がってきた。
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